第157回 野上電鉄の廃線跡へ | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

2002年3月13日、この日も『青春18きっぷ』を使用して、和歌山県にあった野上電鉄線の廃線跡を訪れ、レンタサイクルで辿りました。
この日は家庭のデジタルカメラ(200万画素)を持ち出せましたが、現像だけしてパソコンに取り込まず…結局数年後にスキャンする羽目になりましたorz


今回の日程 2002年3月12日(月) 

加古川636(JR神戸線・3602M新快速)725大阪731(大阪環状線→阪和線・4109M→4509M紀州路快速)900和歌山920(紀勢本線・335M)933海南(徒歩)連絡口駅跡945(野上電鉄野上線の廃線跡・レンタサイクル)1050登山口駅跡1055(野上電鉄野上線の廃線跡・レンタサイクル)1155日方駅跡1200(レンタサイクル・新和歌浦や南海和歌山軌道線の廃線跡)1340連絡口駅跡(徒歩)海南1355(紀勢本線・364M)1408和歌山1457(阪和線・5554M→5154M紀州路快速)1559天王寺1606(大阪環状線外回り)1624大阪1626(JR京都線・1180C)1630新大阪1640(JR京都線→JR神戸線・3355M新快速)1733加古川

【帰宅】
この日は「野上電鉄の廃線跡へ行くぞぉ!」と強く意気込んでいたので早起きができ、予定通りに自宅を出発できました。加古川駅を6時36分に発車する新快速(223系)に乗車しましたが、すでにほぼ満席で、私は辛うじて通路側の座席に着席できました。そして大阪で紀州路快速(223系)に乗り換えて和歌山を目指しましたが、途中の日根野で前5両の関空快速が切り離され、3両の身軽な編成になって改めて和歌山を目指しました。紀州路快速の車内は席が埋まるほどの乗車率でした。

和歌山からは紀勢本線の普通電車に乗り継ぎます。阪和色の113系4連で、1ボックスに2名ほどの乗車具合でした。そして和歌山から13分、海南駅で下車しました。

海南駅では、駅の窓口でレンタサイクルの申し込みをしました。2時間と6時間のコースがありましたが、2時間では短すぎるので6時間600円のコースを選びました。そして、ママチャリが出てきて、これで私は野上電気鉄道野上線の廃線跡を辿りました。

高架の海南駅東口から出発し、一度日方駅跡まで戻った後、前半はサイクリングロードに変わった廃線跡を辿りました。その後、工事中の区間があったので迂回し、砂利道を走ったあと川沿いの区間は通れなかったので国道を迂回しました。最後も迂回しながら進み、約1時間で終点の登山口駅跡に到着しました。


イメージ 1

登山口駅跡東方にて撮影。

帰りもほぼ同じルートを通りましたが、途中、下佐々駅付近の2箇所で車両が静態保存されていました。


イメージ 2

イメージ 3

上の写真の保存車両は車番不明、下の写真の保存車両はモハ31号です。

帰りは下り坂主体だったので楽でした。しかし、廃線跡の写真撮影を殆どせずorz 悔いが残りました…。

そして海南駅に着いた頃はまだ4時間近くレンタサイクルの貸し出し時間が残っていました。そこで欲を出して、数年前に廃止になった新和歌浦ロープウェイの廃線跡へ行く事にしました。自転車で和歌山市方面へ。最後は上り坂が続き、疲れもあって廃線跡を見つけられずに結局断念してしまいましたorz そして海南駅へ戻りましたが、途中で廃線跡の匂いがする(?)道路を見つけ、サイクリングロードになっている道を辿りました。その後、サイクリングロードは古いトンネルに差し掛かり、これでこの道は廃線跡だと確信しましたが、やはり撮影せずorz いつかはリベンジしたいですね。
そしてトンネルを抜けて海南市へ。海南駅へ戻り、約4時間でレンタサイクルを返却しました。その後は紀勢本線で和歌山へ。車両は行きと同じ阪和色の113系でした。

和歌山で下車し、駅近くの「餃子の王将」にて遅めの昼食。昼食後は紀州路快速(223系)で天王寺へ。今度は大阪環状線の103系に乗りたくなり、天王寺から外回り電車で大阪まで移動しました。
最後は『18きっぷ』使用時は恒例になった「新大阪1駅戻り」をしましたが、この時乗ったJR京都線の普通電車がJR西日本では珍しい存在の205系7連でした。そして新大阪からは新快速に乗り、予定通り大阪駅停車中に窓側の席をGETし、悠々と加古川へ。家路につきました。

(つづく)



今回の新規踏破路線はありません


今回踏破した廃線跡

路線名区間備考
野上電気鉄道:野上線日方~登山口1994年廃止。レンタサイクルで踏破
南海電気鉄道:和歌山軌道線布引~海南駅前1971年廃止。レンタサイクルで踏破
(参考:Wikipedia)