新藤原駅にて。
今回は、全区間が栃木県日光市内を走り、鬼怒川温泉や会津方面へのアクセス路線である
今回は、全区間が栃木県日光市内を走り、鬼怒川温泉や会津方面へのアクセス路線である
東武鬼怒川線を紹介します。
現在は『SL大樹』が運転されています(2023年12月追記)。
(Yahoo!地図を使用)
路線名 | 区間 | 営業キロ | 備考 |
東武鉄道:鬼怒川線 | 下今市~新藤原 | 16.2km | 一部を除き単線(※1)・直流1,500V電化 |
踏破達成時 | 2003年8月 |
撮影時 | 2009年8月ほか |
下今市駅は島式ホーム2面4線の拠点駅で、快速・区間快速は日光方面の電車と鬼怒川線方面の電車の分割・併合が日常的に行われています。
下今市駅を発車するとすぐに右へカーブし日光線と分かれます。
そしてカーブを終えると大谷川を渡ります。
橋を渡り終えた所に大谷向駅があります。大谷向駅を過ぎると主に農村地帯を走りますが、時折森の中を通ります。大桑駅を過ぎると急カーブが連続し、鬼怒川を渡り終えると新高徳駅に着きます。
新高徳駅にて。
新高徳駅を発車すると、鬼怒川の左岸を走り、右側(東側)から山並みが迫ってきます。日光江戸村の対岸を走行し、小佐越を過ぎ、鬼怒川から離れて次第に民家などの建物が増えてくると鬼怒立岩信号場を通過し、一時的に複線になりますが間もなく鬼怒川温泉駅に到着します。
鬼怒川温泉駅は島式ホーム2面4線ですが、スペーシアの停まっている1番線は行止まり式です。
2003年撮影。鬼怒川温泉駅がリニューアルされる前の駅舎です。
駅前広場もあり、鬼怒川温泉の玄関口として機能しています。
駅前広場もあり、鬼怒川温泉の玄関口として機能しています。
鬼怒川温泉駅を発車すると単線に戻り、左手に旅館街を見ながら進みます。
車窓左手には、かすかに鬼怒川温泉ロープウェイが見えます。
そして鬼怒川公園駅を過ぎると山間の谷間をカーブしながら進み、ほどなくして終点の新藤原駅に到着します。
新藤原駅は島式ホーム2面3線で、電車が停まっている線路は両側にホームがあります。
野岩鉄道線は原則2両編成での運転で、鬼怒川線を4両編成で運転している電車は当駅で分割・併合が行われます。
また、西側の1番線は行止まり式で、2・3番線と4番線の2本の線路が野岩鉄道線へ通じています。
野岩鉄道線は原則2両編成での運転で、鬼怒川線を4両編成で運転している電車は当駅で分割・併合が行われます。
また、西側の1番線は行止まり式で、2・3番線と4番線の2本の線路が野岩鉄道線へ通じています。
新藤原駅の駅舎です。現在は野岩鉄道が管理しています。
特急電車は『きぬ』、『スペーシアきぬがわ』、『きぬがわ』の3種類が鬼怒川線では運転されていて、『きぬ』は浅草駅発着、『スペーシアきぬがわ』と『きぬがわ』はJRの新宿駅発着です。これら特急電車は早朝・深夜を除き概ね1時間当たり1~2本の運転です。
これらの電車は基本的に鬼怒川温泉駅止まりですが、一部は鬼怒川公園駅まで運転され、また新藤原始発の電車も2本あります(下りの新藤原行きは0本)。
これらの電車は基本的に鬼怒川温泉駅止まりですが、一部は鬼怒川公園駅まで運転され、また新藤原始発の電車も2本あります(下りの新藤原行きは0本)。
一方、料金不要の普通、快速系統の電車は終日に亘り概ね1時間当たり1本の運転ですが、多客期の土休日は下り電車が増発されます。また、東武日光線から直通してくる大半の快速・区間快速電車が野岩鉄道線と直通運転していて、さらに会津鉄道の会津田島まで足を延ばす電車も多いです。また、会津鉄道の会津若松方面からは快速『AIZUマウントエクスプレス』、『AIZU尾瀬エクスプレス』が新藤原から鬼怒川温泉駅まで計3往復乗り入れて来ます。さらに『AIZUマウントエクスプレス』のうち1往復は土休日にJR磐越西線の喜多方まで延長運転される場合があります。
所要時間は特急と普通・快速系統での差は少なく、鬼怒川温泉駅まで下今市から特急利用で約20分(浅草・新宿からはそれぞれ約2時間)、普通・快速系統でも概ね20分(浅草から快速で2時間20分前後、区間快速で2時間50分前後)です。
また、下今市~新藤原の普通・快速系統での所要時間は、30分~40分です。
また、下今市~新藤原の普通・快速系統での所要時間は、30分~40分です。
鬼怒川線では全駅でPASMOが利用可能ですが、直通先の野岩鉄道、会津鉄道へまたがっての利用はできませんので、あらかじめ乗車券を購入する必要があります。
乗換駅 | 乗換路線 |
下今市駅 | 東武鉄道:日光線。JR東日本(今市駅まで徒歩20分):日光線 |
鬼怒川温泉駅 | 鬼怒川温泉ロープウェイ (徒歩20分) |
新藤原駅 | 野岩鉄道:会津鬼怒川線(直通運転) |
(参考:東武鉄道のHP、Wikipedia)