フェルメールでの食事

テーマ:

最近、夕陽がとてもきれいだ。

 

7月13日

 

7月16日

 

7月18日

 

夕陽に気が付くのは、たいてい授業中だ。生徒が問題を解いているのを待っている時、ふと外を見ると空が茜色に染まっている。あまりに美しい時には、そっと抜け出して1枚だけ夕陽の写真を撮る。仕事が休みの時に気が付くと、料理の手をとめて沈むまでずっと眺めていることもある。

 

 

先週の日曜日、資料館通りにある鉄板焼きのお店「フェルメール」に家族で行った。なぜか夫が長女の彼氏も招待した。

 

カウンターに6席だけの小さなお店。お店の名前の通り、壁に大きなフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」のレプリカが飾ってあった。別名の「青いターバンの娘」の方が有名かもしれない。

 

最初のサラダの写真を撮るのを忘れた。

カルパッチョ

 

野菜やき。珍しい有機野菜が並ぶ。白い茄子は初めて見たかも。

 

海老、いさぎ、アワビ。アワビがとても美味しかった。

 

小鉢。角煮のように軟らかかった。

 

ステーキ

 

浅利のガーリックライスとお味噌汁。半分食べて、深川飯のようにぶっかけて食べたら、感動的な美味しさだった。

 

ここ数年食べた外食の中で、ベスト3に入るくらいの料理だった。

 

娘の彼氏と初めてゆっくり話せて楽しかった。ややポチャとした体形だったのに、ダイエットで痩せてイケメン風になっていた。交際3年目に入って落ち着いた仲のいい二人の雰囲気がいいなあと思った。

 

お会計を済ませて、帰ろうとしても夫が飲み過ぎて動かないので、捨てていこうかと思ったが、お店の方に迷惑なので説得してなんとか一緒に帰った。途中ではぐれて次女と捜しにもどったら、いつの間にか先の方を歩いていた。本当に協調性のない人だと呆れた。

 

しかし、そんな夫の評価は娘達の間で急上昇している。なぜかというと、長女は社会人になって、ずっと働き続けてきた夫に尊敬心が芽生えてきたようだし、次女もアルバイトやインターンで働く事の大変さを知ったようだ。家でいつまでも食べている大食いの姿やボオーとしている姿、私に叱られている姿しか見ていなかったのに、代表になって大きな仕事をやっている事がなんとなく感じるようになったのかもしれない。