暦、3人に勝ち、キスショットの四肢をすべて取り返した。
人間に戻れる暦。
が、そんな暦に、忍野さん、胸ポケットから煙草を出したあと、なにか赤いものを取り出す。
出したのは、キスショットの心臓。投げて暦にわたす。暦の両手の中で拍動してる心臓。
キスショット、心臓を奪われてるのに、なくなってることに気づいてないと忍野さん。
忍野さんいわく、「抜き取った」。でもどうやって?
あの3人並みに、なにかすごい能力があるのはわかる。そもそも、暦に襲いかかった3人を、一人でいっぺんに止めた人だしね。
忍野さんは、4戦目として、自分も暦と戦うはずだったと。けどやめた。
暦とキスショット、屋上で語らう。
「古傷物語」突如始まる。キスショットと、1人目の眷属の話。
その人の形見だという、妖刀・心渡(こころわたり)。体から引っこ抜いて、また体内に戻すキスショット。出血しても気にしない。不死身の体、バッグ代わりにしてる。
おなかがすいた暦。セブンイレブンに行って、両手にビニール袋持って戻ってきたら。
キスショットが獣のようになにかを食べてる。それは、あの3人目の、暦と戦った人間。死体。人を食っていたキスショット。
キスショットにとって、人間は「食料」でしかなかった。化け物だった。
そんな化け物に、自分の血を飲ませて生かしてしまった暦。
知らなかったとはいえ、激しく後悔する。
暦、体育倉庫で、携帯電話を見てる。画面を見ていて、急に涙が出てくる暦。
羽川さん、また、勝手にいじってアドレス残してた。(これ、どうなの? 羽川さん、これはちょっと行動がヤバいと思う)
連絡すると、すぐ来てくれた羽川さん。駆けつけるね。やさしい。
ひととおり事情を聞く羽川さん。このままだと、いつかキスショットと同じように、羽川さんのことを食べようとしてしまうかもしれない。羽川さんを自分から遠ざけたい暦。
「じゃあ、食べなよ」自分を食べて、死なないで、と言う羽川さん。
でも、それはね……。
なにか言われたわけでもないのに、暦の精神的な異変に気づく羽川さん。すごい察知能力。
ビルとビルの間、高速道路の上、と飛んでいるキスショット。綺麗な夜景。レインボーブリッジの上を通過。
完全体になった吸血鬼。彼女を止められる者はいない、と暦。
すると、「阿良々木君にも?」「阿良々木君には、止められるんじゃない?」と、羽川さん。
それを聞いて、眼が生き生きしてきた暦。そんな暦の頭をなでなでする羽川さん。「表情が、変わったね」。
で、ここから変なことになっていく。(笑)
羽川さんの「私にできることがあるなら、遠慮なく言って」のあとの、「あれ以上Hなサービスは、私には、思いつかないけどね」もだいぶ変、っていうかヤバい発言だと思うが。
「胸を、触らせてはもらえないだろうか」すごいていねいに頼んでる暦。
キスショットは、羽川さんが暦から聞いた話によると、12歳、17歳、27歳の姿だそうだ。へー。
キスショットの胸が大きくて揺れるので、羽川さんの胸で耐性をつけたい、という暦。
悩んだ末、了承した羽川さん。いいのかよ!
メガネをマットに置いた。もうこの時点で、目つきに覚悟が。
このへんから、服を脱ぐしぐさとか表情とか、色気がすごい羽川さん。制服のブレザーの前をあけて、ブラじゃなくてスリップドレスみたいなものを着てる。
「もむからには、きちんともみなさい」。なにそれ。そこまで言わんでも。なんだそのおかしな覚悟は。
暦に言われるがままに、羽川さん、「阿良々木君、どうか私のノーブラおっぱいを、もみもみしてください」って言った。
大丈夫かな?
こんなこと書いたら、なにか性的な単語を検索した人に、このブログが見られる、なんて妙なことが起きないことを祈る。(笑)
変なこと言わせる暦。なぜかちゃんと言われたセリフを復唱する羽川さん。
やっぱやらしーな羽川さん。(←何回言うんだ。笑)
なにか、違うことが始まりそうだったけど、ギリギリ胸を触らなかった暦。
それに対し、「チキン、チキンチキンチキン」と、何度もチキンとののしる羽川さん。(え、触られたかったの? 違うよね)
初めてが阿良々木君相手で、体育倉庫になる。抱かれる覚悟があった、と。(あったのか。///わぁ)
「阿良々木君、そんなに私、魅力ないかな」マットに正座したまま、うつむいてる羽川さん。(ははは。女の子としてちょっと傷つくというか。『逃げ恥』みたいな)
結局肩もんで、土下座して終わった暦。「以上です」。(笑)
続きは新学期、ということで、二人で指切りげんまん。生きて、会いましょう。
そのとき、爆音が。キスショット、サッカーのコートに落下。隕石が落ちたかのような跡が。
場所、これは競技場? ああ、日本の国旗が前の2つの話で出てきたのは、これに続く伏線だったのかな。
長くなっちゃったなー。
その2 に続く。