北陸鉄道石川線②(鶴来~加賀一の宮) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

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石川線の後半は、今年2009年11月に廃止予定の区間鶴来~加賀一の宮を紹介します。

  

なお、野町~鶴来についてはこちらの前半で紹介させて頂いています。

  
  

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北陸鉄道石川線   野町~鶴来~加賀一の宮   15.9km  全線単線・直流600V電化  (2009年5月現在)  
今回紹介の区間 鶴来~加賀一の宮   2.1km   全線単線・直流600V電化  2009年11月1日廃止予定  
  
  
踏破達成時   2002年11月  
今回の訪問   2009年5月  
  
  
今回紹介の鶴来~中鶴来~加賀一の宮間は、地図南側のほんのわずかな区間ですが、利用客減少や設備投資の費用対効果の面から廃止へ。      
廃止予定日は2009年(平成21年)11月1日ですが、廃止日が前倒しになる可能性がありますのでご乗車はお早めに。      

  
  

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鶴来~加賀一の宮の廃止後は終着駅になる鶴来駅です。車両基地もあります。
もしも車両基地が加賀一の宮駅近くにあれば……『たら・れば』の話はやめにしましょう(爆)。

  
  

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鶴来駅1番線ホームから加賀一の宮方を望む。
かつては能美線も加賀一の宮方に向かって少しの間並走していました。
能美線鶴来駅付近の廃線跡探訪簡易記事はこちら

  
  

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野町からの加賀一の宮行きの電車がやって来ました。
私と同じ、鉄道ファンの人が何名か乗車していました。

  
  

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鶴来を発車してしばらくすると、先に廃止となった能美線の遺構である鉄橋が残っています。
能美線は手取川を渡っていましたが、こちらは川を渡らずに谷をさかのぼります。

  
  

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進むにつれてどんどん山々が近づいてきます。さすがに白山は見えませんでしたが。

  
  

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中鶴来駅に停車します。この辺りはまだ市街地ですが、乗降客はほとんどいませんでした。

  
  

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加賀一の宮駅の手前では、手取川を眺めることが可能です。この手取川の一部の支流は、白山が水源です。

  
  

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鶴来から約5分で終点の加賀一の宮駅に到着しました。ホームはかなり狭いです。

  
  

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ホーム先端部です。かつては金名線がさらに南の白山下駅まで延びていました。
架線柱から推測して、ホームと反対側にもう一本線路があったと思われます。
⇒金名線の簡潔な廃線跡探訪記事はこちら。     

   
   

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こちらは鶴来方です。加賀一の宮駅手前は一方的な登り勾配です。

   
   

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加賀一の宮駅の駅舎です。かなり古いです。ステンレス車体の7000系とのミスマッチさが面白いです。
白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)や獅子吼高原ゴンドラの乗り場(パーク獅子吼)が駅から徒歩圏内にあります。

  

加賀一の宮駅の詳細については機会があれば別記事で紹介したいと思います。    

⇒記事はこちら。  

  

  

乗り鉄の注意点   

鶴来~加賀一の宮間はデータイム64分毎の運転で本数は確保されていますが、朝晩は本数が極端に少なくなるので要注意です。
野町~加賀一の宮の所要時間は、データイムで34分です。
加賀一の宮での折り返し時間はデータイムで23分と、乗り鉄の方にはちょうど良いと思います。

  

また、これからお名残乗車をされる人が増えてくると思います。さらに今後、梅雨や台風のシーズンに入り、万が一線路に甚大な被害が発生した場合は復旧されずにそのまま廃止になる可能性もゼロではないと思いますので、乗車するなら早いうちが良いでしょう。

  

  

のりかえ   

駅名   路線名  
鶴来駅   北陸鉄道:石川線(野町方面)  
加賀一の宮駅   獅子吼高原ゴンドラ (パーク獅子吼駅):徒歩10分  
  
(参考:Wikipedia)