![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/15/s-limited-express/c1/9f/j/o0550041214425286992.jpg?caw=800)
万葉線の2回目は、六渡寺駅(ろくどうじ)から射水市の中心部(旧・新湊市街。一部は高岡市域も走行)を走り富山新港手前の越ノ潟駅へ至る路線、
新湊港線を紹介します。
新湊港線を紹介します。
新湊港線は元々富山地方鉄道射水線の一部でしたが、富山新港の建設により末端区間が分断されてしまい、その末端部が1966年に地鉄から加越能鉄道へ譲渡されました。
また、高岡軌道線は路線名の通り軌道線ですが、新湊港線は法律上は鉄道線になっています。しかし、新湊港線でも路面電車タイプの車両による運行となっています。
また、高岡軌道線は路線名の通り軌道線ですが、新湊港線は法律上は鉄道線になっています。しかし、新湊港線でも路面電車タイプの車両による運行となっています。
尚、新湊線の起点は越ノ潟駅なのですが、今回は万葉線の実態に合わせ、六渡寺駅側から紹介させて頂きます。
ご了承下さい。
ご了承下さい。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/15/s-limited-express/5d/c9/p/o0640048014425287004.png?caw=800)
路線名 | 区間 | 営業キロ | 備考 |
万葉線:新湊港線 | 越ノ潟~六渡寺 | 4.9km | 全線単線・直流600V電化。鉄道線 |
踏破達成時 | 2001年9月 |
撮影時 | 2008年9月 |
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/15/s-limited-express/01/e6/j/o0550041214425287034.jpg?caw=800)
高岡軌道線と新湊港線との境界駅ですが、全列車が当駅を跨いで両線を直通運転します。
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/15/s-limited-express/33/bd/j/o0550041214425287051.jpg?caw=800)
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/15/s-limited-express/35/a7/j/o0550041214425287065.jpg?caw=800)
そして庄川を渡り終えると庄川口に着きます。
庄川口を発車後は新湊の市街地へと入り、射水市新湊庁舎前、新町口、高岡市へと戻って中新湊と東へ進みます。
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/15/s-limited-express/f9/c5/j/o0550041214425287080.jpg?caw=800)
中新湊を発車するとすぐに射水市へと戻り、左へカーブすると内川を渡ります。
![イメージ 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/15/s-limited-express/7a/a8/j/o0550041214425287090.jpg?caw=800)
東新湊を発車後も住宅地と工場の間を走り、海王丸に着きます。
![イメージ 8](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/15/s-limited-express/90/7d/j/o0320024014425287106.jpg?caw=800)
海王丸駅にて。加越能鉄道時代の駅名標の上に万葉線タイプの駅名標が重ねられています。
駅の北側・富山湾沿いには海王丸パークがあります。
海王丸を発車すると住宅地を東へ進みますが、やがて右へカーブするとほどなくして越ノ潟に到着します。
![イメージ 9](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/15/s-limited-express/be/f7/j/o0550041214425287120.jpg?caw=800)
また、見えづらいですが、駅の終端方には富山県営渡船の越ノ潟発着場があり、料金不要の渡船に乗れば対岸の堀岡発着場(新港東口)へ行くことができます。
さらに新港東口から富山地方鉄道バスに乗れば富山市街へ行くことが可能です(時刻は要確認)。
なお、以前は越ノ潟から先もレールがあり、富山地方鉄道射水線として富山市街手前の新富山駅まで営業していました。
しかし、富山新港の建設により射水線は分断されて、六渡寺~越ノ潟は前述の通り加越能鉄道へ譲渡されて今も営業していますが、
対岸の新港東口駅(旧・堀切駅)~新富山は分断による利用者減が著しく、昭和55年(1980年)に廃止となりました。
しかし、富山新港の建設により射水線は分断されて、六渡寺~越ノ潟は前述の通り加越能鉄道へ譲渡されて今も営業していますが、
対岸の新港東口駅(旧・堀切駅)~新富山は分断による利用者減が著しく、昭和55年(1980年)に廃止となりました。
富山地方鉄道射水線の廃線跡探訪の記事はこちら。
万葉線では各駅停車のみの運転で、データイムは全列車が高岡駅前~越ノ潟を15分毎の運行となっています。朝ラッシュ時と夕方は増発されますが、早朝・夜間は減便となります。
運転区間について、前述の通り高岡駅前~越ノ潟の全線通し系統が圧倒的に多いですが、車庫のある米島口~高岡駅前・新町口(下りのみ)・中新湊(上りのみ)・越ノ潟の区間運転系統もラッシュ時と早朝・夜間に見られます。
運転区間について、前述の通り高岡駅前~越ノ潟の全線通し系統が圧倒的に多いですが、車庫のある米島口~高岡駅前・新町口(下りのみ)・中新湊(上りのみ)・越ノ潟の区間運転系統もラッシュ時と早朝・夜間に見られます。
車両は、単行のデ7070形と、超低床連接車のMLRV1000形2連(アイトラム・AI-TRAM)が使用されています。
MLRV1000形のうち1編成は地元出身の漫画家である藤子・F・不二雄先生の作品にちなんだ『ドラえもん電車』としてラッピングが施されています。
MLRV1000形のうち1編成は地元出身の漫画家である藤子・F・不二雄先生の作品にちなんだ『ドラえもん電車』としてラッピングが施されています。
高岡駅前からの所定の所要時間は、米島口まで16分、六渡寺まで27分、中新湊まで35分、越ノ潟まで42分です。
乗換駅 | 乗換路線 |
六渡寺駅 | 万葉線:高岡軌道線(直通運転) |
越ノ潟駅 | 富山県営渡船(越ノ潟発着場まで徒歩1分) |
(参考:Wikipedia)