キハ54形500番台 (JR北海道)【鈍-1グランプリ・エントリーNo.5】 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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鈍-1グランプリのエントリーNo.5は、JR北海道の気動車・キハ54形500番台です。

国鉄時代末期に、JR北海道への置き土産として製造されたステンレス車体の一般形気動車です。
ちなみに同形式の0番台は四国に投入されましたが、
0番台と今回紹介の500番台は別形式と考えてもよいくらい、車体や車内の構造が違います。

キハ54形500番台は、やはり二重窓やデッキ付と北海道特有の仕様となっています。



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花咲線などで使用されている車両の座席の様子です。
(車外からの写真しかなくてすみません…。)

他のバージョンはウィキペディアの記事に載っています。

デビュー当初は、キハ40形と同じくセミクロスシートで、クロスシートは簡易的な構造だったそうです。
また、3両のみ急行『礼文』用として0系新幹線電車の廃車発生品である転換クロスシートになりました。

一般用のセミクロスシート車も後に簡易リクライニングシート(集団見合い式に配置)や
転換クロスシート(根室本線の【花咲線】仕様車)に交換されて、着席時の快適度は上がりました。
但し、座席交換のデメリットとしては、窓割とシートピッチが合わなくなってしまい、
車窓風景を眺められない席が発生したのは残念です…。


JR北海道のキハ54形500番台に対する私の勝手な評価(平均値)は
評価項目点数
外観・デザイン18点
車両性能17点
車内・居住性18点
乗りたい度20点
合計 73点
(※)各項目25点満点ずつの計100点満点。


ということで、73点です。

キハ40形ほどではないですが、既にデビューから30年近くが経過しているので老朽化が進行しています。
最高速度110km/hなのですが、実際には95km/hまでしか出していないそうです。

窓割に合った席に座れれば居住性は抜群で、快適な鈍行の旅ができますが、
そうでなければ地獄を見ることになります…。まぁ、夜間に乗る分にはあまり関係ありませんが…。

キハ54形はステンレス製で耐久性に優れていて、また単行(1両編成)で使い勝手も良いので
今しばらくはJR北海道の非電化区間の普通列車の主力車両のひとつとして活躍するのでしょうね。

(参考:Wikipedia)