関係代名詞:of whichについて
whose=of whichと単純に覚えている生徒が多いです。それは間違いではないですが、文の構造を理解していないと問題形式によって関係代名詞を入れる位置がわからなくなります。
① I have a friend whose father is a doctor.
② I saw the mountain whose top was covered with snow.
①を分解すると
I have a friend. His father is a doctor.になります。しかし先行詞はfriendという人でofは使われていません。したがって、of whichを使って書き変えられないです。
②を分解すると
一つはI saw the mountain.
もう一つの文は2つパターンがあります。
Aパターン:The top of it (The top of the mountain) was covered with snow.
Bパターン:Its top was covered with snow.とも分解できます。
共通の名詞を関係代名詞に置き換えると
Aパターン
I saw the mountain the top of which was covered with snow.
先行詞の後に関係代名詞を置く文が普通なのでちょっと戸惑うかとおもいます。
ポイントは、先行詞が物である事です。The leaves of the treeとか、ofで~のという意味を表す事が多いです。the top of the mountainをかたまりで考えると良いです。この形式の関係代名詞文だと、名詞が並ぶことを頭にいれておいて下さい。上記の例文(mountain the topの部分)whoseだと無冠詞の名詞がつきますがof whichの時には冠詞がつくことも忘れないで下さい。
Bパターン
Its top was covered with snow.の方を関係代名詞で書くとI saw the mountain of which the top was covered with snow.という形になりますが、ほとんど使われないので、無い形式だと思っていた方がいいです。
例文
They live in a house ( )roof is green.
(of which, whose, that )のどれかを選びなさい。
今までの説明が理解できていれば、簡単に答えられます。答えはwhoseです。
簡単にwhoseの理由を書くと
①無冠詞の名詞roofがある
②of whichだと名詞が二つ続く They live in a house the roof of which is green.