4月には一度もアップできなかったなァ~っ!
激動の期末3月を乗り越えたと想ったが、昨年と同じような波が押し寄せてきたようだった。気分が優れない日も多く、低空飛行ながらなんとか4月も乗り越えてきたカナ?
今年の黄金週間は前半の3日も後半の4日もただのんびりと過ごした。休み明けの週は4日間の勤務だったが、さらなる低空飛行ながら休まず務めることが出来ました。ホっ!
ここ最近の投稿を読んでいただけると判ると想うが、老いを意識することがとても多い。時代の変化に馴染めない。ついていけない。そんな氣がしてならない。
どうも今のこの国はおかしい。どんどんおかしくなっていってる。モヤモヤとするばかりだが、今感じていることを書いておこうと想う。
大河ドラマ「光る君へ」のことは書いたかな?30年来の望みが叶った。太平の平安絵巻。来年も太平の世、江戸の町民文化が描かれるんだよね。これも、とてもうれしい。( ´艸`)
明治以降のこの国の思考はおかしいヨネ。太平洋戦争で終わったかと想っていたけど、その思考は脈々と息づいている。安倍晋三が首相になって、憲法改正の議論が盛んになって、愈々酷くなった。水林章・著「日本語に生まれること、フランス語を生きること」を読んで自分だけじゃなかったのだと知った。
しかし、この本に書かれたことも随分おかしな「空気」が漂っているように感じる。
「憲法」って?「天皇制」って?
明治以降の神格化された天皇の姿がとても異常なのだと想う。
紹介した本では、江戸幕府の幕藩体制からそうなっていると書かれているが、そんなにひとつの考えに縛り付けられていたのかな?江戸時代の武士でないので実際のところは知りません。畏れ多くも天皇陛下でもないのでやはり判りませんが、歴代の天皇陛下はどなたももっと人間らしくあれこれ考え悩みもしたのじゃないでしょうか。今上天皇陛下のお姿を拝見して深くそう感じます。
大河ドラマ「光る君へ」本郷奏多くん演じる花山天皇の話がとても好きでした。
井上咲楽ちゃん演じる藤原忯子との関係もとても切なかった。
これから一条天皇の世も人間らしいお悩みがあることと想像します。いや、もうすでに深くお考え遊ばされていらっしゃいます。
画像はすべて僕が購入した東京ニュース通信社の出版物から。
おっと、今夜の放映で花山院が登場しましたネっ!( ´艸`)
明治以降の神格化された天皇陛下の姿こそ異常なのだとしみじみ想います。明治天皇も人間らしい所がたくさんあったのじゃないでしょうか。神格化された御自身のお姿にも随分お悩みになられたのではないでしょうか。この腐れきった思想を拭い去ることこそ今のこの国に必要なことじゃないかな?と深く考えます。
先に紹介した本を読んでいて感じるのは、民主主義を深く理解した人たちもまた明治以降のこの国の姿に囚われ過ぎていると云うこと。この異常な姿を無視しなければ、この国の未来は見えてこないのじゃないかな?今上天皇陛下が上皇陛下からお受け継がれになりとても大切になされている「象徴天皇制」、そのためには、ひとりひとりの人間を大切にしたいと想っています。畏れ多くも天皇陛下もおひとりの人間であらせられますから。民主主義の基本を改めてこの国に根付かせたいと想うのです。(´-ι_-`)