E231系近郊タイプ (JR東日本)【鈍-1グランプリ・エントリーNo.27】 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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新幹線を除く在来線の『鈍行』車両を紹介する鈍-1グランプリのノミネート車両、
エントリーNo.27は、JR東日本の電車・E231系(近郊タイプ)です。

E231系は、1990年代後半になっても大量に残存していた国鉄形車両を淘汰する目的で、2000年より製造されました。
通勤形・近郊形の垣根を取り払い、4扉車の「一般形電車」として開発されました。
しかし、通勤タイプと近郊タイプでは足回り、車内に違いも見られます。

近郊タイプは、基本10両編成と付属5両編成が製造され、基本編成には2階建てグリーン車が2両連結されています。
普通車は通勤タイプと同じく4扉ロングシートが主体ですが、
基本編成の上野・神戸方1、2号車と付属編成の盛岡・東京方14、15号車は4扉ながらセミクロスシート配置になっています。
また、東海道線用(国府津車)の基本編成は東京方の9、10号車もセミクロスシートです。


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セミクロスシート車両の車内です。
E217系と同じ構成のセミクロスシート配置になっています。
尚、各扉上の案内装置は液晶ではなくLEDになっています。


JR東日本のE231系電車(近郊タイプ)に対する私の勝手な評価(平均値)は
評価項目点数
外観・デザイン21点
車両性能21点
車内・居住性16点
乗りたい度16点
合計 74点
(※)各項目25点満点ずつの計100点満点。


ということで、74点でした。セミクロスシート車両が連結されているので通勤タイプより評価が上がりました。


E231系近郊タイプは東海道本線、伊東線、宇都宮線、高崎線、両毛線をはじめ、湘南新宿ラインでも活躍しています。

短期間で相当数が製造され、東京口・上野口に多数残存していた113系、115系を一気に淘汰して、211系も一部を撤退させました。
まぁ、東海道線に113系が大量に残っていたのは乗り入れ先のJR東海との絡みもあったかもしれませんが…。

製造されてさほど年月が経過していないので、まだまだ安泰でしょう。
次の変化点は東京上野ラインの開業時でしょうね。小山車の9、10号車の座席配置に変化があるのかどうか注目です。

(参考:Wikipedia)