E721系電車 (JR東日本)【鈍-1グランプリ・エントリーNo.11】 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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新幹線を除く在来線の『鈍行』車両を紹介する鈍-1グランプリのノミネート車両、
エントリーNo.10は、JR東日本の電車・E721系です。
この系列は低床化され、扉部分のステップが廃止されました。

まず、0番台は2006年に製造された交流用電車で、翌2007年に営業運転を開始しました。
これにより、東北地方にまだまだ多く残存していた急行形電車(455系、457系)や
2扉近郊形電車(417系、717系)を一掃しました。

また、2007年に開業した仙台空港鉄道との直通運転に使用するため、
大型荷物置場や特殊な運転機器を備えた500番台が2006年に製造されました。
仙台空港鉄道も同型車両(SAT721系)を導入しています。
また、青い森鉄道も同型車両(青い森703系)を導入しました。

以下は0番台中心に評価していきます。

外観ですが、211系の流れを汲むデザインで、701系より洗練されていますが、
低床化されたゆえに縦長の顔つきになっていて、多少アンバランスさを感じます。

また、ステンレス車両で、仙台地区の719系や701系と同様に緑と赤の帯をまいています。


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13-4s534車内ですが、3扉で扉間はボックス席が片側2組あります。
扉脇や車端部はロングシートになっています。また、1編成に1ヶ所トイレがあります。

701系はオールロングシートでしたが、こちらは堅実な座席配置になっています。

また、他のJR東日本の新系列車両と同様に、側窓のカーテンが省略されています。

制御装置はVVVFで、701系との併結も可能です。

私にとって、東北の乗り鉄の旅をするには現状では最高の車両です。


JR東日本のE721系電車に対する私の勝手な評価(平均値)は
評価項目点数
外観・デザイン18点
車両性能23点
車内・居住性23点
乗りたい度23点
合計 87点
(※)各項目25点満点ずつの計100点満点。


ということで、87点になりました。私が東北の電化区間で乗り鉄するなら、この形式が一番です!
ボックス席なのは仕方ありません。
むしろ701系の後継車両でオールロングシートにならなかった事が嬉しいです。

2014年2月現在、仙台地区では最新型の車両です。
今後増備されるかどうか分かりませんが、しばらくは主力車両として活躍してくれるでしょう。

ちなみに、新潟地区にも類似の車内レイアウトを持つE129系電車がデビュー予定です。

(参考:Wikipedia)