月潟駅にて。
【踏破後、廃線…】の第3回は、1999年4月に廃線となった新潟県の新潟交通電車線(東関屋~月潟)です。
ちなみに以前の廃止区間である白山前~東関屋、月潟~燕は、残念ながら未乗です。
ちなみに以前の廃止区間である白山前~東関屋、月潟~燕は、残念ながら未乗です。
また、本文は自分が投稿した過去の記事のものを一部引用しています。あらかじめご了承願います。
(Yahoo!地図を使用)
路線名 | 区間 | 営業キロ | 備考 |
新潟交通電車線 | 東関屋~月潟 | 21.5km | 全線単線・直流1,500V電化 |
踏破・撮影時 | 1999年3月 |
東関屋駅は1992年に駅舎が改築され、現代風の新しい建物になりました。
しかし、現在は解体されてしまったようです。
しかし、現在は解体されてしまったようです。
東関屋駅にて。画質が悪くてすみません。
東関屋駅は1面2線で、有人駅でした。また、車庫も併設されていました。
東関屋駅は1面2線で、有人駅でした。また、車庫も併設されていました。
1992年3月以前は手前方向、市街地にある白山前駅まで線路が延びていました⇒廃線跡探訪の記事はこちら。
東関屋を出発すると、すぐに関屋分水路を渡ります。下流側には越後線の鉄橋も見えます。それからしばらく住宅地の中を走ります。ときめき駅にも停車しますが、この「ときめき駅」、開業が1997年3月で、わずか2年で役割を終えてしまう不遇の運命に……。新大野駅付近からはほぼ一貫して中ノ口川の堤防沿いを走り、東関屋から約40分で当時の終点駅である月潟駅に到着します。
月潟駅の駅舎です。線路が中ノ口川の堤防上にあるので、駅舎の2階部分がホームの位置に相当します。
月潟駅は元々行き違い可能でした。川に面した側のホームは残されていますが線路・架線は撤去されています。
月潟駅の駅名標が見えます。
当時乗車した「モハ19形」の車内です。
私が新潟交通電車線を乗りつぶしたのは1999年3月10日で、廃止のわずか1ヶ月前でした。私が乗車したのは平日の昼間でしたが、ファンの方が数人同乗していました。車両・設備は全体的に古く、趣味的には面白かったですが、やはり一般客へのサービスレベルは低いと言わざるを得なかったと思います(例:冷房なし)。
しかし、前回の蒲原鉄道線と違い、沿線人口が多く路線長も比較的長いのにもかかわらず、乗客数が少ないのには驚きました。
東関屋駅からJR越後線の関屋駅まで徒歩約5分。
(参考文献:『私鉄廃線25年』寺田裕一著。JTBキャンブックス/Wikipedia)
(『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)・鉄道踏破への道【第8回】より一部抜粋。)
(『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)・鉄道踏破への道【第8回】より一部抜粋。)