蒲原鉄道線(村松~五泉。1999年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

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村松駅にて。

  

【踏破後、廃線…】の第2回は、1999年10月に廃線となった、
新潟県の蒲原鉄道線(村松~五泉)です。
ちなみに1985年廃止区間である加茂~村松間は、残念ながら未乗です。

  

また、本文は自分が投稿した過去の記事のものを一部引用しています。また、五泉→村松の順に紹介しています。あらかじめご了承願います。

  
  

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(Yahoo!地図を使用。廃線跡は推定。)  
  
  
路線名   区間   営業キロ  備考  
蒲原鉄道線  村松~五泉  4.2km   全線単線、直流600V電化  
  
  
踏破達成時・撮影時   1999年3月10日  
廃止日   1999年10月4日  

  

  

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五泉駅にて。私の記憶ではJRとは改札内で乗換でき、JRの駅舎の隣に蒲原鉄道の駅舎があったように思います。

  

電車が東に向けて五泉駅を発車するとすぐに南へカーブし、今泉駅に到着します。ここからずっと県道7号線と並走します。村松まで直線区間で、かつ距離があるので電車はつりかけモーターを唸らせてそこそこ飛ばしますが、揺れもまた凄かったです。そして五泉からわずか8分で終点の村松に到着しました。

  
  

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こちらは村松駅駅舎の写真です。上部には社紋が飾られています。が、見事に撮影失敗しました。かなり焦ってましたので… 訪問時は日程の関係で、滞在時間が少なかったため、ホームでの撮影や駅舎全体の撮影ができず、駅舎の一部しか撮影できませんでした。悔やまれますorz

  

村松~加茂は前述の通り、一度も乗車する事無く廃止となってしまいました。信越本線を乗り鉄中に、加茂駅付近で蒲原鉄道線の遺構を見た事はあります。

  

  
あとがき  

私が蒲原鉄道線(村松~五泉)を踏破したのは1999年3月10日で、廃止の約半年前でした。わたしの乗車時は平日とあってかお名残乗車の人は一人もいませんでした。車両・設備は古く、私は大歓迎でしたが、一般客からすれば不満もあったかと思います。

  

また、終始県道7号線が並行していて、バスやマイカー、挙句の果てには自転車(主に降雪時を除く)にも利用客が取られてしまったのではないでしょうか? 私の乗車時も乗客は3名しかおらず、蒲原鉄道線はもはや鉄道としての役目を終えたような気がしてなりませんでした。残念です。

  

  
のりかえ  

乗換駅   乗換路線  
五泉駅   JR東日本:磐越西線  
  
(参考文献:『私鉄廃線25年』寺田裕一著。JTBキャンブックス)