氷見線(富山県。2008年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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高岡駅にて。氷見市出身の漫画家・藤子不二雄A先生の作品にちなんだ『忍者ハットリくん列車』(先代)です。

 

今回は、富山県西部、高岡駅から工業地帯や富山湾沿いを走り氷見駅に至るローカル線、
氷見線(ひみせん)を紹介します。


 

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(Yahoo!地図を使用)  
  

  

路線名   区間   営業キロ  備考  
JR西日本:氷見線  高岡~氷見  16.5km   全線単線・非電化  
  
  
踏破達成時   2000年8月  
撮影時   2008年9月  

  

  

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高岡駅にて。2008年当時は北陸本線、城端線とホームが離れていましたが、
橋上駅舎化によりホームが北陸本線、城端線寄りに移設されました。

 

高岡を発車するとすぐに左へカーブし、北陸本線と分かれます。市街地を北北東へ走り、高岡市役所に近い越中中川に着きます。その後は国道8号線富山高岡バイパスをアンダーパスすると側線が広がり、能町に到着します。


 

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能町駅にて。貨物列車用の側線が広がっています。

 

能町を発車すると貨物線の新湊線が右へ分かれ、万葉線と国道415号線をアンダーパスすると臨海部の工場地帯を走ります。


 

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小矢部川を渡った後も車窓右側を中心に工場が連続し、専用線も見られます。しばらく続いた工場が途切れると伏木に到着します。

 

伏木を発車すると左へカーブし、港町・伏木の町並みの中を走ります。やがて農地が目立ってきて越中国分を過ぎると右側から富山湾(有磯海)、左側から山が急接近し、海沿いの断崖を走ります。この付近の海岸は有名な天晴海岸で、景色は抜群です。


 

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越中国分~天晴にて。高岡方を望むと富山湾のバックに立山連峰を望めます。


 

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越中国分~天晴にて。氷見方を望みます。素晴らしい眺めの区間を走ります。

 

やがて断崖区間が終わり、海と山が遠ざかって住宅地に入ると雨晴、その後は防砂林(?)と農地の境目を走り高岡市から氷見市に入ると島尾に着きます。


 

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島尾を発車後は、砂地だからか田んぼではなく畑の中を走りますが、仏生寺川を渡ると市街地に入り、ほどなくして終点の氷見に到着します。


 

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氷見駅は頭端式ホーム1面2線の配線で、側線があります。
現在、駅舎手前側の2番線が使用停止になっています。


 

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氷見駅の駅舎です。業務委託駅で、みどりの窓口やキヨスクが設置されています。
氷見の中心市街地は駅の北側に位置します。

  

  
乗り鉄の注意点  

氷見線では普通列車のみの運転で、全列車が高岡~氷見の全線通し運転となっています。
概ね1~2時間に1本の間隔で運転されていて、朝夕は多少運転間隔が詰まります。
乗りつぶしの際は、氷見駅での折り返し時間が10分以内になるケースが多いので注意が必要です。

 

運用車両はキハ40系の独壇場で、1~4両編成を組んで運転されます。
また、キハ40形3両がラッピング車両の『忍者ハットリくん列車』で、土休日は運用が固定されています。
そして日中の『忍者ハットリくん列車』では、ハットリくんの声で沿線の案内放送が流れています。

 

高岡~氷見の所要時間は概ね30分前後ですが、上り列車の方が若干時間を要しています。

  

  
のりかえ  

乗換駅   乗換路線  
高岡駅   JR西日本:城端線  
高岡駅   あいの風とやま鉄道:あいの風とやま鉄道線  
高岡駅   万葉線 (高岡駅電停まで徒歩3分):高岡軌道線  
  
(参考:Wikipedia)