監督が「TRICK」つくった人なんだけど、
それを考えて見ると、こういうのもできるんだーと。
原作の天童荒太さんの小説にかなり忠実につくられてる。
ギモの心の傷が、友達のこと、って変わってたのは
そんなに気にならなかった。
ディノというあだ名をつけてくれた、
絵が上手なまいうーと、ツッコミという友達。
まいうーがツッコミを刺してしまった。
小説には出てこなかった、
ディノが刺された友達に会いに行くシーン。
ワラと足を包帯で巻いて、二人三脚で橋をわたる。
そのあと、部屋でベッドに寝ている、下半身不随になった
あだ名がツッコミという友達会うんだけど、
関西弁がその友達の影響だったと。
友情が復活するシーンが素敵だった。
石原さとみがワラ役で、女子高生なのは
年齢的にどうかなーとは思ったけど。
ディノがビルのてっぺんで、包帯を大量に巻きつけて
風に流すシーンはすごい。あれ、スタッフ巻くの大変だっただろうな。
原作の小説を読んでから見てよかったな、と思った。