尚、実際の乗車経路は佐世保→伊万里でしたが、今回は伊万里→佐世保の順で紹介させて頂きます。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/8c/57/g/o0800060014425036966.gif?caw=800)
路線名 | 区間 | 営業キロ | 備考 |
松浦鉄道:西九州線 | 有田~伊万里~佐世保 | 93.8km | 全線単線・非電化 |
踏破達成時・撮影時 | 2007年4月 |
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/5a/b8/j/o0550041214425036973.jpg?caw=800)
2番線ホームは昔からのものが再利用されています。
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/67/f7/j/o0160011914425036985.jpg?caw=800)
伊万里駅西方の分岐部です。
向かって左側が有田方面、右側が佐世保方面です。
向かって左側が有田方面、右側が佐世保方面です。
有田方面の路線と分かれ、有田川を渡ると伊万里湾に沿って走ります。しかし、海を眺められる区間はそんなに多くありません。
東山代、里、楠久、鳴石、久原、波瀬、浦ノ崎と進み。福島口を過ぎると、佐賀県から長崎県になります。半島の付け根をトンネルで越えた後、今福、鷹島口と進み、鷹島口からまた海沿いを走ります。
東山代、里、楠久、鳴石、久原、波瀬、浦ノ崎と進み。福島口を過ぎると、佐賀県から長崎県になります。半島の付け根をトンネルで越えた後、今福、鷹島口と進み、鷹島口からまた海沿いを走ります。
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/a9/13/j/o0550041214425037009.jpg?caw=800)
前浜付近から海側に倉庫や工場が目立ち始め、調川を過ぎてやや広い構内が見えてくると松浦に到着します。
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/29/c5/j/o0550041214425037018.jpg?caw=800)
松浦の次の松浦発電所前はその名の通り、駅前に大規模な火力発電所があります。その次の御厨から先は、入江が見えることがあるものの、しばらく海とは離れて西木場、東田平、中田平とひたすら西を目指します。
![イメージ 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/a3/8e/j/o0550041214425037039.jpg?caw=800)
そして中田平の次の駅は、有名な「たびら平戸口」です。
![イメージ 8](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/6a/b1/j/o0550041214425037054.jpg?caw=800)
平戸島にある平戸市中心部へは、平戸大橋を経由するバスに乗り換えです。
尚、松浦鉄道の駅名標はJR九州タイプの色違いです。
ここからはほぼUターンして南東へ進みます。西田平、「すえたちばな」と進み、江迎鹿町に着きます。
![イメージ 9](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/36/08/j/o0550041214425037077.jpg?caw=800)
江迎鹿町からは海と完全に離れ、高岩、「いのつき」、潜竜ヶ滝と山々が形成する谷を内陸部へ進みます。
かつて世知原線が分岐していた吉井(国鉄時代は肥前吉井)からは神田、清峰高校前と佐々川に沿って海の方へ下って行きます。
かつて世知原線が分岐していた吉井(国鉄時代は肥前吉井)からは神田、清峰高校前と佐々川に沿って海の方へ下って行きます。
清峰高校前駅は今年の春の選抜高校野球で優勝した長崎県立清峰高等学校の最寄り駅で、2007年に上佐々駅から改称されました。
かつて臼ノ浦線が分岐していた次の佐々は運転上の拠点駅で、ここから佐世保へは運転本数がほぼ倍増します。
![イメージ 10](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/d7/a7/j/o0550041214425037091.jpg?caw=800)
佐々からは海(佐々浦)の近くを進みます。小浦を過ぎて真申の手前で佐世保市に入り、棚方を経て相浦で海と離れ、相浦川に沿って東へ、大学、上相浦、本山、中里、皆瀬、野中と、こまめに停車しながら内陸へ向かい遡ります。
柚木線が分岐していた左石からは佐世保の市街地に入り、進路を南へ変えて、泉福寺、山の田、北佐世保と進みます。
![イメージ 11](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/19/90/j/o0550041214425037096.jpg?caw=800)
佐世保の街は平地が少なく、起伏の斜面にも民家がびっしり建っています。松浦鉄道西九州線はトンネルの連続になります。
北佐世保からはトンネルの連続で丘陵地を抜けて市街地中心部にある中佐世保に着きます。そして国道35号線をオーバーパスするとすぐに佐世保中央に着きます。中佐世保と佐世保中央の駅間距離はわずか200mで、路面電車並みに短いです。
佐世保中央を出発してすぐのトンネルを抜けると間もなく、数年前に高架になった終点の佐世保に到着します。
![イメージ 12](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/63/93/j/o0550041214425037105.jpg?caw=800)
尚、JR線との直通列車はJRホームに発着します。
![イメージ 13](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/58/e7/j/o0119016014425037114.jpg?caw=800)
佐世保駅の駅名標です。伊万里駅とは違い、JR九州側の次駅表示はありません。
![イメージ 14](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/3a/13/j/o0160011914425037127.jpg?caw=800)
ホーム終端方を望む。階段を下りずにまっすぐ進むと、JR線との中間改札があり乗換ができますが、違うホームへ移る必要がある場合は結局上下移動をしなければなりません。
![イメージ 15](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/f1/6a/j/o0160011914425037139.jpg?caw=800)
JRに乗り換えずホームからの階段を下りるとここに出てきます。
松浦鉄道のりばは、駅の中央通路の一角のあまり目立たない所にあります。
松浦鉄道のりばは、駅の中央通路の一角のあまり目立たない所にあります。
松浦鉄道西九州線の伊万里~佐世保は、第三セクター鉄道の路線としては比較的運転本数、しかも伊万里~佐世保の通し運転の本数が多く、データイムで1時間当たり1本運転されています。
また、たびら平戸口、佐々と次第に佐世保方面への運転本数が増え、佐々~佐世保間のデータイムで1時間2本、朝夕は快速列車も含めて1時間に3~4本と、第三セクター鉄道の路線としては破格の運転本数と言えます。
また、たびら平戸口、佐々と次第に佐世保方面への運転本数が増え、佐々~佐世保間のデータイムで1時間2本、朝夕は快速列車も含めて1時間に3~4本と、第三セクター鉄道の路線としては破格の運転本数と言えます。
伊万里駅での有田方面との接続は概ね良好ですが、朝夕は接続が考慮されていない列車もあるので注意が必要です。
一方、伊万里駅でのJR筑肥線との接続は全体にあまり良くないので、JR筑肥線と乗り継ぐ場合は、事前に時刻表での確認が必要です。
一方、伊万里駅でのJR筑肥線との接続は全体にあまり良くないので、JR筑肥線と乗り継ぐ場合は、事前に時刻表での確認が必要です。
また、佐世保でのJR佐世保線、JR大村線列車との接続は、佐世保発着だけで見るとどちらもそこそこ本数はあるのですが、特に松浦鉄道側は運転本数が減る佐々より先への利用の場合や、JR側も早岐から先の行先によって、こちらも事前に時刻の確認が必要です。
乗換駅 | 路線名 |
伊万里駅 | 松浦鉄道:西九州線(有田方面) |
伊万里駅 | JR九州:筑肥線 |
佐世保駅 | JR九州:佐世保線、(大村線列車) |
(参考:Wikipedia)