第327回 十国峠ケーブルカーなどに乗車して帰宅 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

前回の続き…

2005年4月29日~4月30日、ゴールデンウィークは1泊2日の日程で伊豆箱根方面を乗り鉄しました。
いつもならば、もっと遠出をするのですが、この年は仕事が忙しくて7連休までしか取れず、
また連日の残業でかなり疲れが溜まっていたので、控えめな旅行になってしまいました。

今回の旅もはや最終回・2日目後半の模様です。
今回の日程 2005年4月29日(土) 【後半】

箱根関所跡1105(伊豆箱根バス)1124十国峠登り口駅(徒歩)十国峠登り口1136(十国峠ケーブルカー)1139十国峠1154(ケーブルカー)1157十国峠登り口(徒歩)十国峠登り口駅1236(伊豆箱根バス)1308熱海駅1340(伊豆箱根バス)1350熱海港(徒歩)後楽園1402(アタミロープウェイ)1404八幡山1424(ロープウェイ)1426後楽園(徒歩)熱海後楽園1434(伊豆東海バス)1449熱海駅(徒歩)熱海1517(東海道新幹線・こだま577号)1719名古屋1724(東海道・山陽新幹線『ひかり379号』)1902西明石1911(山陽本線・3287M新快速)1920加古川

【帰宅】
箱根関所跡停留所からは再び伊豆箱根バスに乗りますが、今回はもう箱根観光を終了し、十国峠(じっこくとうげ)ケーブルカーに乗るべく神奈川県から静岡県へ向かう熱海駅行きバスに乗りました。乗客はそこそこ多かったですが、私は窓側席に着席できました。
バスは箱根峠で静岡県へと入ると、国道1号線から離れて静岡県道20号線(十国スカイライン、十国峠ドライブウェー)を南へ走ります。そして19分の乗車で十国峠登り口駅停留所に到着し、私を含む数人が下車しました。

そして十国峠ドライブイン内にある十国峠登り口駅から、今度は十国峠ケーブルカーに乗車しました。『箱根ワイドフリー』を提示して改札内へと入り、ケーブルカーの山麓側の席をゲットしました。車内は観光客で満員でした。
ケーブルカーの乗車時間は短く、わずか3分で山頂の十国峠駅に到着しました。到着後は駅を出て周囲の景色を眺めましたが、霞んでいてあまり遠方まで眺められませんでした…。なのですぐに駅へと戻り、今度は山頂側の席に座って下山しました。この十国峠ケーブルカーは西日本では知名度が低いと思いますが、距離が短く手軽に乗車できるケーブルカーなのでぜひ一度ご乗車をお勧めします。



イメージ 1

十国峠ケーブルカーの車窓から。やはりライオンズカラーです。

下山後はバスの時間まで時間があったので、しばらくドライブインで待機しました。そして再び熱海行きの伊豆箱根バスに乗車し、今度は坂を下って伊東線の来宮駅付近で市街地へ出て、終点の熱海駅にて下車しました。今回も乗客は多かったですが、私は窓側席に座れたので周りの風景を堪能できました。

これで『箱根ワイドフリー』を使った箱根旅行は終わりましたが、まだ熱海には未乗のロープウェイ路線・アタミロープウェイがあり、乗りに行くことにしました。まずはお腹が減ったのでマクドナルドで昼食を済ませてから、バス乗り場へ戻りました。そして熱海後楽園行きのバスに乗りましたが、今回も伊豆箱根バスでした。しかし『箱根ワイドフリー』が使えませんでした…。バスは15人ほどの乗客を乗せて熱海市街を走り、ロープウェイ最寄りである後楽園の1つ前の停留所である熱海港にて下車。そして歩きながらアタミロープウェイの全容を撮影した後に後楽園駅(山麓駅)へ向かいました。

後楽園駅では往復券を購入して改札へ。すでに数人が列を作っていたので、私は山麓側を諦めて山頂側のポジションを確保しました。発車前にはほぼ満員となり、ロープウェイは発車。前面展望をしながら約2分、あっという間に山頂にある八幡山駅(頂上駅)に着きました。



イメージ 2

アタミロープウェイの車窓から。
熱海後楽園ホテルが近くにあるからか、搬器が戦隊モノ風のデザインに見えましたw

到着後は熱海城を見てから八幡山駅舎の屋上にある展望台へ。熱海市街などを一望しました。また、「熱海秘宝館」の看板がしきりに私を誘惑してきましたが、私は疲れていて秘宝館へ入る元気が残っていなくて(笑)、今回は断念してロープウェイで下山しました。帰りはさらに乗客が多く、私は側面展望しかできませんでした…。



イメージ 3

八幡山駅の展望台からは熱海市街を一望できました。

アタミロープウェイの乗車が済んだ後は、駅前にある後楽園バス停から熱海駅へ帰ります。今度は小田急系の伊豆東海バスで、今回の旅で初めて小田急系交通機関に乗車しました。車両はレトロ調でしたが車内はガラガラで、熱海駅まで快適に移動できました。



イメージ 4

伊豆東海バスのレトロ調車両です。

そして熱海駅からは、東海道新幹線に乗って一気に自宅を目指します。『青春18きっぷ』期間ではないので、当初より新幹線を使う予定でした。きっぷを購入して改札内へ。カーブしていて速度制限を受ける相対式ホーム2面2線の新幹線ホームへ上がりました(ホームの撮影をせず…orz)。20分ほど待ち、東京方から『こだま577号』名古屋行きが入線してきました。300系16連でしたが、JR東海のJ編成ではなくてJR西日本のF編成でした。また、当時の『こだま』は300系が主力でした。車内は予想していたより空いていて、私は1号車自由席の海側A席に座りました。そして道中は富士山を見ずに海側の景色を眺めていましたが、疲れのために静岡~豊橋では眠ってしまいました…。途中駅では『のぞみ』や『ひかり』を待避しまくり、熱海から2時間かけて終点の名古屋に到着しました。

名古屋では後続の『ひかり379号』岡山行きに乗り継ぎました。今回も300系16連でしたが、こちらはJR東海のJ編成でした。そして今回も私は1号車自由席の海側A席に座りました。今度は眠らずに風景を眺め続け、日没が過ぎて暗くなってきた西明石駅にて下車しました。



イメージ 5

西明石駅にて2009年1月撮影。
2005年当時は多数の300系が活躍していました。

西明石駅ではJR神戸線の新快速電車(223系1000番台8連)に乗り継ぎました。先頭車に乗りましたが、5日前に発生した「JR福知山線脱線事故」の影響か、さほど混雑していませんでした。ニュースなどで「先頭車両が危ない」などと言っていた影響が出ていました。私はどの車両に乗ってもリスクはさほど変わらないという考えなので、先頭車両を避けることはしませんでしたが…。まぁ、おかげで着席して加古川駅まで移動できました。

加古川駅にて下車後は、買い物をせずに家路を急ぎました。
これをもちまして、1泊2日のGW乗り鉄が終了しましたが、GWの乗り鉄はこの一回きりでした。

(つづく)


今回の新規踏破路線

路線名区間距離備考
伊豆箱根鉄道:十国鋼索線十国登り口→十国峠0.3km踏破達成!
アタミロープウェイ 後楽園~八幡山 286m
(参考:Wikipedia)