キハ141系気動車 (JR北海道)【鈍-1グランプリ・エントリーNo.6】 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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261写真はキハ141形気動車です(既に廃車)。

鈍-1グランプリのエントリーNo.6は、JR北海道の気動車・キハ141系です。

国鉄時代に製造された50系客車(オハフ51形)をJR化後に気動車に改造されました。
客車(PC)を気動車(DC)に改造したので、「PDC」とも呼ばれています。

初期型のキハ141形・キハ142形、性能強化型のキハ143形、付随車のキサハ144形と
4形式が製造されました。

当初は札沼線で使用されていましたが、
現在はキハ143形のみが室蘭本線の室蘭~苫小牧を中心に使用されています。
一部の車両はJR東日本へ売却されました。
また、廃車となった車両の大半はミャンマー国鉄へ売却されました。

車体は、やはり二重窓やデッキ付(一部を除く)と北海道特有の仕様となっているオハフ51形のものを流用していて、
前面形状はキハ54形に類似しています。


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258廃車となったキハ141形の車内の様子です。
セミクロスシートとなっていて、クロスシートの片側は1人掛けになっています。


JR北海道のキハ141系に対する私の勝手な評価(平均値)は
評価項目点数
外観・デザイン15点
車両性能14点
車内・居住性20点
乗りたい度21点
合計 70点
(※)各項目25点満点ずつの計100点満点。


ということで、70点です。

キハ141系としてのデビューは1990年ですが、種車のオハフ51形は昭和50年代に製造されたので
車体は老朽化が進行しています。
以外なのは、キハ143形は最高速度110km/hを出せるそうです。

とはいえ、車内は客車の50系時代の面影を残していて、座れれば居住性は高いと思います。

また、現在は運用線区が限られているので希少価値が高くなっています。

キハ141系は新系列気動車を投入するまでの「つなぎ」の位置付けだったかもしれませんが、
現在でもキハ143形の一部が活躍しています。
いつ廃車になってもおかしくありませんが、JR北海道の経営事情からすると、
今しばらくは現状維持といった感じがします。

(参考:Wikipedia)