サウジカップ等、国際競走の充実で存在意義が薄くなりつつあるフェブラリーステークス。
しかし、むしろそれを好機と捉えて様々な路線から挑戦者がこの東京マイルに集まりました。
◎11キングズソード
○5オメガギネス
▲4ドゥラエレーデ
△14ウィルソンテソーロ、7ガイアフォース、1[地]イグナイター
混戦模様で悩ましい所ですが、キングズソードを本命にしました。この馬の全兄キングズガードは1400m～1800mのダート重賞で実績がありキングズガード自身は大井2000mでのJBCクラシック〈JpnI〉で初戴冠となりましたが、あの時はどちらかと言えば砂入れ替え直後の新コースをモレイラ騎手が理解したのが勝因だと思います。
本来はここら辺の距離が丁度良いのではないかと思いますので、東京マイル初挑戦はプラスに捉えています。
対抗はオメガギネスです。東京マイルのグリーンチャンネルカップ〈L〉で圧勝、前走の東海ステークス〈GⅡ〉で掛かり気味ながら2着と荒削りとはいえポテンシャルが高いので、期待は高いと思います。ただ、スプリンタータイプと混走する今回はポジション取りの決断が難しくなるので本命にはしませんでした。
▲はドゥラエレーデです。ムルザバエフ騎手とのコンビではここまでの3走で全て3着以内の「名コンビ」で今回もしぶとさを発揮する可能性があり侮れません。(ムルザバエフ騎手本人の調子が良さそうなので尚更怖い…)
この他、結果的に異なる戦法で2着続きのウィルソンテソーロを押さえ、母父クロフネで東京ダートマイルにハマりそうなガイアフォース、地方勢の中で同じくステージ適正がありそうなイグナイターを穴候補としました。