立山ケーブルカー【立山黒部アルペンルート】(2007年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回は、富山県立山町にあるケーブルカー路線で、立山黒部アルペンルートの一部を構成する
立山ケーブルカー(正式名称は立山黒部貫光:鋼索線)を紹介します。

  
  

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(Yahoo!地図を使用)  

  

  

区間   全長   高低差  方式  
立山~美女平  1.3km  502m   ケーブルカー(120名乗り車両×2)。軌間1,067mm  
  
  
訪問・撮影時   2007年5月  

  

  

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立山駅は普通の駅舎のように見えますが、ここは中2階部分です。こちらから見たら地下に該当する1階には富山地鉄の立山駅があります。
立山ケーブルカーののりばは2階部分にあり、写真右側の斜めになっている部分にホームがあります。


 

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立山駅のホームです。ケーブルカーでは標準的な頭端式ホーム2面1線の構造で、ホームは階段状になっています。
また、ホームの有効長は非常に長いですが、これは車両の山麓方に貨車を連結して運転される場合があるからです。
貨車の下端部には乗務員室(運転室ではない)があります。
また、車両の定員は120名です。


 

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立山駅を発車しました。急勾配で山を駆け上がります。左側には立山砂防軌道の線路が見えます。


 

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道中、木々の間からは立山駅周辺や常願寺川を望めます。


 

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立山ケーブルカーにはトンネルが2ヶ所あります。写真は山麓方のトンネルです。
尚、手前に見えるのは貨車です。


 

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中間地点にて美女平駅から下ってきた車両と離合しました。
大概のケーブルカーでは一切止まらずに双方の車両が行き違います。


 

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美女平駅に到着しました。
山麓方を眺めると、立山山麓スキー場のゲレンデなどを一望できます。


 

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美女平駅にて。車両は平行四辺形で、車内はホームと同じく階段状となっています。


 

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美女平駅にて。駅前には室堂方面行きのバスが停車しています。
かつては駅舎にホテルが併設されていましたが2006年に廃業し、2007年に新しい駅舎が完成しました。
私が訪問したのは2007年5月で、当時は新駅舎を建設中でした。

  

  

情報(2013年5月現在)  

営業期間   4/10~11/30。但し、4/10~4/15と11/5~11/30は規模を縮小して営業。冬期運休。
営業時間   上り下りとも7:00~17:20。時期により変動有(要確認)。
運転間隔   20分間隔。多客時は臨時便を増発することがあります。
所要時間   片道7分。
運賃   大人片道700円、往復1,250円。小人片道350円、往復630円。乗車時間が指定されます。
(※)アルペンルート内では目的地までのきっぷを片道でも往復でも乗車駅にて一括で購入できるので(例:立山~黒部湖)、各交通機関ごとにきっぷを買い直す必要はありません。     

  

  

乗り鉄の注意点  

立山ケーブルカーは個人旅行でも団体旅行でも乗ることができます。
繁忙期は立山駅にて乗車まで1~2時間の長時間待ちが発生することもありますのでご乗車の際は余裕を持ってお出かけ下さい。
また、山麓と山上では気温差が激しいので、真夏であっても上着を用意しておいた方が無難でしょう。

  

  

のりかえ  

乗換駅   乗換路線
立山駅   富山地方鉄道:立山線(富山方面) 【立山黒部アルペンルート】  
立山駅   立山山麓スキー場(らいちょうバレーエリア)のゴンドラリフト (山麓駅まで徒歩40分)  
美女平駅   立山黒部貫光:立山高原バス(室堂・黒部ダム方面) 【立山黒部アルペンルート】  
  
(参考:Wikipedia)