ここ何日かカゼ気味で、病院に行くためバイトを休み、部屋でおとなしく過ごす。
病院に行く前に事前に電話して予約しなければならない。
電話をすると、名前、生年月日、電話番号、いつから症状があるか、味覚や嗅覚に異常はないか、などなどいろいろと質問される。
嗅覚は、マスクしていても新聞のインクのにおいがわかるくらいなんともない。
病院に行くと、まずすぐには入らず、インターホンを押す。
玄関に行くように言われ、入ろうとすると、手の動きで入らないように言われて、目の前で自動ドアが閉まる。
少しして看護師さんが来て、誘導され、入ったのは小さな部屋。
換気扇が回っていて、一人用のいすとパーテーションがあるだけ。
そして数分待たされる。
なにか時間つぶしになるもの持ってくれば良かったなーと思い、しょうがないのでちょっと考え事をする。
なんか、第一種警戒態勢(by エヴァ)だなと思ったり。
看護師も医師もマスクをつけていて、手にはビニールの手袋。
ふと、もし自分が子どもだったら、これけっこう不安になる状況だよなーと思う。
部屋はどこもかしこも白くて殺風景だし、自分に話しかけてくる大人は、マスクで眼だけしか出てないし。
お金は、小さなトレーを差し出されてそこに置くんだけど、小銭だとなぜか手渡し。
薬局から薬剤師がここに来ます、と言われる。
外国のドラマで、自宅にお医者さんを呼んで診察してもらうお金持ちを思いだして、いたれりつくせりだよ、すごい、とちょっとだけセレブ気分を味わう。笑
診察、お薬の受け渡しが終わり、帰ろうとすると看護師さんから「お大事になさってください」と声をかけられる。
声が明るい。
マスクをしていると表情が伝わらないので、声のトーンってすごく大事だなと思う。
・こんなニュース記事を見ました。
収入減る看護師、悲痛な声「初めて辞めたいと思った」「お金という対価をほしがる自分も嫌」(読売新聞 BIGLOBEニュース)
「現場で働く医療スタッフからは、待遇改善を求める切実な声が上がっている。」
「緊張状態は長期に及び、友人らとの会食もできず、ストレスは限界に近づいている。」
「病院からは1日4000円の危険手当が支給されるが、残業代が減額されたため月収全体では5万円減っている。女性は「お金という対価をほしがる自分も嫌になっている。疲れ果てて頑張れなくなってきている」と漏らした。」
(「」内は記事から一部引用)
あと、介護にかかわる方たちは大丈夫なんでしょうか?
月収がそんなにもらえないのは、コロナ前から問題になっていたこと。
早く状況が良くなってほしい。
・収入はそんなにない。
当然、節約が必要になる。
でも、お金をなるべく使わないようにしながらでも、楽しいことってけっこうあるなーと最近思う。
この前、『ねほりんぱほりん』で、ずっとキラキラしていたいと言う、港区女子の女性を見て。
その女性は、人と比べて優越感を感じたり、自分はまったく支払わずにすごい金額を使ってもらったり、ってことに幸せを感じる人で。
(くわしくは、野いちごに書いたこちらを)
なんか違和感が。
人と比べて、自分は下だ、とか思ったら、逆に不幸になるような。
そもそもなにを幸せと思うかは人それぞれなので、比べること自体できない気がするし。
あと、男性におごってもらって、見返りを要求されたらどうするんだろう。怖くない?
世の中にはいろんな人がいるなーと思う年末。