大海原を眺めてえんじゃ!(T-58) | エス・ビルドのブログ

エス・ビルドのブログ

ブログの説明を入力します。

 

 

思い立ったが吉日

すぐさま大型連休の振替休暇を申請し、フェリー船を予約した。

 

酔い止め薬をしっかり飲み、缶ビールを買い込み​まずは1本飲んで気分はほろ酔い。

天候は快晴、​夜出航15時間くらいの船旅が始まり、東京湾を出た後はすぐ寝た。 

 

​翌朝は、自然と朝5時に起きた。

予め調べておいた甲板までのルートを一目散に歩いた。

階段を上り扉を開け、遮る物が何もない海原のど真ん中で甲板の真ん中までSUKIYAKIしてみた。

 

真上には雲もなく晴れ晴れとしてるが、辺りは薄い雲に覆われている​。

風で流されてきた小さな雨粒が頬をつたう。

 

彩度が低く何とも神秘的に見える瞬間だった。

視線を落とすと、水平線の向こうで入港を待っているのか何処かに向かっているのかは分からないが何隻かのタンカーが佇む姿が見える。

 

海を港から眺めるのと海上で眺めるとで大きく異なる点は余計な音がしないところ。

後者は船が波を掻き分けて進む音しかしない。

鳥や犬の鳴き声も、自動車が走る音も、スマホの着信音も、歩行者信号の点滅音も、生活音が存在しないのだ。

 

穏やかな海はなんて広く澄んでいるんだろう。

そのお陰なのか朝6時前から決め込むビールは、いつもより美味しく感じた。

 

海原を見渡した後は、偶然にも誰もいない浴場でシャワーを済ませて

ラウンジで朝食にカップヌードルを食べた、丸窓から徐々に見えてくる小さな島々を眺めながら。

 

携帯の電波は繋がったり繋がらなかったり、プロスピが出来ず本を読んでた​。

久々の活字は全く頭に入ってこなかった。笑

 

海原から陸に近づき、人の気配がするようになると凄く安心した​のを覚えている。

広く穏やかな分、深く孤独に感じていたからだろうか。

 

ぼちぼち部屋に戻り片付けを行い、お昼前に下船した。

小五郎のおっちゃんのような名推理を披露する事なく、B'zのように海上で熱唱する事もなく、呆気なくフェリーでの船旅は終わった。

 

ただフェリー船に乗って眺めた大海原の景色は、SSランク一坪の海岸線として指定ポケットに収納しておきました

 

前置きが長くなりました東京支社のSです。

 

いつからか写真を何枚か載せる裏ルールが出来たのですが、アゲインしちゃうと2度とカード化出来ないので船上からの写真は載せません。(そもそも撮ってませんでした) 

 

​個人的に​、近年の​活字離れが深刻で、読書を全くしていなかったので本を電子ブックで買い込み更に実家から積読になっていた書籍を持ってきました。

 

形から入るタイプなので、本を読む用の椅子も買いました。

届くのはまだ先ですが。

 

 

悩んだ末に選んだのはBKFチェア。

​                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               何処かで見た事がある人も多いと思います。

エッグチェアやスワンチェア、ウームチェア、シェルアームチェア、バルセロナチェア、どの名作チェアも捨て難い。

 

​が、ここはバタフライチェアを選びました。

色々な座り方が出来るし、軽いし、手入れ楽だし、やっぱりかっこいいし、何よりも金額がね。

今はリプロダクト製品でも良い物がありますが、高い物は高い…

 

こうなると、オットマンやサイドテーブル、スタンド照明もセットで欲しくなるのが欲深い人間の性ですね。その辺りは流石に我慢しつつ、シープスキンだけは買い。

そんでもって次の機会でトム&ジェリーと本来はセットで使うトップシー辺りを狙っていきたいです。

 

出掛けてまだ見ぬ景色に心を躍らせるのも、好きな物に囲まれた自分だけの空間に籠るのも、どちらも等しく最高だなって思う所から令和6年が始まりました。

 

明けましておめでとうございます。 

本年も​変わらぬご愛顧の程​お願い​申し上げます。

 

(こちらは夜間工事明けに取った横浜の日の出です)