今回はあさき氏の曲である「この子の七つのお祝いに」を紹介します。
BEMANIシリーズの曲ですが斎藤澪さんの小説とこれをベースにした映画とは無関係です。
マツナガ「これで4回目とは余程好きな作曲者なのか。早速その曲を紹介させてもらうぞ。」
あさき氏の曲「幸せを謳う歌」の続編でありポップンのジャンルもエレジィ(哀歌)2です。
元ネタが不気味な雰囲気を持つわらべ歌「通りゃんせ」であり、あさき氏の曲なので察していた通り不気味で呪われそうな曲調と歌となっています。
マツナガ「この時点で万人には勧めがたい曲となっているがこの曲ならではの魅力は私にも分かる。」
悲劇的かつ狂気的な歌詞や途中で挟まれる赤子の泣き声が恐怖を煽っています。
難易度はいずれの機種も高く上級者向けの譜面となっているので「この子の七つのお呪いに」と呼ぶプレイヤーも存在するほどです。
マツナガ「泣き声も曲のリズムとして使うとは我々には思いつかないセンスだが雰囲気とよく合っているな。その赤子こそがタイトルにもある『この子』かもしれん。」
long verは更に狂気と恐怖が増しており歌詞も
「徘徊る四肢」
「飛び散る手足が頭についたり とうとう いひひ と耳奥舐める」
「背中にしがみついて 首刈るぞ」
「神木から落つ 少女の顔ただれて泡吹き 金切り笑う」
「首転がる」
ショートverにある歌詞でも初見では震え上がるでしょう。
終わりの歌詞はネタバラシになるので言えませんが衝撃のラストとだけ言っておきます。
マツナガ「初見ではなるべく上の動画を選ぶ事を勧めたい。そうすれば曲と歌詞を一度に両方知る事ができるからな。」
今回はここまでです。
次回もまたこのコーナーを楽しみにして下さい。
マツナガ「ああ、次に君が提供する曲を楽しみにしよう。」
…ところで。
もし僕が実は人形ならどう思いますか?
今聞こえる声も偽りのもので身体も眼も心も作りものなら…。
マツナガ「さ、沙織君…、私には君の言っている事が分からない。ここまで私と関わっておいて今更君は何を言っているのだ…?」