東羽衣駅にて。103系電車です。
今回は、阪和線の鳳駅から分岐して、海側にある東羽衣駅までを結ぶ僅か1区間だけの阪和線支線、
通称:羽衣線(羽衣支線、東羽衣支線、東羽衣線)を紹介します。
通称:羽衣線(羽衣支線、東羽衣支線、東羽衣線)を紹介します。
羽衣線は、東羽衣駅付近に広がっていた大阪湾の浜寺海岸への行楽輸送を目的に前身の阪和電気鉄道によって1929年に開業しました。
しかし、戦後になると浜寺海岸が埋め立てられ工業地帯となり、羽衣線は通勤・通学路線となって現在に至っています。
しかし、戦後になると浜寺海岸が埋め立てられ工業地帯となり、羽衣線は通勤・通学路線となって現在に至っています。
(Yahoo!地図を使用)
路線名 | 区間 | 営業キロ | 備考 |
JR西日本:阪和線支線【羽衣線】 | 鳳~東羽衣 | 1.7km | 全線単線・直流1,500V電化 |
踏破達成時 | 1999年9月 |
撮影時 | 2009年7月 |
鳳駅にて。羽衣線のホームはカーブした状態で設置されていて、駅の時点で阪和線(本線)から分岐しています。
また、羽衣線ホームは島式ホームでしたが、現在は単式ホームになっています。
また、羽衣線ホームは島式ホームでしたが、現在は単式ホームになっています。
鳳駅にて東羽衣方を望む。羽衣線は住宅街の中を走り、全線単線です。
鳳を発車すると右へカーブしながら高架区間になり、住宅街の中を西北西へ進みます。
その後は国道26号をオーバーパスします。
そして田園の残る住宅地を見ながら走ります…が、この水田は後に住宅地などとして開発されました。
しばらく進むと大阪府・堺市西区から高石市へと変わり、緩やかに右へカーブすると市街地へ入って、ほどなくして終点の東羽衣に到着します。
東羽衣駅は相対式ホーム2面1線の高架駅で、2つのホームは終端部で接続されていないです。
写真左側(南側)のホームは降車専用、写真右側(北側)のホームは乗車専用です。
写真左側(南側)のホームは降車専用、写真右側(北側)のホームは乗車専用です。
東羽衣駅にて。市街地にあります。
私が撮影した地点の真後ろには南海本線が通っていて、写真右側(南側)には羽衣駅があります。
私が撮影した地点の真後ろには南海本線が通っていて、写真右側(南側)には羽衣駅があります。
羽衣線は1区間だけで、かつ阪和線(本線)とは系統分断されています。したがって鳳~東羽衣の普通列車のみの運転です。
概ね毎時4本の運転ですが、早朝と夜間は多少運転間隔が広がります。
使用車両はスカイブルーの103系3連です。国鉄末期~JR初期には荷物電車を改造した123系も使用されていました。
鳳~東羽衣の所要時間は3分です。全区間にわたりノロノロ気味の運転となっています。
(参考:Wikipedia)