第449回('06) 東武野田線を完乗!スカイライナーにも乗車。 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

前回の続き…

2006年12月29日~31日、2006年の年末は2泊3日の日程で関東・甲信越方面へ。
未乗路線を次々と乗りつぶしていきました。

今回は3日目・大晦日中盤戦の日程です。
成田空港から京成『スカイライナー』でいったん東京へ戻り、再び千葉県へ。
未乗だった東武野田線の南側区間(柏~船橋)を乗りつぶしました。
今回の日程 2006年12月31日(日) 【その2】

成田空港【第1旅客ターミナル】959(京成本線・特急スカイライナー4号)1101京成上野/上野1142(常磐快速線・1153H快速)1210柏1223(東武野田線)1251船橋1322(総武快速線・1153F快速)1337千葉/京成千葉1345(京成千葉線→新京成線)1446松戸

【その3へ続く】
成田空港駅(第1旅客ターミナル)からは一旦東京へ戻る予定でしたが、折角なので特急スカイライナーに乗ってみようと思いました。券売機で特急券を購入してから『パスネット』で改札を通り、少し待って入線してきたAE100形8連の特急『スカイライナー4号』に乗車しました。しかし、券売機で私の指定された席は窓側席だったものの、2列分ある窓の前側でした。前側はスーツを掛けたりするのには便利ですが、前が見辛いので眺望に難があります…。そこで、私はホームへと戻り、ホーム上にある特急券の券売機で座席変更の照会をしました。ですが、4回座席変更をかけても前側席の番号ばかりで、次も前側だったら諦めようかと思い最後の問い合わせをすると、ようやく後ろ側の座席番号が出てきて、何とか座席変更に成功しました。そして私は5号車の希望通りの席をゲットできました。その後は発車まで待ちましたが、外国人を含め空港利用客が数人乗り込んできました。しかし、まだUターンラッシュが始まっていないからか、『スカイライナー4号』はガラガラの状態で成田空港駅を発車しました。



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列車は発車後すぐに空港第2ビル駅に着きました。ここでも数名乗ってきましたが、ガラガラ状態には変わりありませんでした。しかし、次駅の京成成田駅でも数名が乗ってきて、窓側席はほぼ埋まりました。ここからは京成船橋駅までノンストップで走りました。朝見てきた風景をもう一度眺める形になりましたが、やはり特急に乗りながらの車窓風景はひと味違います。そして2006年12月10日に早朝一部を除き『スカイライナー』の全列車停車駅となった京成船橋駅では僅かながら乗降があり、以後は都市部の風景の中を快走します。東京都内へと入り、山手線への乗換が便利な日暮里駅では多数の乗客が下車しました。最後はガラガラの状態でラストスパート。JR線をオーバーパスして地下へと入り、廃止となった寛永寺坂駅跡と博物館動物園駅跡を通過しましたが、車内灯が窓へ映り込んでしっかりと確認できませんでしたが、ホーム跡のスペースの広さだけは確認できました。そして成田空港から1時間2分で終点の京成上野駅に到着しました。ちなみに現在の『スカイライナー』は成田スカイアクセス経由で、上り列車の標準的な所要時間は45分です。



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『スカイライナー』を下車後は京成上野駅を出て、「マクドナルド」で早目の昼食を済ませました。



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食後はJRの上野駅へと移動し、地平ホームで北海道から来て到着した寝台特急『北斗星4号』を撮影してから、高架ホームから発車する常磐線快速電車に乗車しました。私が乗ったのは我孫子から成田線へと直通する成田行きで、E231系10両編成でした。車内はガラガラで私は着席しました。常磐線快速は取手までの電車と成田線直通の電車は直流専用のE231系、そして取手より先の茨城県方面へ直通する電車には交直流兼用のE531系が使用されていますが、特別快速を除き停車駅は同一です。
電車は上野を発車し、北千住までは各駅に停車して乗客が増えてきました。その北千住付近では急に眠気に襲われましたが、何とか眠ることなく車窓風景を眺め続けました。そして予定通り柏駅にて下車できましたが、このまま眠ってしまうとまた成田へ行ってしまうところでしたw



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柏駅では一旦改札を出て東武野田線に乗り換えましたが、何度来ても(まだ2度目ですが…)柏の人の多さには驚かされます。私は改札を通り、地下にあるようなホームへと進みました。そして船橋行きの普通電車に乗りました。車両は「私鉄の103系」とも言われている8000系の4連+2連でした。さほど混雑していなかったので今回もロングシートに腰掛けて車窓風景を眺めることにしました。



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電車は柏駅を発車し、すぐに大宮方面への線路と分かれて常磐線をオーバーパスします。その後は丘陵に広がる住宅地を走りましたが、途中からは畑の中も走り、車窓風景と比例して乗客も減ってきました。そして運転上の拠点駅である六実を発車すると掘割区間へと入り、新京成や北総線との接続駅である新鎌ヶ谷に着きました。ここからは乗客が徐々に増え始めましたが、船橋市へ入っても畑作地帯は点在していました。その畑の中には梨園(なしえん)もあったと記憶していますが、この頃は現在大人気の船橋市非公認ゆるキャラ「ふなっしー」が誕生するとは予想だにしませんでした…。
電車は段々と都市部へと入っていき、乗客はさらに増えてきました。そしてビル街へと入るとJRの総武線に寄り添い、終点の船橋駅に到着しました。

船橋駅では少し休憩してから、総武線快速電車の下り・君津行きに乗りました。E217系11連+4連で、私は先頭車両の空いているボックス席に座りました。幕張車両センターに留置されている車両を見たり、複々線を並走する総武緩行線の電車を眺めたりして移動時間を楽しみました。そして、西千葉を通過すると高架へと上がり、快速線の上り線をオーバーパスして緩行線との間を走るようになり、ほどなくして千葉に着きました。今回、私が君津行き快速に乗ったのは、内房線や外房線へ直通する快速電車しか通らないこの渡り線?を通過するのが目的でした。

私は千葉駅で快速を下車しました。そして今度は京成千葉駅へ向かい、12月10日に開始(正式には復活)した京成~新京成を直通運転する松戸行き電車に乗車しました。車両はタヌキ顔をした新京成の8000形6連で、直通運転を開始して間もないからか、車内はガラガラでした。私は着席しました。



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電車は定刻の13時45分に京成千葉を発車し、JR総武線とは少し距離を置きながら京成千葉線の各駅に停車していきます。駅数は総武緩行線よりも多く、関西での東海道・山陽緩行線と山陽電鉄の関係ににています。そして京成幕張からしばらくの間は総武線と並走しましたが、力の差は歴然…といった感じでした。その後は総武線と離れ、左側から本線が合流すると同時にこちらは渡り線で右側へ進み、京成津田沼駅に着きました。元々は新京成のみが使用していた5番線到着でした。ここでは乗降がかなり多かったですが、乗車してきた客の方が多かったです。

電車は京成津田沼を発車し、新京成線へと入っていきます。単線区間を蛇行しながら走るとJR津田沼駅に近い新津田沼駅に到着。さらに乗客が増えそうだったので私は確実に車窓風景を眺めるためドア脇へ移動しました。案の定、ほぼ全ての座席が埋まり、途中で乗車率が下がった区間もありましたが私は終点の松戸までドア脇で車窓風景を眺め続けました。そして定刻の14時46分、千葉から1時間01分で終点の松戸に到着しました。所要時間の上では武蔵野線経由の方が速く、また運賃面では千葉~津田沼をJR・そして新京成線利用する従来のルートの方が安いのですが、今回のルートは乗り換え不要なのが最大のメリットですね。また、千葉~松戸の直通利用よりも途中駅利用の人の方が多いでしょうから、直通運転のメリットは大きいと思います。現に2013年になっても続いてますから…。



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この日はまだまだ乗り鉄を続けました。

(つづく)


今回の新規踏破路線

路線名区間距離備考
東武鉄道:野田線柏→船橋19.8km踏破達成!
(参考:Wikipedia)