第230回 若桜鉄道と智頭急行を乗りつぶし | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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前回の続き…

2003年8月24日、この日は日帰りで鳥取県へ。後半は若桜鉄道と智頭急行を乗りつぶして帰宅しました。
今回の日程 2003年8月24日(日) 【後半】

鳥取1346(因美線→若桜鉄道若桜線・337D)1433若桜1449(若桜線・340D)1519郡家1522(因美線・659D)1552智頭1557(智頭急行智頭線・683D)1726上郡1734(山陽本線・1426M)1805姫路1815(JR神戸線・3240M新快速)1825加古川

【帰宅】
鳥取駅で昼食を済ませた後は、若桜鉄道直通の337Dに乗車しました。車両は若桜鉄道のWT-4(単行)でした。私はボックスシートに着席し、車窓を楽しむことにしました。発車直前には乗客が20名近くにまでなりました。
337Dは定刻に鳥取を発車し、しばらくの間はJR因美線を走ります。そして郡家駅から若桜鉄道若桜線へと入り、すぐに八頭高校前に着きました。郡家~八頭高校前の間は60円の低運賃で有名でしたが、現在は100円に値上げされています。その後は八東川の谷間を走りますが、途中に「隼(はやぶさ)」駅があったのには驚きました。その後は次第に山深くなり、鳥取から47分で終点の若桜駅に到着しました。
降車時、私は『青春18きっぷ』を提示して郡家からの若桜鉄道区間の運賃を精算しました。



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2枚とも若桜駅にて撮影。

当時の若桜駅にはSLはなく、現在ほど整備されていなかったです。駅前を少しだけ散策した後、すぐに列車に戻りました。帰りの列車340Dは行きの時乗ったWT-4の前にWT-3を増結していました。私はボックスシートに座り、帰りも車窓を楽しんだ後、今回はJR因美線との接続駅である郡家で下車しました。

郡家では3分の接続で因美線の智頭行き659Dに乗り継ぎました。緑色と首都圏色のキハ40形をつないだ2連でした。車内は夏休みにもかかわらず通学の高校生が多く、私はロングシートにしか座れませんでした…。姿勢を横向きにして何とか山深い景色を眺めながら智頭駅まで移動しました。智頭駅では高校生を中心に殆どの乗客が改札を出ました。私も改札を出て、JR駅舎の左側(南側)にある智頭急行の駅舎へ。窓口で普通列車限定のフリーきっぷ『智頭線満喫一日乗り放題きっぷ(1,000円)』を購入し、智頭急行の改札口から入場して上郡行きの683Dに乗車しました。車両はHOT3500形の単行でした。発車直前でしたが、ボックスシートが空いていたのでラッキーでした。乗客は7~8人のみと少なかったです。やはり智頭急行は特急『スーパーはくと』や『いなば』(当時)の利用客が圧倒的に多いと思いました。



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智頭急行の智頭駅にて。かなり立派な駅舎です。

683Dは定刻に智頭を発車し、しばらく因美線と並走した後に分かれ、すぐに山岳区間に入りトンネルが続きました。そして長いトンネルを抜けると鳥取県から岡山県へと入り、狭い谷を南下すると大原に着きました。車両基地には試運転中と思われる、2003年10月に『スーパーいなば』でデビュー予定のキハ187系気動車が留置されていました。
大原の次の駅は「宮本武蔵」で、駅の近くに宮本武蔵の生誕地伝承があることから名付けられました。そして今度は兵庫県佐用町(さようちょう)に入り、平福の「川端風景」を見ながら進み、姫新線との接続駅である佐用(さよ)に着きました。ここで姫新線に乗り換えれば姫路へ戻ることができますが、私はこの日まで智頭急行線は未乗だったため、下車せずに乗り続けました。乗客は少しだけ増えました。佐用からも山間部を走り、最後は山陽本線と合流して上郡駅の、山陽本線の上下線に挟まれた智頭急行の普通列車専用ホームに定刻に到着しました。



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上郡駅にて。普通列車と『スーパーはくと』などの特急列車で発着ホームが異なります。
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JRの上郡駅にて。昔ながらの駅舎です。

上郡駅では一旦改札の外へ出て、JRの駅で改めて『青春18きっぷ』を提示して入場しました。そして姫路行きの1426Mに乗車しました。カフェオレ色の115系でしたが、3連と短かったため車内は混雑していました。私は何とかドア脇のポジションで景色を見ながら移動することができました。

そして姫路駅では新快速(223系12連)に乗り継ぎ、加古川駅で下車。
帰宅の途につきました。

(つづく)


今回の新規踏破路線

路線名区間距離備考
若桜鉄道:若桜線郡家~若桜19.2km踏破達成!
智頭急行:智頭線智頭→上郡56.1km踏破達成!
(参考:Wikipedia)