第122回 関空特急『はるか』に乗り貨物線を乗りつぶし | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

前回のつづき…

2002年1月8日、京阪京津線を乗りつぶして、1997年に廃止された区間をバスで辿った後は、京都駅から関空特急『はるか』に乗り、梅田貨物線などを乗りつぶししました。
今回の日程 2001年1月8日(火) 【後半】

四条京阪バス停(徒歩)四条1415(京阪本線)1420東福寺1437(奈良線・642M)1439京都1448(東海道本線→梅田貨物線→大阪環状線・1037M特急『はるか37号』)1531天王寺1535(大阪環状線内回り)1556大阪1654(JR京都線・788T快速)1658新大阪1710(JR京都線→JR神戸線・3623M新快速)1803加古川 

【帰宅】
四条京阪バス停からすぐ近くの京阪・四条駅(現在の祇園四条駅)に移動し、普通電車(2600系)で東福寺まで行きます。東福寺でJR奈良線に乗り換えて、こちらも普通電車(103系)に乗って京都駅まで戻ってきました。

京都駅では一旦改札を出て、天王寺までの乗車券とB自由席特急券を購入し、改めて改札内に入ります。そして30番線ホームへ移動すると、関空特急『はるか』(281系6連)が既に停車していました。


イメージ 1
2010年撮影。

私は自由席車両に乗車しましたが、車内はガラガラでした…。窓側席に着席し、京都発関西空港行きの下り『はるか』でしか味わえない「はるかルート」の旅を楽しむことにします。

京都を定刻の14時48分に発車し、初めは嵯峨野線(山陰本線)の線路を走ります。そして梅小路で嵯峨野線が右へカーブする時に貨物線に転線し、JR京都線の北側を走ってそのまま桂川を渡ります。そして現在の桂川駅の手前でJR京都線の複々線をオーバークロスし、向日町駅付近で下り本線の外側線に転線します。この付近には京都総合運転所があります。
その後は本線上を茨木の先まで下り、大阪モノレールと交差した後に左へ分岐して再びJR京都線の複々線をオーバークロスし右側へ移り、岸辺駅近くの吹田信号場から梅田貨物線に入ります。そして広大な鉄道用地の中を走り、神崎川を渡ると間もなく新大阪駅に到着します。

新大阪駅からも引き続き梅田貨物線を走ります。淀川を渡るとJR京都線から右へ分かれ、阪急中津駅の下をくぐると左手には広大な梅田貨物駅が望めます。


イメージ 2
2010年撮影。梅田貨物駅西側を走行。

『はるか』は貨物駅の西側をかすめるように地平を進み、踏切を通りながらJR神戸線をアンダーパスした後、大阪環状線の福島駅付近から高架へ上がり、専用の単線をゆっくりと走ります。そして西九条駅の手前で転線し、西九条駅では普段はJRゆめ咲線(桜島線)の電車が発着する中線をゆっくりと通過します。そして転線して大阪環状線の内回り線に入り、今度は新今宮駅手前で大和路線(関西本線)の上り線へ転線して、天王寺駅の大和路線ホームには定刻の15時31分に到着しました。

天王寺ではすぐに大阪環状線(内回り)に乗り換えて、大阪駅で一旦下車しました。ヨドバシカメラなどで買い物を済ませた後、再入場し『18きっぷ』ならではの技で1駅手前の新大阪駅まで戻って姫路方面行きの新快速に乗り換えました。そして大勢の乗客が入れ替わる大阪駅でまんまと着席して、最後は仮眠をしながら加古川へ、この日の乗り鉄が終わりました。

(つづく)


今回の新規踏破路線

路線名区間距離備考
JR西日本:東海道本線(はるかルート)京都→向日町(※1)---km梅小路→向日町は貨物線
JR西日本:梅田貨物線(はるかルート)茨木→西九条(※1)---km新大阪・梅田貨物駅経由
(※1)「はるかルート」の貨物線は営業キロが設定されていません。運賃計算上は東海道本線~大阪から大阪環状線、のルート。

(参考:Wikipedia)