第329回 室蘭本線の支線を乗りつぶし | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

前回の続き…

2005年5月21日~25日、土日プラス平日3日間は仕事を休んで、4泊5日で北海道を乗り鉄しました。
今回は『周遊きっぷ』ではなく、『北海道フリーパス』(指定席に乗車可能)を使用しました。

今回は初日・1日目後半の模様です。
今回の日程 2005年5月21日(土) 【後半】

登別1314(室蘭本線・436M)1332東室蘭1339(室蘭本線支線・4478D)1352室蘭1539(室蘭本線支線・480D)1552東室蘭1630(室蘭本線・5013D特急『スーパー北斗13号』)1703苫小牧1713(1473D)1848岩見沢1856(函館本線・3026M L特急『スーパーホワイトアロー26号』)1920札幌2058(函館→千歳線。840M)2146新千歳空港2150(千歳→函館本線・3975M快速『エアポート215号』)2229札幌

【次回へ続く】
登別温泉ロープウェイと観光リフトを乗った後は、登別駅から乗り鉄を再開しました。

まずは室蘭本線の436M普通電車に乗って東室蘭駅まで移動しました。車両は711系3連で、車内はガラガラでした。私はボックスシートを独占できました。尚、この区間の普通列車は2012年の札沼線一部電化に伴い711系が捻出され、気動車化されました。元・札沼線のキハ143形が室蘭~苫小牧間で活躍しています。



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東室蘭駅にて。当時、普通列車で使用されていた711系電車です。

そして東室蘭では室蘭行きの4478Dに乗り継ぎました。この支線部分は初めての乗車となります。車両はキハ40形の単行で、車内は10人ほどの入りでガラガラでした。私はボックス席に座りました。発車後は工場が続く車窓を眺めながら移動を楽しみましたが、北海道の旧型車両は二重窓のものが多く、二つとも窓が閉まっていると映り込みで逆光時に外を見るのに難がありました。私は内側の窓を開けて再び景色を眺めましたが、そうこうしているうちに列車は早くも終点の室蘭駅に到着しました。室蘭駅も昔は広大な構内を有する駅でしたが、今は小さくなってしまいました…。



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室蘭駅にて。当時から普通列車には気動車が使用されていました。
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こちらも室蘭駅にて。駅は新しくなりましたが、いささか寂しい気がします…。

下車後は改札を出て、広大な駅構内の跡地を見ながらさらに先へと歩きました。しばらく歩くと旧・室蘭駅跡に到着しましたが、多数の線路が敷かれていた部分は駐車場へと変わっていました。しかし駅舎は残っていて、室蘭市の多目的ホールとして第二の人生を送っていました。



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旧駅跡に残された駅舎です。綺麗な状態で保存されています。

その後、私は疲れていたので公園で少し休憩した後に室蘭駅へ。今度はキハ40形とキハ150形の2両編成の480D普通列車に乗り東室蘭へ戻りましたが、高校生が乗っていて乗車率はそこそこ高かったです。

東室蘭からは特急『スーパー北斗13号』に乗り継ぎ、苫小牧まで一気に移動しました。キハ281系8連で、私は8号車禁煙自由席に乗りました。乗車率は高くはなく、私は窓側席に座って車窓風景を楽しむことができました。

そして苫小牧では1473D岩見沢行き普通列車に乗り継ぎました。この区間は2003年以来の乗車になりますが、この日は23時02分発の夜行特急『利尻』に乗る予定しかなく、時間をつぶす必要があったからです。1473Dはキハ40形の2連で、車内はガラガラでした。北海道らしい雄大な風景を眺めながら、今や単線でも十分と思われる複線区間を走り続けましたが、途中から単線になりました。そして苫小牧から1時間35分で終点の岩見沢に到着しました。もう19時前でしたが、まだまだ明るかったです。

岩見沢からはL特急『スーパーホワイトアロー26号』(785系5連)へと乗り継いで、札幌まで移動しました。今回も自由席にしましたが、『北海道フリーパス』を有効に使えてないです…。まぁ、自由席でも車内はガラガラだったので、窓側席に座り夕暮れ時の車窓風景を楽しみました。

札幌駅にて下車後は改札内のラーメン店「味の時計台」(現在は閉店?)へ。味噌ラーメンを食べました。その後は駅を出てすっかり暗くなった駅前や地下街などを歩いて時間をつぶしましたが、まだ21時前…。『利尻』の発車まで2時間も残っています。そこで私が思いついたのは、『フリーパス』を使っての乗り鉄でした。しかし、時間的にあまりにローカルな所へは行けないので、列車本数が多くて、万が一列車が止まってもバスで戻って来れる新千歳空港まで往復することにしました。まず札幌から新千歳空港まで乗った840Mは721系6連で、4号車の『uシート』が何と自由席として開放されていました! もちろん私は『uシート』の座席に座り、リクライニングを倒してくつろぎながら新千歳空港まで移動しました。しかし『uシート』も含めて車内はガラガラでした。
そして新千歳空港では改札を出ずにホーム上で反対側に停車している快速『エアポート215号』(721系6連)へと移り、今度は『uシート』が指定席車でした。時間的に指定席券を発行してもらうのが無理だったので、今回は自由席車に乗って札幌まで帰りました。乗客は多かったですが、何とか窓側席を確保できました。

札幌駅には22時29分に到着しました。ちょうど良い時間になってきました。私は一度改札を出て駅前のコンビニで飲料と翌朝の食料を調達し、再びホームへと戻って『利尻』の入線を待ちました。

(つづく)


今回の新規踏破路線

路線名区間距離備考
JR北海道:室蘭本線(支線)東室蘭~室蘭7.0km踏破達成!
(参考:Wikipedia)