最終回↑
剛「遅れてしまったが、ドーナツ図鑑のスタートだ!」
紅條「20種類のドーナツと5つのアイテムを各5組ずつ紹介するぞ。」
イーストドーナツ
イースト菌を使ったドーナツ
ふわっとした食感で意外とカロリーが低い
剛「パン等に使うイースト菌を使った、ふわっと食感のイーストドーナツだ。揚げてもカロリーは低めでゼロマークを全身で表現しているぞ。」
紅條「ゼロ理論はともかく、これに砂糖だけ振ったものが王道のプレーンシュガードーナツだ。」
小麦粉
国産の最高級小麦粉
おいしいドーナツを作るにはまず材料から!
剛「美味しいドーナツ作りの為に材料からこだわった。…まずはこの最高級・純国産の小麦粉だ!」
紅條「遺伝子組み換え品不使用だから近年の問題にも安心できるぞ。」
剛「まずはこの空気砲で大まかな形を作るぞ。」
紅條「こういうユニークでトリッキーな要素がゴーゴードーナツの個性だな。」
輪投げ
ドーナツの制作法②
空気砲で作った生地を輪投げで
形を整えたら完成です
剛「次に輪投げで生地の形を整え、油でさっくり揚げたら出来上がりだ!」
紅條「遊んでいるように見せかけて、ドーナツ作りの研究をしていたんだな。」
剛「この地図によれば東に行く毎にドーナツが美味しくなるのだとか…」
紅條「途方も無い長旅だろうから新幹線の席でも予約しようか?」
剛「そんな長旅に欠かせない必須アイテム、それが方位磁石だ!ドーナツを山ほど持って東へ東へ大冒険だぞ!」
紅條「それは分かるが…、お前どんだけ持って来てるんだ…?」
ツイストドーナツ
職人が気合いを入れてねじったドーナツ
ねじり具合は気分によって変わる
剛「職人の気合と魂でねじったのがツイストドーナツだ。ねじり具合は気分次第だからいつでも新鮮な気持ちで食べられるぞ。」
紅條「俺だったらねじるより三つ編みを作るイメージでやるかもな。」
剛「良いツイスト作りには良い筋肉が大事だ。まずはプロテインを摂取しような。」
紅條「最近は飲みやすい味のものもあるから手軽に始められるぞ。」
剛「無駄の無い筋肉を作る為、ダンベルでリフティングも必要だ。」
紅條「俺達は誓ってドーピングは使わない。見せかけと偽りが一番醜いのでな。」
剛「学校の机の中あるある、それが置き勉教科書とノート、カビたパンだ。俺も弟子入りしたての頃は青臭いひねりばかりだったな…」
紅條「ただでさえパンや生菓子は傷みやすいのに…。お前らは絶対真似すんなよ?」
剛「これまでのひねりに加え、腰のひねりをフラフープで身につけることにより、更なる美味しさを実現させたぞ。」
紅條「遊んでいるように見えて実際は研究熱心なんだな。…とりあえず俺もやっていいか?」
全自動ひねり機
これ1台で職人のツイストをご自宅で完璧に再現できる
主婦に人気の商品
剛「あっと驚く主婦の味方、それが全自動ひねり機だ。これさえあればベテラン職人のツイストを完全再現できるぞ。」
紅條「いつか一家に一台の時代が来て、一口食うとびゃあうまい、そんな展開になりそうだ。」
剛「揚げてもふわふわの生地の中に口溶け良いホイップクリームがたっぷり…。それが大人気のクリームドーナツだ。」
紅條「これが噂の生ドーナツとやらか。博多の店で食ってきたが美味かったぞ。」
剛「超高速で回転する最新型ハンドミキサーで口溶けの良いクリームを作れる。腕への負担も軽く済んで一石二鳥だな。」
紅條「泡立て器でガチャガチャかき混ぜると筋肉痛がしんどい。やはり多少高くても今後の投資として買うのが大事だな。」
粉砂糖
普通の砂糖よりきめ細かい
まるで新雪のようだ
剛「普段使う砂糖よりきめ細かい粉砂糖、それはまるで新雪のように美しい。」
紅條「更に工夫を重ね、このようなアートを描くこともできる。映え文化として知らないのは勿体無いぞ。」
ミルク
新鮮なミルクであればあるほど
おいしいホイップクリームができる
剛「ニムガミ牧場から仕入れた、新鮮なミルクだ。俺も紅條もこれを愛飲しているんだぜ。」
紅條「そこらのやつとは格が違う。料理に使うのも美味い逸品だぞ。」
剛「ウイーン発祥のホイップクリームを乗せたコーヒーがウインナーコーヒーだ。名前で誤解されやすいがウインナーもソーセージも不使用だぞ。」
紅條「通なら常識でも一般的には誤解されやすい。やはり一番はググらせることか。」
剛「俺らが愛用する保湿クリームがこれだ。食べられないから気を付けろよ。」
紅條「疲労あるある、洗顔クリームと歯磨き粉を間違えて大惨事。…流石にシャンプーを食うまで疲れたことは無いが…。」
チョコドーナツ
チョコレートはおいしいだけじゃなく
恋をしている気分にさせるらしい…
剛「美味しい上に恋心を育むチョコレートをたっぷりコーティングした、チョコドーナツだ。子供も大人もファンが多い定番フレーバーだぞ。」
紅條「あまり甘ったるいやつは好みでは無いが…、これくらいの甘さなら歓迎だ。」
剛「テンパリングをすることでツヤのある滑らかなチョコレートができる。この有無でクオリティーに差が出るぞ。」
紅條「コーティングするにはこのテンパリングが必要不可欠だ。個人で食うなら板チョコを直で食うのもやるけどな。」
剛「超高級厳選カカオで最高のチョコレートができる。香りの時点でもう違うからまずはそこから楽しんでくれよ。」
紅條「香り、質感、更に鮮度。この3つが他とは格が違う。味も申し分無いぞ。」
剛「チョコレートにピスタチオやマカダミアナッツを加えることで少し大人な味に近づける。たまにはほろ苦い味も食べたくなるからな。」
紅條「スイーツを苦めにするならドリンクはフラペチーノでもいい。」
剛「ココアバターの量でチョコレートの質は変わる。余ったココアパウダーでココアも飲めて一石二鳥だな。」
紅條「ロッテのチョコレートは植物油脂を混ぜてあるからココアが無い。ロッテは爽や雪見だいふくだけを買えばいいさ。」
剛「甘党の憧れのスイーツといえば、スイパラお馴染みのチョコフォンデュだ。フルーツやマシュマロ、プリッツ等に好きなだけディップして食べような。」
紅條「こうしてすくってアイスにかけてみるのも美味い。ガチ勢ならそのすくったチョコを飲み物代わりにしてそうで怖いが…」
チュロス
カリッと少し歯ごたえのある
無性にテーマパークで食べたくなってしまう
剛「テーマパークあるある、それがチュロスだ。少し歯ごたえのある食感と片手に持って食べられる手軽さが人気ポイントだぞ!」
紅條「ディズニーランドの名物といえばチュロス、正にそんな印象だ。」
グラニュー糖
砂糖のようにべたつかず
手に取って食べやすい
剛「グラニュー糖をまぶせば従来の砂糖のようにべたつかず、そのままでも手に取って食べやすくなるぞ。」
紅條「確かに…、普通の砂糖だとウェットティッシュが必須だったから助かる。」
口金
色々な形の口金
これならまっすぐに作っても可愛いかも
剛「クリームや生地を絞る口金だ。色々な形があるからどんな型をどう使っても可愛く仕上がるぞ。」
紅條「表面に溝を入れ、星型のような断面にするのは揚げる際に生地が膨張して破裂するのを防ぐ効果がある。あの形なのはれっきとした理由があるぞ。」
シナモンシュガー
熱帯地方でひろく栽培されるスパイスの王様を用いたシュガー
ダイエットに効果的との噂も…?
剛「スパイスの王様ことシナモンを使った砂糖、それがシナモンシュガーだ。独特の香りや味を楽しむ他、ダイエットにも効果的らしいな。」
紅條「その香りや味に賛否は分かれやすいが、俺は好きな方だ。シナモンロールもコーヒーに合って美味いからな。」
剛「本場のチュロスはこのようにチョコレートにディップさせて食べるとのことだ。なかなか日本ではできないんだよな。」
紅條「その違いを知っていることが確かな強みだ。サクサクのままがいいならそのままに限るが、俺としては半々で分けるのが一番だと思うぞ。」
チュロスサンデー
ソフトクリームとチュロスの組み合わせに
コーヒーなしではいられない人もいるだろう…
剛「ソフトクリームとチュロスで最強のチュロスサンデーだ。これにコーヒーをプラスすれば二度とそのトリニティコンボから抜け出せないだろう…。」
紅條「た、確かに…。どこか1つでも欠けると物足りないと感じてしまう…。」
剛「第1回目の今回は以上、次回はまた後ほど紹介予定だ。」
紅條「本当に時間の経過は早いものだ。考え事をしただけで20分は持っていかれるからな。」