第155回 乗り鉄途中に東京競馬場へ。そして帰宅 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

前回の続き…

2002年3月4日~3月9日にかけて、5泊6日(うち車内で1泊)の日程で関東方面の乗りつぶしを進めました。
今回は最終6日目(3月9日)、乗り鉄途中に東京都府中市にある東京競馬場へ寄りながら、長旅を終え夕方に帰宅しました。
今回の日程 2002年3月9日(土) 

御徒町834(山手線外回り)835秋葉原840(中央・総武緩行線)841御茶ノ水845(中央快速線・853H中央特快)853新宿900(京王電鉄京王線・特急)914調布917(各停)926東府中928(競馬場線)930府中競馬正門前(東京競馬場を見学)府中本町1120(南武線)1134登戸1145(小田急小田原線)1206新宿1222(中央快速線・快速)1235東京1237(京浜東北線・快速)1240秋葉原1244(京浜東北線・快速)1247東京1313(東海道新幹線・『こだま421号』)1719新大阪1725(東海道→山陽本線・3223M新快速)1820加古川

【帰宅】
この日もいつもながら起床が遅かったのですが、この日に限っては予定通りのスロースタートですw
というのも、この日は中山競馬場でレースが行われていたのですが、場外馬券売り場として営業する東京競馬場に行ってみようと予定していたからです。開門は9時なので、あまり早く行き過ぎても待ちぼうけを喰らうだけでしたので…。

まずはホテルをチェックアウト。『御徒町ステーションホテル』には3連泊しました。
『松屋』で朝食を食べてから御徒町駅へ。205系オンリーの時代が終焉を迎える直前の山手線で1区間、秋葉原で下車。コインロッカーに荷物を預けてから中央・総武緩行線→中央快速線のルートで新宿まで移動しました。
新宿からは前日にも乗った京王線の特急で調布まで移動し、各駅停車に乗り換えて東府中へ。

東府中からは短距離支線の競馬場線の電車に乗りかえました。土曜日で利用客が多いからか、8000系の8連が運用に就いていました。この日は東京競馬場での競馬開催日ではないので乗車率は高くなく、私は後方車両に座って景色を眺めながら2分間のひとときを過ごしました…といっても車窓風景は殆ど住宅ばかりでしたが……。


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府中競馬正門前駅にて撮影。

府中競馬正門前駅で当然ながら下車し、初めて東京競馬場へ足を踏み入れました。スタンドは一部改築中だったものの、それでもスタンドもコースも広く、感動しました。


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東京競馬場にて2010年撮影。

競馬場を一通り見物した後は、競馬場の敷地内にある競馬博物館を見学しました。資料を順番に眺めながら進むと、いきなりスターターの乗るスタート台が館内の一室に現れました。私はそれを眺めていると…いきなり案内係の女性から「スターターの体験をしてみませんか?」と言われました。恥ずかしかったので戸惑いましたが、なぜか流れで体験をすることになり、私はスタート台に乗り、台が上がると(本当に動くとは思わなかったので驚きました)、女性に「旗を振って下さい」と言われ、これまた流れで旗を振りました。この空間には私と女性しかいなかったのですが、超恥ずかしかったです…。かなりテンパっていたので、ファンファーレが鳴ったかどうかは忘れてしまいましたorz

この日は東京駅13時13分発の『こだま421号』に合わせて行動していました。時間が迫っているので競馬博物館、そして東京競馬場を後にしました。帰りも京王だとつまらないので、競馬場の西側にある府中本町駅から南武線に乗ってみました。


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府中本町駅にて2011年撮影。

車両は205系の6連で、車内はそこそこ混雑していたので私はいつものようにドア脇に立って車窓風景を眺めました。そして登戸で下車し、小田急に乗り換えて新宿を目指すことにしました。

小田急の登戸駅は工事中(だったはず)で混沌としていました。そして新宿行きの急行電車に乗りましたが、すでに満員状態で、私は何とかドア脇のポジションをゲットしました。和泉多摩川~喜多見は複々線化されていましたが、その他の区間は工事中で、工事用の防音壁(?)が車窓風景を眺めるのに邪魔な存在でした…。さらに多くの乗車があった成城学園前駅は掘割ではなくまだ地平にありました。工事区間をゆっくりと走り、下北沢と代々木上原は降車客が多く、多少乗車率が低下して楽になった状態で終点の新宿に到着しました。地上ホームへの到着で、「今度は地下ホーム発着の電車にも乗らなアカンな…」と将来の再乗車を誓い、小田急の新宿駅を後にしました。


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新宿駅にて2009年撮影。

新宿ではJRに乗り換えて、中央快速線で東京駅まで移動しました。車両は当然、201系の10連でした。
東京駅到着後、改札を出る前にふと気付きました。「荷物を忘れた!」…秋葉原駅のコインロッカーに預けたままでしたorz 慌てて3番線、4番線に移動し、運よく来た京浜東北線の快速電車で神田駅を通過し一気に秋葉原駅へ。荷物を回収し、再び運よくやって来た京浜東北線の快速電車で東京駅まで戻りました。10分少々で荷物を回収でき、まだ余裕で『こだま421号』までの時間があったのでホッとしました。

東京駅のコンコースで駅弁を購入して一度改札を出ました。そしてすぐにJR東海の専用改札口から『ぷらっとこだま』のチケットを見せて改札内に入りました。『ぷらっとこだま』は改札内での乗り換えができないのが不便です(今は分かりませんが…)。そして『こだま421号』(300系16連)に乗車し、指定された12号車の1番E席に腰掛けました。足が伸ばせなくて少々窮屈です…。着席後すぐに先程買ったアメリカで製造して冷凍後輸入したという当時話題の駅弁、『O-bento(オーベントー)』の牛すき焼き風弁当(600円)を食べました。値段の割に美味しかったです。


イメージ 4

東京駅にて2008年撮影。

東京駅停車中に弁当を食べていると、隣の席に中高年男性が腰掛け、私に色々と話しかけてきました。どうやら大阪の某大学の教授のようで、東京出張時はいつも『ぷらっとこだま』を利用しているとの事。この日は窓側が取れなかった事を悔やんでいました。確かに12号車はほぼ満席で、『ぷらっとこだま』の利用客も多いことと思いました。
そして13時13分に東京駅を発車後も私は景色を見ながらでしたが小田原駅の辺りまでずっと中高年男性と喋っていました。

静岡で大量の下車があり、1番ABC席が空席になったのを見てD席の中高年男性はA席に移動しました。これでお互い楽になりましたwそして『のぞみ』や『ひかり』を退避中にホームのキヨスクへ。『ぷらっとこだま』の特典であるドリンク引換券を使ってお茶をゲットしました。
『こだま421号』は西へ進むにつれ車内がガラガラになっていきました。そして東京駅から4時間以上かけて終点の新大阪駅に到着しました。先程の中高年男性は急いでいたのか、無言で足早に去っていきました。私はゆっくりと歩き、東京駅と同様にJR東海の改札口から外に出て、在来線の改札口に移動して自動改札機に『Jスルーカード』を通しました。

そして今や乗車確率が低い223系1000番台8連の新快速で、大阪駅からは着席して、暗くなりかけていた加古川駅まで乗車。関東から関西に帰ってくると、妙に人が少なく感じてしまいます…。東京は人が多すぎます…。

最後は自転車に乗り帰宅。5泊6日の長丁場にも及びながらあまり収穫が無く反省点が多い乗り鉄を終えました。

(つづく)


今回の新規踏破路線

路線名区間距離備考
京王電鉄:競馬場線東府中→府中競馬正門前0.9km踏破達成!
JR東日本:南武線府中本町→登戸10.6km
小田急電鉄:小田原線登戸→下北沢10.3km
小田急電鉄:小田原線代々木上原→新宿3.5km
JR東海:東海道新幹線東京→三島120.7km踏破達成!
(参考:Wikipedia)