ドジャースタジアムのビーチボール | サト_fleetの港

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ブログで取り上げる話題はノンセクションです。
広く浅く、幅広いジャンルから、その時々に感じたことを “おとなの絵日記” のように綴っていきます。


この6月、ドジャースの大谷選手の絶好調の活躍が続いた。
とくに、17日 (現地16日) のロイヤルズ戦では、5月以来2度目の1試合2ホームランを放ち、
その後、ドジャースタジアムでのロッキーズ戦とエンゼルス戦では、3日連続で特大ホームランをかっ飛ばした。
これぞ、“ミスター・ジューン” と呼ばれる所以である。

※エンゼルス戦で23号を放った直後の大谷選手 (デイリースポーツより)


ところで、
ドジャースタジアムでの試合を (テレビ中継で) 観ていると、不思議な光景が映し出される時がある。
なんと、試合中に観客席にビーチボールが飛び交っているのだ。
観客がビーチボールで遊んでいるようなのだが、
どういうこと? と思っていたら、これには理由があるらしい。
得点差が開いたり、試合内容が単調でつまらない時、
ビーチボールで遊びだす観客がいるのだそうだ。
つまり、“退屈だ” ということをアピールしているのだとか。

同じような意味合いで行われるのが “ウエーブ”。
観客席にウエーブが起こったら、それは決して応援の意味ではなく、
試合がつまらないという一種のブーイングのようなもの。
これらの行為は、いつから行われるようになったかわからないが、
ドジャースのファンは厳しいことで有名。
ちょっとでも退屈な試合をしようものなら、
たちまち、ビーチボールとウエーブの洗礼を受けることになる。

最近、ほかの球場でもやる人がいるが、
少なくともビーチボールでアピールするのは、ドジャースタジアムが発祥の地だ。
(名誉なことではないかもしれないが…)

※ドジャースタジアム (日刊スポーツより)


しかし、スタジアムはビーチボールの持ち込みを禁止している。
グラウンドに落ちると、試合が中断してしまうからだ。
では、禁止されているビーチボールをどうやって持ち込むのだろう?
おそらく、空気を抜いたものを小さく折りたたんで、バッグなどにしのばせて入るのだろうが、
球場スタッフも、身体検査までしないだろうから、案外たやすく持ち込めるのかもしれない。
だから、観客席でビーチボールをふくらませている人を見たら要注意だ。

※グラウンドに落ちたビーチ
ボールを回収する球場スタッフ


それと、これは退屈だったからかどうかわからないが、
20日 (現地19日) のエンゼルス戦の試合終了直後、半裸の男がグラウンド内に乱入し、スタッフに取り押さえられていた。
アメリカは広い、世界中から人が集まっている。
表現の方法も多彩なのかもしれないが、
くれぐれも試合妨害になるようなことはしないように願いたい。