第542回('08) 嵐電(京福電鉄)などを乗り鉄して帰宅 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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前回の続き…
2008年3月22日、この日も『スルッとKANSAI 3dayチケット』を使用して、日帰りの日程で京都方面の私鉄路線を乗り鉄しました。

今回は後半の模様です。
嵐電(京福電気鉄道)の路線を乗り鉄しました。途中、金閣寺を拝観しました。
最後は嵐山から阪急と阪神・山陽などを乗り継いで帰宅しました。
今回の日程 2008年3月22日(土) 【後半】

四条大宮1100(京福嵐山本線)1122嵐山1133(嵐山本線)1139帷子ノ辻1141(北野線)1152北野白梅町1220(徒歩)1240金閣寺1300(徒歩)1320北野白梅町1326(京福北野線→嵐山本線)1346嵐山1350(徒歩)1410嵐山1414(阪急嵐山線)1422桂1429(京都本線・準急)1511南方/西中島南方1514(大阪市営地下鉄御堂筋線)1518梅田1530(阪神→神戸高速→山陽・直通特急【赤】)1639東二見1641(山陽電鉄)1647別府

【帰宅】
四条大宮からは、前年から『嵐電』の愛称で大々的に案内されるようになった京福電気鉄道嵐山本線を乗り鉄します。乗車した列車はモボ611形の613号と615号を併結した2両編成でした。私は後方の613号に乗車しましたが、前寄りの615号の方が乗車率が高かったです。



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電車は11時ジャストに四条大宮を発車し、まずは速度を出せそうな専用軌道区間を走ります。JR山陰本線と交差してしばらく走ると西院に着きましたが、こちらの西院駅は「さい」と読みます。阪急ばかり利用していると、嵐電の駅も「さいいん」と読んでしまいそうです…。西院を過ぎると車庫を見ながら走り、さらに進むと西大路三条から併用軌道区間となり、路上を走るようになりました。



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山ノ内を過ぎると一旦専用軌道区間になりますが、再び併用軌道区間になると、先程、地下鉄駅の外から見た建設中の嵐電天神川駅を通過しました。

その後は蚕ノ社から専用軌道区間へと入りましたが、太秦広隆寺を発車後は一時的に併用軌道区間になりました。この時、広隆寺の楼門前を通過しました。そして専用軌道区間へ戻ると住宅街を走り、右側から北野線が寄り添うと帷子ノ辻(かたびらのつじ)に着きました。

帷子ノ辻からは北野線からの乗換客も乗車してきて、ほぼ全ての座席が埋まりました。電車は住宅街を西へ走り、車折神社(くるまざきじんじゃ)や鹿王院(ろくおういん)といった難読駅に停車していきます。そしてJRの嵯峨嵐山駅に近い嵐電嵯峨を過ぎると、愛宕山鉄道の廃線跡へ続く高架道路をアンダーパスして、11時22分に終点の嵐山に到着しました。ホームには足湯がありましたが、有料なのでパスしました。



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駅の改札を出る時に『スルッとKANSAI 3dayチケット』を提示すると、駅員がカードリーダーに通しました。そして駅の外へ出て、駅付近の様子を伺いましたが、時間がなかったのですぐに駅へと戻り、折り返し電車(613号+615号)の四条大宮行きに乗りました。車内はさほど混雑していませんでした。今回も車窓風景を眺めながらの移動となり、私は途中の帷子ノ辻で下車して北野線に乗り換えました。

1分の接続で乗り換えた北野線電車はモボ101形・105号の単行で、車内はガラガラでした。私は座りながら車窓風景を眺めることができました。
電車は11時41分に帷子ノ辻を発車し、左へカーブして嵐山本線と分かれます。その後は山陰本線【嵯峨野線】をアンダーパスして、住宅街の中を常盤、鳴滝と進みます。そして鳴滝を過ぎると「桜のトンネル」で有名な区間を通過しますが、まだ3月22日、桜の開花はまだまだでしたww その後は宇多野から住宅街を東へ進み、11分の乗車で11時52分に終点の北野白梅町に到着しました。



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駅を出ると、駅南側にスーパーの「イズミヤ」がありましたが、マークの色が青と白だけだった事には驚きました。景観条例の影響で緑・橙・赤を使えないことを後で知りました。
また、12時になろうかという時間帯だったので、駅近くに飲食店がないか探したら、ラーメン屋の「天下一品」がありました。私は「天一」で昼食を済ませましたが、食べ終わってから1ヶ月前に弟と東京で「天一」のこってりラーメンを食べた事を思い出しました…。

食後は、当初より計画していましたが、金閣寺(正式名称は鹿苑寺)を拝観に行くことにしました。西大路通を北へ歩きますが、歩けど歩けど金閣寺が見えてきません…。全体的に上り坂だったこともあり、私は疲れてきましたが、しばらく歩くと「金閣寺は左へ」といった旨の看板を発見し、左へ進むとようやく金閣寺に着きました。20分近くを要し、汗だくになりました。
私は休憩なしで拝観料を払って金閣寺へと入り、順路通りに進むと、テレビや本で見たのと同じ姿をした金閣(舎利殿)の前に辿り着きました。生で見たのは初めてなので感動しました。



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その後は金閣寺を出て、北野白梅町駅へ戻りました。バスを使おうか迷いましたが、この付近を走るバスについての知識がないので、確実に駅へ戻るために徒歩を選択しました。しかし、帰りも疲れて汗だくになりました…。

北野白梅町駅へ戻った後は少し休憩して、入線してきた電車に乗りました。この電車は帷子ノ辻止まりではなく、嵐山本線に乗り入れて嵐山まで直通する電車でした。車両はモボ621形の625号でした。車内はガラガラだったので私は疲れを癒す意味もありロングシートに腰掛けて車窓風景を眺めることにしました。
電車は13時26分に北野白梅町を発車し、今度は往路と反対側の車窓風景を眺めました。帷子ノ辻からは嵐山本線に入りましたが、乗客はガラガラのままでした。嵐山直通列車は便利ですが、観光客にはさほど浸透していないのかもしれませんね…。そして電車は13時46分に終点の嵐山に到着しました。20分の乗車時間でした。

この日2度目となる嵐山駅です。駅を出る時に土産店へ入り、生八つ橋を買いました。その後は駅前の通りを南へ進み、渡月橋を渡りました。渡月橋は人だらけでした…。渡月橋を渡り終えると嵐山公園を歩き、徒歩15分ほどで阪急の嵐山駅に着きました。またも汗だくになりました…。



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嵐山駅からは9年ぶりに阪急嵐山線に乗ります。桂行きの普通電車は京都線では最古参の2300系4連で、前面には表示幕はなく運行標識板が掲げられていました。車内へ入るとそこそこの数の乗客がいましたが、さほど混雑していなかったので私はここでもロングシートに腰掛けて車窓風景を眺めることにしました。



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電車は14時14分に嵐山を発車し、松尾(現在の松尾大社)、上桂と住宅街を走ります。嵐山線は単線ですが、道中、複線用のスペースがあることに気付きました。複線化の準備ではなく元の複線が単線化されたことは後日分かりました。上桂発車後は高架になりましたが、最後は地平に下りて14時22分に終点の桂に到着しました。

桂駅では京都本線の梅田行き準急に乗り継ぎました。車両は3300系8連で、空いていたので今回もロングシートに腰掛けました。14時29分に桂を発車し、車窓風景を眺めていましたが、途中で眠ってしまい、目が覚めた時は淡路到着前でした。私はこのまま梅田まで乗り通そうと思いましたが、梅田で阪急駅から阪神駅まで移動するのがしんどく感じた私は、途中の南方(15時11分着)で下車しました。

そして私は南方駅のすぐ前にある大阪市営地下鉄御堂筋線の西中島南方駅へ。15時14分発の御堂筋線電車(21系10連)の先頭車両に乗り、ドア脇で淀川などの車窓風景を眺めながらの移動となりました。淀川を渡り終えると地下へと入り、中津駅を経て梅田には15時18分に到着しました。

梅田駅では南改札口から出場し、すぐ近くにある阪神の梅田駅へ。15時30分発の直通特急【赤(速達?タイプ)】に乗りました。山陽5000系6連で、私は空いているクロスシート窓側席に座りました。車内は通路側を中心に空席が残っていました。
直通特急は梅田を発車し、阪神本線を西へ走りますが、私はここでも眠気に襲われ、野田を通過した辺りで早くも眠ってしまいました…。その後も東二見の直前まで起きたり寝たりの繰り返しでしたw

何とか16時39分着の東二見で普通車に乗り換えることができ、最後は16時41分発・3000系3連の普通車に乗りました。列車は少々遅れていたようです。今度は眠ってはならないと、空席があるにもかかわらずドア脇にいましたw その甲斐あって16時47分着の別府で下車できました。その後は完全に目が覚め、ユニクロで買い物をしてから自宅へ帰りました。

(つづく)


今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません


(参考:Wikipedia)