静岡鉄道静岡清水線(静岡県静岡市・2011年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

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新清水駅にて。

  

今回は、静岡市の中心部にある新静岡駅から終始市街地・住宅地の中を走り、
旧・清水市の中心部にある新清水駅までを結ぶ、静岡鉄道静岡清水線を紹介します。

  
  

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(Yahoo!地図を使用)  

  

  

路線名   区間   営業キロ  備考  
静岡鉄道:静岡清水線  新静岡~新清水  11.0km   全線複線・直流600V電化。軌間1,067mm  
  
  
踏破達成時   2002年1月  
撮影時   2011年1月  

  

  

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新静岡駅にて。
私の訪問時(2011年1月)は工事中でしたが、現在は駅ビル『新静岡セノバ』が完成・オープンしています。
商業施設やシネマコンプレックスが入居しています。

  
  

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新静岡駅にて。
私の訪問時(2011年1月)は工事中で頭端式ホーム1面2線のみ使用でしたが、前述の『新静岡セノバ』完成に伴い現在は2面3線の構造に戻りました。
また、以前は地下に改札がありましたが、現在はホームと同じ1階に移設されています。

  

新静岡駅を発車すると市街地の中を地平で進み、ほどなくして日吉町に着きます。その後は正面の山を避けるかのように右へカーブして、音羽山清水寺に近い音羽町に着きます。音羽町を発車後は左へカーブして国道1号線と並走し春日町、柚木と進みます。この付近、国道1号線の少し南側に東海道新幹線と東海道本線が通っています。国道1号線が離れると住宅地を走り、車両基地のある長沼に到着します。

  
  

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長沼駅にて。車両基地(長沼工場)が併設されています。

  

長沼を発車後も引き続き住宅街を走ります。古庄を過ぎると右へカーブして築堤を上がり、川を渡って静岡市葵区から駿河区へ入った後に東海道新幹線と東海道本線をオーバークロスします。そしてすぐに県総合運動場に着きます。近くにはプロ野球の試合も開催される草薙総合運動公園があります。

  
  

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古庄~県総合運動場にて。新幹線とJR線をオーバークロスします。
富士山が左側のビルに隠れてしまいましたorz

  
  

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県総合運動場駅は島式ホーム2面4線で、折り返し列車の設定や通勤急行の待避(上りのみ)に活用されています。

  

県総合運動場を発車後も相変わらず住宅街の中を走りますが、この付近は日本平の山麓に位置しているため交差する道路には勾配があります。東名高速道路をアンダーパスした後、今度は清水区に入り県立美術館前、そして同名のJR駅が北側徒歩3分の場所にある草薙に着きます。

  
  

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草薙駅より南方(日本平方)を望む。分かりづらいですが、道路は緩やかな坂になっています。
踏切の色が他とは違いますね。

  

草薙を発車後も住宅街を走り、御門台を過ぎると右へカーブして左側からJR東海道本線が寄り添い、並走してすぐに狐ヶ崎に着きます。

  

その後もJR線と長い間並走し、左へカーブすると桜橋に着きます。

  
  

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桜橋駅にて。スペースの都合か、上下線のホームが離れています。
また、左側(北側)にはJR東海道本線が並走しています。

  

桜橋を発車後はすぐに入江岡に着きます。入江岡駅(または桜橋駅)は漫画・アニメ『ちびまる子ちゃん』で登場したのを覚えています。入江岡を発車するとJR線は左へ離れていき、こちらは巴川を渡ると市街地に入り、間もなく終点の新清水に到着します。

  
  

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新清水駅は頭端式ホーム2面3線の構造で、写真左側にうっすら写っているホームは降車専用です。

  
  

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新清水駅は街角の一角にあり、シンプルな駅舎を有しています。以前は2階建ての駅ビルでしたが2階部分などが取り壊されました。
かつてはもっと先(手前側)へ線路が延びていたそうで、また手前の道路上には路面電車の清水市内線が走っていたそうです。

  

  

乗り鉄の注意点   

静岡清水線では長らく普通列車のみの運転でしたが、2011年10月のダイヤ改正より平日朝ラッシュ時に新清水方面は急行、新静岡方面は通勤急行の運転が復活しました。データイム以降と土休日の終日は普通列車のみの運転となります。
普通列車は平日データイムと土休日のほぼ終日は6~7分間隔の運転で、非常に本数が多いです。平日朝夕ラッシュ時は増発されますが、朝ラッシュ時は新静岡~県総合運動場間を区間運転する列車も多いです(古庄・県総合運動場~新清水は通勤急行・急行が普通を代替)。また、朝晩には車両基地への出入庫を兼ねて新静岡~柚木、長沼~新清水の区間列車も数本運転されます。

  

使用車両はステンレス車両の1000系2連で統一されています。何編成かは企業広告のラッピングが施されています。

  

新静岡~新清水の所要時間は、普通で21分、通勤急行(上りのみ)で17分、急行は16分です。

  

尚、静岡鉄道静岡清水線ではICカードの『PiTaPa』と『ICOCA』が利用可能です。
但し、『ICOCA』のチャージは静岡鉄道の駅ではできませんのでご注意を(近くにあるJR東海の駅でチャージ可能。また、『PiTaPa』はポストペイ方式の為大丈夫です。)。

  

  

のりかえ  

乗換駅 乗換路線
新静岡駅 JR東海(静岡駅まで徒歩7~8分):東海道新幹線、東海道本線(熱海方面浜松方面)  
新静岡駅 日本平ロープウェイ (久能山駅までバスで1時間20分)  
新清水駅 JR東海(清水駅まで徒歩10分):東海道本線  
新清水駅 日本平ロープウェイ (久能山駅までバスで45分)  
  
(参考:静岡鉄道のHP、Wikipedia)