【2004年】乗りつぶし総括。 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

私の鉄道乗りつぶし6年目の2004年について、5年目の2003年に引き続き、第251回から第310回にわたり紹介して参りました。
今回は2004年の乗りつぶしについてまとめてみようと思います。
2004年終了時点でも、乗りつぶしをされているの皆様と比較すると、今一歩の乗車率であると思いますが…。

今回も『乗りつぶしオンライン』の地図を使用させて頂き、2004年末時点での乗りつぶし状況を示します。

(1)JR編

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全国レベルでのJR線の乗りつぶしマップです。前年の2003年に広域的に踏破した反動もあり、伸びは鈍り加減になりました。
また、JR東海の新規乗車キロはゼロでした…。
しかしながら概ね平均的に、全国的に乗車率を上げることが出来たと思います。
2004年も北海道、四国、九州を乗り鉄しましたが、昨年ほどのインパクトはありませんでした…。


イメージ 2
こちらは東京を中心としたJR線のマップです。2003年と比較して、千葉方面が大きく伸びました。


ちなみに、地元の関西は2000年までにアーバンネットワークの乗りつぶしがほぼ完了している関係もあり、地図の掲載を省略させて頂きます。


ちなみに、現存線ベースでのJR会社別の乗車キロと乗車率は、
会社名乗車キロ乗車率
JR北海道2214.3km88.579%
JR東日本5914.7km80.019%
JR東海1882.4km95.515%
JR西日本4744.4km95.051%
JR四国642.2km75.094%
JR九州1914.3km84.219%
JR合計17312.3km86.640%
で、合計で約8%の伸びにとどまりました。全旅客会社で乗車率が75%を超えました。


(2)民鉄編

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全国レベルでのJR以外の民鉄線乗りつぶしマップです。
民鉄はこの1年間で結構乗ったのですが、ぼちぼち伸ばせたと思います。
廃止を見越して乗りつぶした区間は名鉄美濃町線の新関~関くらいでしたが、9月に乗りつぶした屋島ケーブルは翌月に会社の破たんにより、同じく9月に乗りつぶした高千穂鉄道は翌年に台風の被害に遭い、ともに予期せぬ廃止となってしまいました…。
(※)長良川鉄道の美濃市~北濃が抜けていました。お詫び申し上げます。


イメージ 4
東京周辺の拡大マップです。
2004年は神奈川県方面を中心に乗車率を上げることができました。


イメージ 5
名古屋周辺の拡大マップです。
前年の時点で既に乗車率が高かったですが、この年は名鉄美濃町線の新関~関(翌年廃止)と近鉄湯の山線などを乗りつぶしました。


イメージ 6
大阪周辺の拡大マップです。
この年も全く乗車距離が伸びませんでした…。
未乗区間の大半は2004年時点で未開業の区間です。

また、北日本では札幌と函館の市電や東北の第三セクター路線など、中四国では伊予鉄道や屋島ケーブル(同年廃止)など、九州では鹿児島市電や西鉄天神大牟田線などを乗りつぶしました。


民鉄線についても、地元・関西や東海については乗りつぶしが相当進行していた為そんなに距離が伸びませんでした。
しかし、首都圏については2年ぶりに乗りつぶしが前進しました。

ちなみに、民鉄(JR以外)の現存線ベースでの乗車キロは5504.8kmで、乗車率は73.689%です。
また、乗車率が50%を越えている大手民鉄は西武・京成・京王・小田急・東急・京急・相鉄・東京メトロ・名鉄・近鉄・南海・京阪・阪急・阪神・西鉄(東武以外のすべて)で、中でも京王・東急・京急・相鉄・南海・阪急は乗車率100%です。


(3)ロープウェイと観光リフト

ロープウェイは乗りつぶしの目標に掲げながら毎年10路線前後の乗車にとどまっていましたが、
やはりこの年も数路線にとどまりました。

ちなみに2004年に乗った路線は、
路線名
比良ロープウェイ(比良山ロープウェイではない。滋賀県・同年廃止)
比良登山リフト(滋賀県・同年廃止)
京山ロープウェー(岡山県・後に廃止)
札幌もいわ山ロープウェイ(北海道・後に架け替え)
もいわ山頂リフト(北海道・後に廃止)
函館山ロープウェイ(北海道)
別府ロープウェイ(大分県)
太龍寺ロープウェイ(徳島県)
筑波山ロープウェイ(茨城県)
鋸山ロープウェー(千葉県)

の10路線です。

また、この年には初めてスロープカー(青森県・ウェスパ椿山と徳島県鳴門市の「すろっぴー」)に乗りました。

2004年終了時点では、ロープウェイが21路線、観光リフトが4路線、制覇できました(ともに現存線ベース)。


(4)廃線跡探訪

私は乗りつぶしの他に、1年目の1999年から少しずつ廃線跡も辿っています。

私が2004年に新たに辿った廃線跡、旧線跡、未成線は、
楓駅跡(北海道)、大社線、美祢線大嶺支線、小松島線、足尾線の末端区間(貨物線)、など。
ぐらいでしょうか?

翌年こそはもっと辿れたらいいなと思いました。


(5)2004年の成果と反省点

ここでは、いちばんはじめにプロローグで設定したルールなどを振り返り、2004年の乗りつぶしについての成果と反省点についてまとめます。

まずは成果からです。
▼2004年も後に廃線となった路線を何とか乗りつぶしできた。

▼全国的・広域的な乗りつぶしができた。

▼以前は苦手だった早起きが板についてきた。

▼ロープウェイをそこそこ乗車できた。

▼予備のカメラをデジカメ化して写真現像の必要がなくなった。
この5点くらいでしょうか。
乗りつぶしも年次が進みますと踏破路線が少なくなってきますが、特に8月の東北旅行は上手く乗りつぶしできました。


次に反省点ですが、
▼もう少し写真を撮影しておけば良かった。

▼3月の東海地方遠征など、計画性に欠けた乗り鉄旅行をしてしまった。

▼相変わらず『18きっぷ』の旅行中に特急や新幹線に乗ってしまう。

▼ロープウェイ乗車や廃線跡探訪の数をこなせなかった。
まだまだあると思いますが、思い浮かびません…orz

1点目の写真については、この年はようやく予備のカメラをデジカメにしましたが、写真の少なさ、撮影のレベルの低さは相変わらずです。

2点目は相変わらず無駄な日程で旅行をしてしまい、私の計画性の無さが浮き彫りになってしまいました。お金も時間ももったいなかったです…orz

3点目は前年の時も挙げましたが、『18きっぷ』使用中に特急や新幹線を使ってしまう傾向は相変わらずで、安さが魅力の『18きっぷ』を全く活用できてないです。この悪いクセは、現在もなおりません……。

4点目は、この年は単純な乗りつぶしを優先させたためにロープウェイや廃線跡は後手に回ってしまいました。


(5)2005年へ向けて

2004年も前年に引き続き『周遊きっぷ』を使用しましたが、やはり長期旅行は安価な『青春18きっぷ』が使える時期に集中しました。乗りつぶしも後半戦へと入り、必然的に遠征が増えました。前年に引き続き夜行列車や飛行機も利用し、船舶も利用しました。

2004年も、JR、民鉄のバランスは取れたと思います。しかし2003年に主要線区を乗りつぶしたこともあり、支線区の割合が増えました。

また、予算・日程の関係から2004年も廃止予定線区を優先して乗りつぶしましたが(索道を含む)、乗りつぶした鉄道路線で予想外の廃線が発生したのは残念でした。

さて、翌2005年も引き続き廃止されそうな線区から乗りつぶして行くと思いますが、既に乗車距離が過半数を超えている状況で、遠距離・長期の乗りつぶし旅行を続けていかないと乗車距離が伸びないな、と思いました。
特にロープウェイの制覇状況がいっこうに進まないことにイライラしていて、2005年は新たな目標を掲げました。

1月1鉄・1ロープ(ひとつきいってつ・わんろーぷ)

要は最低月1回は乗り鉄、かつ索道路線を最低1路線は乗りに行こうと自分に言い聞かせました。

さて、翌年は目標通りに乗り鉄、乗りロープが進んだのでしょうか?

次回からは7年目・2005年の踏破記をお送り致します。乞うご期待!  

(つづく)