第574回('08) 那須ロープウェイに乗車 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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前回の続き…

2008年8月9日~12日、この年のお盆休みは3泊4日の日程で北陸・信州・北関東方面を乗り鉄しました。
JR在来線の乗車には『青春18きっぷ』を中心に使用しました。

今回は最終4日目、8月12日前半の行程です。
宇都宮から東北本線で黒磯へ。さらにバスに乗り継いだ上で、那須ロープウェイに乗車しました。
今回の日程 2008年8月12日(火) 【前半】 

宇都宮611(宇都宮線・1725M)700黒磯/720黒磯駅(東野交通バス)815那須ロープウェイ/那須岳山麓836(東野交通・那須ロープウェイ)840那須岳山頂854(那須ロープウェイ)858那須岳山麓/那須ロープウェイ920(東野交通バス)1026黒磯駅/黒磯1054(宇都宮線・1544M)1133宝積寺

【後半へ続く】
この日は5時前に起床し、朝食を食べてからホテルをチェックアウトして、宇都宮駅へ向かいました。この日は『青春18きっぷ』を有人改札で提示して、5回目のスタンプが押されました。そしてホームへと下り、宇都宮線(東北本線)下り・小山発黒磯行きの普通列車1725Mに乗りました。E231系10連でした。烏山線の車両や施設を見たいので、進行方向右側のボックス席に座ろうとしましたが、直前に車内を歩いていた中年男性に取られてしまい、私は進行方向左側の席に座らざるを得ませんでした…。

列車は6時11分に宇都宮を発車しました。仕方ないので、私は左側車窓を眺めていました。薄雲がかかっていたので日光の男体山などは見えませんでした…。また、西那須野の手前からは東北新幹線の高架橋が視界を遮り、全くつまらなくなってしまいました…。しかも、右側席に座っている乗客は皆が宇都宮以遠から乗り通していて、下車する気配はありませんでした…。結局、不完全燃焼の状態のまま列車は7時ジャストに終点・黒磯に到着しました。多くの乗客は東北本線の郡山方面行き列車に乗り継いでいましたが、私は改札を出ました。



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私は駅前で少し待っていると、那須ロープウェイ行きの東野(とうや)バスが入ってきました。バスは観光バスタイプで、私は先頭に並んでいたので一番前の座席に座りました。



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東野バスは5~6人の乗客を乗せて、7時20分に黒磯駅を発車しました。バスは黒磯市街を北へ走り、谷の深い那珂川を渡ってすぐの那須分岐点を左へ曲がり、那須街道を北西へ進みました。主にローカル風景でしたが、道中は防風林?防雪林?に囲まれていて風景はイマイチでした。また、常に緩い上り坂が続いていました。そして、途中にあるバス停の標識は四角のタイプが多く、まるで駅名標のようでした。
東北自動車道と交差してからしばらく進むと那須湯本温泉街へと差し掛かりました。温泉街からバスに乗車する人もいました。那須湯本温泉街を過ぎるとバスは山間部へと入り、クネクネとした山道を走ります。やがて左側にロープウェイが見えてくると、鉄道の踏切のようなゲートを通ってバス専用と思われる駐車場へと入り、55分の乗車で8時15分に終点の那須ロープウェイバス停に着きました。バス停の目の前に那須ロープウェイの山麓駅(標高1,390m)が目の前にありました。尚、那須ロープウェイも東野交通による運営です。

山麓駅では自動券売機で往復チケットを購入してから改札口前に先頭で並び、発車3分前に改札が始まると、私はロープウェイの山麓側ポジションを押さえました。まだ時間が早かったせいか、111人乗りのロープウェイには20人ほどしか乗っていませんでした。
ロープウェイは山麓駅を発車し、那須高原一帯を見下ろしながら茶臼岳を登っていきます。途中からは木々がなくなり、草だけになりました。いかにも火山といった感じがしました。そして僅か4分で山頂駅に到着しました。標高1,684mで、涼しかったです。



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山頂駅に到着後、他の客は登山道を茶臼岳山頂の方へ軽装で登っていきましたが、私はすぐに引き返すので、山頂駅周辺を軽く散策しました。駅周辺には蜂または虻がいて、少し怖かったですw



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そして私は14分の滞在で山頂駅を後にして、下りの便で下山しました。乗客は4~5人だけでしたが、中間地点ですれ違った上りの便には40~50人ほど乗っていたと記憶しています。

下山後は駅や山頂方を撮影しつつ時間をつぶし、9時20分発の黒磯駅行き東野バスに乗車しました。



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乗客は私だけでしたが、途中のバス停で少しずつ乗客が増えて10人ほどになりました。また、那須一帯は日光国立公園に指定されており、景観保護の目的から商業施設などの看板の色も規制されています。往路では気が付かなかったのですが、例えばコンビニのセブンイレブンの看板は白色と茶色しか使われておらず、建物上部もやや控えめな色づかいでした。また、一部のバス停には駅名標?鳥居?タイプのポールが多いことに気がつきました。



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バスは来た道を今度は一方的な下り坂で進み、10時26分に終点の黒磯駅に着きました。

今度は黒磯駅10時54分発の上り電車に乗り宝積寺まで行くのですが、まだ時間があるので、駅のそば屋で早目の昼食(月見そば&おにぎり)を済ませました。そして宇都宮線上り普通列車・1544Mに乗車しました。車両は211系3000番台5連で、オールロングシートでしたが、東北本線・郡山方から来る列車と接続していないので車内はガラガラでした。なので、私はロングシートに腰掛けて、往路で見られなかった東側車窓を見ながら移動することにしました。幸い、道中もさほど乗車率が上がらず、11時33分着の宝積寺まで着席したまま車窓風景を眺めることができました。



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宝積寺で下車した後は、烏山線に乗り継いでまだまだ乗り鉄を続けました。

(つづく)


今回の新規踏破路線

路線名区間距離備考
那須ロープウェイ 那須山麓駅~那須山頂駅 812m 踏破達成!
(参考:Wikipedia)