s-blackadderのスポーツコラム

s-blackadderのスポーツコラム

下手の横好きですが、スポーツに関するコラムのようなもの(⁉︎)を投稿します。
あくまで個人の見解ですので参考程度に…
拙いところがありますがご容赦ください。
担当 野球(NPB,MLB,JABAなど)ラグビー,NFL

数学コラムのネタ探しにも追われてた事もありなかなか本業をやってなかったので、久しぶりの寄稿。

ただ、今回は正直渋々というかやりにくいネタ。というのも今こうして文章にしてる間も複雑な胸中の自分と戦っているから。例えば一般的なラグビーファンとは大きく異なる見解の為やっていいものかと思いつつ、自分なりの組み立てでしっかり受け入れてもらえるはずという状態。

とはいえここはしっかり自分の頭の中を整理しようということで寄稿することを決断した次第です。


今回はそんな葛藤している筆者を鑑みて読んでいただけたら幸いです。(もしかしたらまだゴチャついてるかもしれない…)


さて、事の発端は日本国籍を取得し帰化している選手30人が、来季以降のカテゴリ改定に関して連名でリーグワン大本営を相手に公正取引委員会への通告および裁判所への告訴をしたこととなります。

この変更によって出場機会が不当に制限される、そもそも新区分は差別的だと主張。暫定的に差し止め処分を求めています。


今の所、SNS界隈を見る限り原告側と同じ見方をする意見が多いようで、先日のリーグワン大本営の会見の内容に関して非難の声が多いようです。

これに関して大変よく分かる主張なのですがよくよく精査してみると、あくまでもこれから起こるリスクの話で実際に差別が発生してる訳では無い(ex.出場機会が同等なのに不当にサラリーが低い)、カテゴリー分けの区分の見た目で差別を誘発するか?という点ではカテゴリBに戻される訳では無いのでそうでもない、といった点で意外と主張が薄いのではないかと思います。他にも争点があるので一概にとは言えませんが、よく見られるファンの声は感情先行でイレ込み過ぎなのでは?もう少し冷静になってもいいのでは?としておきたいと思います。


では筆者はどうなの?となるのでここでお伝えします。

そもそも現行のカテゴリ分けを説明していなかったのでリーグワン規約の一部を抜粋したものを下記掲載します。
リーグワン規約より参照
現行では外国出身者(カテゴリB,Cの合算)は例えば23名登録枠では6,ピッチに同時出場可能なのは4となっています。意外と制限がかけられているかと思います。ただ問題が1つ。リーグワンの規定を確認するとカテゴリBの選手が日本国籍を取得すると現行ではカテゴリA(日本代表資格OK)に編入される事が出来るのです。そもそも、所定の期間リーグワンで活動すればわざわざ日本国籍を取得しなくてもカテゴリBの選手がカテゴリAに編入されるのですが(WR代表資格取得要件に批准)、簡単ではないとはいえ日本国籍を取らせてしまえば日本人と同格になるのです。
現行のまま放置すると例えば他国の20歳以下の有望株を獲得→日本国籍取得でカテゴリA編入ルートが罷り通り、カテゴリB事実上の増枠というルール違反を黙認し続ける事になるのではないでしょうか?
今回改めて規定を定めることでむしろ一定の範囲ならば合法にしますよ、というふうに私は解釈しています。
私としてはルールに則したフェアな勝負をして欲しいという考えがあった、カテゴリ改定の意図がよく分かると同時に先に説明した原告側の主張もよく分かるゆえ軽々しく自分の論が言いにくいため、冒頭に書いた複雑な胸中、葛藤という表現に至った訳です。

ここまで書いてきて、この問題は簡単ではなく筆者自身の複雑な胸中も分かって頂ければ…と思います。
今回書いてきたように異なったアングルでぶつかってしまっているのでなかなか噛み合わないですし、実際リーグワン側と原告側とで平行線になるのも無理ありません。どうにかこうにか着地点を見いだして欲しいと見守りたいと思います。

P.S
帰化選手に対して規定があるのはラグビーだけなのではという主張があって、そういえばバスケって帰化選手の規定あったのでは?とふと思い男子プロバスケリーグ『Bリーグ』の規約の一部抜粋をここで掲載します。
Bリーグ規約より参照
こちらの規定によると登録・エントリーにいずれも帰化選手orアジア枠を1名までOK、コートには外国籍選手と同時出場可能となっています。
また外国籍扱いしないつまり日本人枠としてみなす要件として義務教育課程を修了という表現があります。
ということで帰化選手の規定を設けるのは変とか、今回の争点の一部である、義務教育課程を区分の条件にしているのは差別では?という点に関して
その考え方がそもそも偏見ではないか?また実際に運用、受け入れられている例が存在するということを本コラムで併記します。
〈了〉