大阪モノレール彩都線(万博記念公園~彩都西。2011年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

イメージ 1
万博記念公園駅にて。1000系電車です。

  

今回は、大阪府吹田市にある万博記念公園駅から北へ進み、茨木市と箕面市にまたがる開発中のニュータウン・国際文化公園都市(彩都)の西地区にある彩都西駅まで延びる大阪高速鉄道(大阪モノレール)の支線、
大阪モノレール彩都線(正式名称:大阪高速鉄道国際文化公園都市線)を紹介します。

  

尚、当記事に於きましては、正式名称ではなく愛称の『大阪モノレール彩都線』を使用させて頂きます。
ご了承下さい。

  
  

イメージ 2
(Yahoo!地図を使用)  

  

  

路線名   区間   営業キロ  備考  
大阪高速鉄道:国際文化公園都市線  万博記念公園~彩都西  6.8km   (※1)  
(※1)全線複線、直流1,500V電化。跨座式モノレール路線。       

  

  

踏破達成時   2007年7月  
撮影時   2011年5月  

  

  

イメージ 1
万博記念公園駅は島式ホーム2面3線で、彩都線の電車は両側にホームのある中線(2,3番線)を使用しています。
両側にホームがあることによって、大阪モノレール線(本線)と同一ホームでの乗換が可能になっています。

  
  

イメージ 3
万博記念公園駅を発車すると、万博記念公園内を中国自動車道、大阪府道2号中央環状線と並行しながら大阪モノレール線の上下線の外側を東へ走りますが、すぐに上り勾配となり左へカーブして、上り線は大阪モノレール線の上下線、中国道、中央環状線を相次いでオーバーパスして北へ針路を変えると公園東口に着きます。駅の西側には万博記念公園があり、一方の東側にはサッカー・Jリーグのガンバ大阪のホームスタジアムである万博記念競技場があります。

  
  

イメージ 4
公園東口駅付近にて。線路の東側にある万博記念競技場を望みながら走ります。

  

公園東口を発車後は左手にある万博記念公園の外側を回り込むように走ります。また、右側車窓では住宅地が丘陵地に広がっているのが望めます。

  
  

イメージ 5
しばらくは西北西へ向かって走りますが、やがて右へカーブして北へ針路を変え、万博記念公園と別れて吹田市から茨木市へと変わると、彩都線の開業当時は終着駅であった阪大病院前に到着します。

  

阪大病院前を発車すると府道1号線に沿って住宅地になっている丘陵を北へ進みます。車窓右側にはゴルフ場を望めます。

  
  

イメージ 6
やがて丘陵を抜けて平地へ出ると豊川に着きます。駅のすぐ西側にまで箕面市の市域が迫っています。

  
  

イメージ 7
豊川を発車後は国道171号線をオーバーパスし、田園の残るのどかな風景の中を走り、箕面市へと入ります。

  

そして勝尾寺川を渡ると国際文化公園都市(愛称:彩都)の西部地区へと入り、真新しい住宅地が姿を現します。しばらく新興住宅地を見ながら走ると茨木市へと戻り、勾配を上りきって平坦になると現在の終着駅である彩都西に到着します。

  
  

イメージ 8
彩都西駅は掘割を走る道路の中央にあり、島式ホーム1面2線の構造です。終端方は引上線があり、列車の折り返しに使用されています。また、引上線の両側にある線路は将来、東センター駅(仮称)へ延伸されると本線として使用される予定です。

  
  

イメージ 9
彩都西駅は橋上駅舎となっています。駅前には商業施設があります。
彩都の西地区はまだ開発途上といった感じですが、開発の進行とともに彩都西駅の利用客は年々増えています。

  

  

乗り鉄の注意点   

彩都線の列車は平日朝と夕方以降(一部を除く)は大阪モノレール線の千里中央駅まで直通運転しますが、平日データイムや土休日の全列車は線内運転となります。なお、全ての列車が各駅に停車します。

  

運転間隔は、データイムが20分間隔で朝と夕方以降が概ね10分間隔です。平日朝ラッシュ時はさらに増発されます。

  

乗り鉄の際は、万博記念公園駅での彩都線→大阪モノレール線の接続は良好ですが、逆のパターンですとデータイムは10分以上待たされる場合があります(大阪モノレール線は昼間でも10分間隔運転のため)ので注意が必要です。

  

万博記念公園~彩都西の所要時間は12分~13分です。

  

  

のりかえ  

乗換駅   乗換路線   
万博記念公園駅   大阪高速鉄道:大阪モノレール線【本線】       
  
(参考:Wikipedia)