函館市電:大森線・湯の川線(函館駅前~湯の川。2004年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回は、函館市電(函館市企業局交通部)の路線の内、JR駅前の函館駅前から五稜郭公園前を経て温泉地・湯の川へ至る路線、
大森線・湯の川線を簡単に紹介します。

尚、写真が非常に少ないですが、ご了承願います。


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(Yahoo!地図を使用。緑色が大森線、赤色が湯の川線。)

路線名区間営業キロ備考
函館市電:大森線・湯の川線(※1)函館駅前~湯の川6.6km(※2)
(※1)大森線は函館駅前~松風町<0.5km>、湯の川線は松風町~湯の川<6.1km>。
(※2)備考:全線複線・直流600V電化。軌間1,372mm。

踏破達成時2004年5月
撮影時2003年、2004年


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函館駅前駅は市街地にあり、周辺には棒二森屋やWAKOといった百貨店などがあります。
JRの函館駅は写真の左奥に位置します。
大森線・湯の川線の電車は5系統が函館どつく方面(本線)、2系統が宝来・谷地頭線方面へ直通運転します。

函館駅前を発車するとJR函館駅を見ながら函館駅前交差点を右折し、WAKOや棒二森屋等などの商店街が並ぶ国道278号線上を東へ走ります。そして松風町交差点を左折し道道83号線に入ると松風町に着きます。これで大森線は終わりですが、かつては宝来・谷地頭線の宝来町まで東雲線(1992年廃止)がありました。

松風町を発車すると市街地の中を走る道道83号線上を新川町、千歳町、亀田川を渡り昭和橋、堀川町、オーシャンスタジアム最寄りの千代台と北東へ進み、中央病院前付近で左へカーブして北へ進んだ後、右側に丸井今井が立地する本町6交差点を右折して五稜郭公園前(野村證券前)に到着します。駅周辺は賑やかな感じで、商店街が形成されています。「五稜郭」は北へ約1km、徒歩約15分です。

五稜郭公園前を発車すると市街地の中を杉並町、柏木町と東へ進み、やがて緩やかに右へカーブして深堀町、JRA日本中央競馬会の函館競馬場前に位置する競馬場前と東南東へ進みます。そして右手に車庫のある駒場車庫前を過ぎると「湯の川」地区へと入り、市民会館前からは右へ左へカーブして走り温泉街最寄りの湯の川温泉に着きます。最後は川を渡って左へカーブし、市街地を東北東へ走ると終点・湯の川に到着します。


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湯の川駅に到着しました。函館市電の終端駅はすべて乗降分離がなされている2面1線の構造です。
ホームがあり、車の危険が軽減されています。
また、湯の川温泉街は前述の通り1駅西側の湯の川温泉駅の近くにあります。


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湯の川駅より終端方を望む。市街地の中に駅があります。
「SL」とは何なのでしょうか?
駅の東側約4kmの場所に函館空港がありますが、徒歩ではしんどいです。
また、駅の東側数百メートルの場所には国鉄戸井線(未成線)の用地を見ることができます。


乗り鉄の注意点

湯の川線では谷地頭~函館駅前~湯の川を結ぶ2系統(十字街~函館駅前)と、函館どつく前~函館駅前~湯の川を結ぶ5系統が運転されています。また、出入庫の関係で駒場車庫前~湯の川を区間運転する電車が早朝と夜間に多数設定されています。さらに朝の一部や冬期の平日朝には函館駅前~駒場車庫前を運転する電車もあります。
いずれの系統も朝から19時までは12分間隔で、19時以降は24分間隔での運転です。今回の区間は両系統が走るので6分間隔での運転となっています。

電車は単行のボギー車が中心ですが、低床車両「らっくる号」も運転されています。

函館駅前からの所要時間は五稜郭公園前まで17分、湯の川までは32分ですが、道路状況や信号のタイミングにより多少前後します。


のりかえ

乗換駅乗換路線
函館駅前駅函館市電:本線(函館どつく前方面<5系統>、 宝来・谷地頭線方面<2系統> )
函館駅前駅JR北海道(函館駅):函館本線、(江差線列車)、<津軽海峡線列車>
(参考:Wikipedia)