415系800番台 (JR西日本)【鈍-1グランプリ・エントリーNo.66】 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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新幹線を除く在来線の『鈍行』車両を紹介する鈍-1グランプリのノミネート車両、
エントリーNo.66は、JR西日本の交直流近郊形電車・415系800番台です。

元々JR西日本には415系が国鉄から引き継がれませんでしたが、
1991年の七尾線・津幡~和倉温泉の電化に際して、
直流用の113系に、485系を183系化する際に発生した交流機器を搭載して415系800番台交直流電車としました。
3両編成11本の33両が投入されました。

415系800番台はカラフルな塗色で七尾線に投入され、
普通列車のみならず一時期は急行『能登路』にも使用されていました。

塗色ですが、現在は全編成の単色化が完了し、赤一色に変化しました。


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車内は3扉セミクロスシートです。
扉間はクロスシートのシートピッチが拡大されて、やや豪華な座席になりました。扉脇のロングシートは撤去されました。
一方、車端部はトイレの反対側を除いてロングシート化されました。


JR西日本の415系800番台に対する私の勝手な評価(平均値)は
評価項目点数
外観・デザイン20点
車両性能14点
車内・居住性15点
乗りたい度13点
合計 62点
(※)各項目25点満点ずつの計100点満点。


ということで、62点止まりでしたw クロスシートは快適なのですが、窓割と合わない区画が発生してしまったのが…。


現在、415系800番台は七尾線と北陸本線の金沢~津幡で運用されています。
413系などと併結運転されるケースもあります。

種車が113系の初期車で、大掛かりな体質改善工事が実施されているでもなく、2014年まで活躍しているのは半ば奇跡的です。
老朽化が著しいので近い将来に置き換えが予想されますが、
もしそうなるとしたら、413系は数が少ないですし、521系しか選択肢はないでしょうね…。

いずれにしても、乗車・撮影はお早目に!

(参考:Wikipedia)