第364回('06) 神戸で未乗のケーブルカーやロープウェイを乗りつぶし(2) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

2006年1月、この頃は夜勤をしていて泊まりの乗り鉄遠征へは行きづらい状況でした。
それを逆手にとって(?)、地元の未乗線区を解消する足場固めを着実に進めました。

前回、1月10日に新神戸ロープウェー(現:神戸布引ロープウェイ)を乗りつぶした記事をUPしましたが、
今回は1月15日、兵庫県神戸市の摩耶山を登る路線である摩耶ケーブルと摩耶ロープウェー(2路線合わせての当時の愛称:まやビューライン夢散歩)を乗りに行きました。
尚、摩耶ケーブルはリニューアルされ、2013年3月30日より営業再開しました。車両も取り替えられました。現在の摩耶ロープウェーと合わせての愛称は『まやビューライン』です。
今回の日程 2006年1月15日(日)  

加古川924(JR神戸線・3224M新快速「スキー湖西レジャー号」)950神戸953(746T快速)956元町1015(普通)1017三ノ宮(徒歩)阪神前1025(神戸市バス・18系統)1045摩耶ケーブル下(徒歩)摩耶ケーブル駅1100(摩耶ケーブル)1105虹の駅1120(摩耶ロープウェー)1125星の駅1200(ロープウェー)1205虹の駅1220(ケーブルカー)1225摩耶ケーブル駅(徒歩)王子公園1246(阪急神戸本線)1302西宮北口1304(特急)1318梅田(徒歩)大阪1400(JR神戸線・3251M新快速)1447加古川

【帰宅】
前週の夜勤は土曜日朝に何とか終了したのですが、その土曜日は競馬中継などを見てしまい少ししか昼寝ができず、結局夜9時ごろに再び寝てしまいました。そして起床が朝になり、1日で朝型に戻ってしまいました。しかし、この日は晴れていて摩耶ケーブルと摩耶ロープウェーを乗りに行く絶好の機会だと判断し、朝食後に自宅を出発しました。

まずは加古川駅からJR神戸線の上り新快速に乗車し、神戸駅まで移動しました。この列車は湖西線直通で、びわ湖バレイや箱館山へ向けて「スキー湖西レジャー号」の愛称が付いていましたが、兵庫県で「湖西レジャー号」と言われてもピンと来ませんね…。車両は223系12連で、私は後4両に乗車しました。乗客が多かったですが、通路側の席に座れました。そして神戸駅では混雑していた快速(221系6連)に乗り換えて、元町駅にて一旦下車しました。そして駅前のWINS神戸へ行き、当たり馬券を払い戻したか馬券を買ったかは忘れました…。その後は元町駅から普通に乗って三ノ宮駅まで1駅だけ乗車しましたが、三宮まで歩くのがしんどかったのですwww この時乗った車両が新型の321系7連で、中吊りの位置に液晶モニターが2台ありました。私の個人的意見ですが、ロングシート車のモニターはJR東日本のようにドア上にあったほうが良いかと思います。逆に225系であれば現状の位置の方が便利ですね。

三ノ宮駅にて下車後はフラワーロード西側、神戸マルイの手前辺りにある阪神前バス停から、摩耶ケーブル下経由JR六甲道行きに乗車しました。18系統は三宮駅ターミナル始発の筈ですが、私の記録では阪神前から乗車と書いてありました。私の間違いなのか、かつての18系統は阪神前を通っていたのか…。乗客はそこそこ多かったですが、私は何とか着席できました。バスは山陽新幹線・地下鉄・北神急行の新神戸駅を経由して、山麓の住宅地の住宅街を通りました。そして20分の乗車で摩耶ケーブル下停留所に到着し、そのまま摩耶ケーブル駅へ直行しました。

摩耶ケーブル駅に着いた後は摩耶山頂にある「星の駅」までの往復券を買い、しばらく待ってから乗車しました。車両は緑色で、古かったですが、2013年より新型車両へと変わりました。日曜日だったのですが冬期だったこともあり乗客は5人ほどと少なかったです。私は山麓側の席に陣取り、山麓方を展望することにしました。ケーブルカーは11時に摩耶ケーブル駅を発車し、少しずつ登って行きます。途中、中間駅のホームのような構造物が3か所で見られました。詳細は不明ですが、かつては中間駅が営業していたのでしょうか? ケーブルはトンネルも通りましたが、このトンネルの直下で山陽新幹線の六甲トンネルが交差しています。そして5分の乗車でケーブル山頂駅に相当する「虹の駅」に着きました。「虹の駅」からは摩耶山頂へ向けて山道がありますが、実質的には摩耶ロープウェーとの乗換駅であり、他の乗客もすべてロープウェーに乗り換えていました。私もロープウェーへ乗り継ぐのですが、当駅にてケーブルで引き返すことも可能です。



イメージ 1摩耶ケーブルの車窓です(下り時に撮影)。中間駅のような構造物が見られます。


ロープウェイの乗客の顔ぶれはケーブルと同じでした。緑色の搬器で、今回も私は山麓方へ陣取りました。ケーブルカーより上空を走る分、神戸市街や大阪湾などを綺麗に望めました。そしてこちらも5分の乗車で山頂駅に相当する「星の駅」に到着しました。



イメージ 2摩耶ロープウェーの車窓です。


山頂部にはテレビ局の送信所が多数ありました。また、前回の布引ハーブ園からの眺めも良かったですが、標高702mの摩耶山頂からの神戸市街などの眺めも素晴らしかったです。



イメージ 3摩耶山からの眺めです。ポートアイランドや翌月に開業予定の神戸空港も見えました。


休憩がてら暫く神戸の街を眺めてから「星の駅」へと戻り、下りのロープウェーに乗りました。今回は赤色の搬器で、乗客は私のみの貸切状態でした。運転中、私は搬器の山麓方と山頂方を行ったり来たりして、結構搬器を揺らしていましたw ジェットコースターは苦手なのですが、なぜかロープウェイは怖くありませんねww

5分で「虹の駅」に到着し、ケーブルに乗り継ぎました。今回乗った車両も赤色で、やはり乗客は私のみでした。今回は山頂方に陣取って中間駅風の構造物を撮影しながら下り、5分で
摩耶ケーブル駅に着きました。阪神・淡路大震災後に長期間運休して復活した「まやビューライン(摩耶ケーブルと摩耶ロープウェーの総称)」ですが、冬季とはいえ日曜日でこれだけ利用客が少ないと将来を心配せずにはいられませんでした。実際、のちに存廃問題も出ましたが、現在は摩耶ケーブルをリニューアルの上で営業を継続しています。

摩耶ケーブル駅を後にして、今度はバスには乗らずに下り坂が続く住宅街を歩き、15分ほどで阪急神戸線の王子公園駅に到着しました。冬なのに汗だくになっていました。駅に着く直前には、いつもお世話になっているamemaさんが紹介して下さった、神戸線から分岐していた上筒井線の遺構の横を通ったはずなのですが、全く気付きませんでした…orz

王子公園駅からは阪急神戸本線の普通電車と特急電車を乗り継いで大阪・梅田まで行きました(車両はいずれも5000系8連)。



イメージ 4塚口駅にて2009年撮影。阪急5000系電車です。


そして買い物をしてからJRの大阪駅へと向かい、JR神戸線の新快速(223系4連×2)に乗って加古川駅まで戻りました。この頃は新快速の敦賀直通への準備が続いていて、新快速で使用する223系も敦賀直通用の4連が多く増備されていました。しかし、8両編成でも4連の2本つなぎですと、中間の連結部にある運転台がデッドスペースなる分、編成全体の定員が減ってしまいますね。しかし、私は難なく空席に座れました。

加古川駅にて下車後は、そのまま自宅へ直行しました。夜勤のせいか、かなり疲れがたまっていました。

(つづく)


今回の新規踏破路線

路線名区間距離備考
(※1)神戸市都市整備公社:摩耶ケーブル摩耶ケーブル駅~虹駅(虹の駅)0.9km踏破達成!
(※1)神戸市都市整備公社:摩耶ロープウェー 虹駅(虹の駅)~星の駅 856.56m 踏破達成!
(※1)神戸市都市整備公社は2013年1月1日に名称を「神戸すまいまちづくり公社」へ変更。

(参考:Wikipedia)