昨日裏の婆ちゃんに言われた通りに蕨の灰汁抜きと熱湯を掛け一夜置きました

朝由美子に食べさせたくて灰汁を水洗いし、婆ちゃんの言う様にホンの少し茹でた

柔らかくて美味しいのよと言うからてっきり私はさぞ旨かろうと想像してました

 

結果

茹でるのは必要なかった フニャです

息子がお父さん煮る事無いんだよと言われ一寸愕然としてしまいました

総入れ歯の方の言う事を真に受けて失敗です

ま、食べられるのは間違いは無いですけど

 

由美子に侘びを入れる俺でした

代わりと言っちゃ何ですが、カリカリの天婦羅を作ってお詫びの品の完成でした

 

 

人参玉ねぎ紅生姜長ネギでかき揚と青物揚げと饅頭天婦羅です

それに例のフニャ蕨とご飯に蕪汁に蕪煮物が今夜の由美子の晩御飯です

天つゆは醤油味醂出し汁に生姜をチョイス

息子はお母さんと同じ天婦羅だとパクパク食ってくれた

由美子もおなか一杯に食べてくれましたか

昨年は5月5日に由美子を連れて喜多方市三ノ倉スキー場へ菜の花を観に行っています

それはそれは黄金の絨毯の様でした

 

 

 

ところが今年は何年か振りの大量の降雪のせいで開花してるべき菜の花も淋しい限りでした

それだけ発育が遅れたんでしょう

トドメは秋口の集中豪雨で蒔いたばかりの種が流失したそうでした

 

かすかに、僅かに咲き始めてました

豪雨で流され禿げ頭の様な地面でした

見渡す限り緑ミドリ

 

分骨ケースを各方向に見せてあげてダメだな由美子と話してた私です

しょうがないよ雪多かったもんと聞こえた気がします

帰ろうかと振り返り足元を確認して歩きだしたらそこらじゅうに蕨が頭を丸め群生してました

 

折角来たんだし採りたくて係員に聞き採取OKとの事で車中にあった袋一杯に採り放題でした

家に戻り裏の婆ちゃんに茹で方を聞いたら灰汁を頂きこれ振って熱湯掛けて8時間は置くんだよと教えられました

穂先は所謂癌細胞摂取となるので食べるものではない 

昔オヤジに教わりました

茎も下部の硬い場所は折って食べるそうです

 

少し早いですが暢気にやっている暇がないので今日球根を抜きました

体育座りでやってると足が痺れてやっと立つ感じで後半は立ったままでやってた

 

有るわ有るわ

これ程植えたのかと今になって気付きました

赤系、白系、黄色、ピンク、紫、三色混合、フリル球根 7種に分けた

風通しの良い日陰に保管します

 

 

それが終わり他の場所を見に行ったら何やら大きくなりつつあるものが

 

 

丁度息子が帰って来て あ、コスモスじゃん いいんじゃない?と

俺は植えてないんだぞ?と言うと じゃ、お母さんだ!と言ってた

そっか 由美子植えてくれたのか 好きだったもんなコスモスが

一緒にやってくれているんだね アリガト由美子

 

今日は息子の車の納車日でした

 

前の車よりも乗り易さ、作り、外装がしっかりしてます

 

確か3月末の晴れた日に植えた筈の球根

小さな網に5球だけ入っていたと記憶しています

スパニッシュ・ブルーベル(釣鐘水仙)

 

青系が大好きな私で妻由美子も青い花って神秘的でいいよねぇとよく話してました

大雪が漸く溶けて地面が顔を出し始め気温も上がり気味になったのを見計らって植えた

 

種屋でホタルブクロが欲しいんだがと尋ねたら入ったばかりらしき女店員が球根を差し出して来ました

これ、ホタルブクロかと聞いたら多分と言う 多分で店員が務まるのか 大したもんです

網のラベルを見て綺麗だなと試しに一袋だけ買った私でした

 

家に用事があるので一度戻って車を止めたら目に入りました

 

 

可憐な花です すぐに由美子を連れ出して見せてあげました

喜んでいるみたいです 良かったね

 

確か由美子が言ってたホタルブクロってね、その年は咲かないんだよ翌年咲くのと話してた

いづれにしてもこの花の周辺はスズランが大密集していて他の花々に陽が当たるか心配です

リアトリスやハナノトラノオ類もどんどん育っており青系地植え花壇になりそうです

 

大好きな由美子も喜んでくれている事でしょう

 

 

 

 

何年も育てていた君子蘭

先日ご紹介しましたが現在が最大ピークの開花状況です

 

 

大鉢の中に4株ありますので花後涼しくなった頃にそれぞれ単体で移し替え育てようと思います

花後は必ず花茎根元から葉の伸びた方向から垂直に切り落とします

遅効性肥料や液肥が必要で、水遣りは土が乾いたのを確認してから与えます

やり過ぎは腐るので注意してねと前々から妻に教えられてました

 

教えられた事を忠実に守ってやってると時々頭を撫でられて慎ちゃんお利口さんだねと言われてましたっけ

何だよ急にと言うと敷地内ではありますが結構キスなどしてましたね 恥ずかしいわ

そう言や妻の実家の母も時々、それも突然俺の頭を撫でるんですよ

びっくりしてどうしたの母さんと言うと(訛って)スンちゃんいつも畑やってくれてアリガトなって言ってた

「し」が「ス」になる母さん 今は天国で由美子とお話しているかな 

 

半分残しておいたこごみです

一度にそんなに食べる事など無理なので残してました

 

水で土や砂を落とし乾いたタオルで拭きあげ天婦羅開始です

とくに食べたいって訳じゃないですが息子と由美子に食べさせたくて

 

序だから野菜室の人参や玉ねぎ長ネギそれとピーマン、サツマイモを揚げました

薄力粉は薄めが肝心で濃いと団子天婦羅製造完了になってしまう

人に依っては氷を使ったりいろいろ

 

パリッと揚げないと その一心でやりました

 

 

序の序だから溶き粉を作り直しパン粉を塗しトンカツも 揚げ油が熱い内に揚げました

小さく見えますけどトレーが大きいだけです

 

由美子に食べさせてあげようと思ってます

ホラ 由美子 口をアーンしなさいよ

 

 

 

息子に朝食を摂らせ一息ついてます

今日は天気も良いしどこかに・・でも見る物が今はありません

 

庭を見て歩こうかと妻を連れ出して暫し植物の成長過程を見て回りました

 

アサガオを撒いた場所へ飾り寄せ植えで真っ青な花と何故か自然に出た?薔薇

風で飛んで来た訳ではないはずですが植えた記憶も無いのです

 

 

ムラサキイリスとリアトリス等の球根花壇です

順調です

エポロビウムテトラゴヌムとか舌を噛みそうな名の球根も育って来ている

 

アイリス系の合間合間にマルバカワヂシャとかのほぼ雑草も 引っこ抜く

 

こちらも寄せ植え花壇でリアトリスやエゾミソハギ、キンギョソウがスクスクと育ってます

 

由美子が好きな大輪向日葵 1m50cmくらいになりそうです

種は採取しときましょう

 

ポンポンアスター

支柱を立てないと倒れます

 

こちらは自家製畑 

植えたのは蕪、インゲン、チンゲン、オクラ、ジャガイモ、ニンジン、ホウレンソウ、エダマメ

他の場所にナス、ピーマン、ソラマメ、トマト、キュウリです

 

花を買いに行った際に目に付いたので衝動買いした綺麗な黄色の花

この手の花が由美子は好きです

性格そのままなんでしょう

 

グルっと見回し分骨を摩り声を掛けながら歩きました

喜んでいる感触が手に伝わって来てました

何年経とうが歳を取ろうがいつまでも私と妻はひとつです

 

 

 

 

我が家にとって今日は妻由美子の月命日

考え込むと幾らでも妻を想い入れてしまいます

 

 

お墓で花の水を交換し、同級生の営む花屋に出向き花を購入後に由美子が好きだった物ばかり多数買い込んで来ました

エクレア、どら焼き、シュー、羊羹に飲み物やプリン、ヨーグルト類

そして今夜は由美子も大好きだったネタの新鮮な握り寿司を夕刻届けてくれる様に手配しました

本来ならば殺生物は避けるべきではありますが故人供養で好きな物を捧げてあげるのも許される事かと

 

買い物をし終え家に着くと向かいの婆ちゃんがオカエリ、こごみ食べる?と話し掛けて来て戴きました

 

 

今が旬のこごみ 今日はお浸しで食べさせてあげます

明日はそうですね天婦羅かな 久々の天婦羅揚げです

 

明日は花の移植をしないといけない 

野菜は昨日間引き植え替えをしましたが花も百日草などが順番を待って犇めき合っています

一緒にやろうね由美子 手伝ってくれ

 

 

 

君子蘭

本来ならば株分けをして5つに分けてあげないといけない状態の君子蘭です

以前にも由美子がそろそろ株分けしなきゃいけないねと言ってました

安物のプランターでは価値も無いので瀬戸物の鉢をそのうち買おうと考えてます

赤玉土と軽石、腐葉土に元肥でいいのです 土も少しは要るのかな

 

今朝葉水を与えてあげました

初めは何やってるのか判らず妻になにやってんの?と聞いてたりした

大切な事の様です

 

 

 

 

由美子 大切に育ててるからね 安心していいよ

夫婦二人で長年素人乍らに実家の畑で作物を作り続けて15年

その間知らない事はすべて隣の畑を管理してる近所の婆さんや息子夫婦に聞いたりしてました

おばちゃんと呼んでましたが常々言われてたのは、あれほどドバっと肥料を撒いてその後は一週間毎に来て何にもしないでも立派に出来るんだもの大したもんだよねって言われてました

 

専門じゃないんだし一週間毎にしか出来る筈もありません

それこそ放ったらかしです

水は雨乞いで芽が出れば妻と喜んでたり合間合間に雑草駆除に精を出してました

その程度です

 

愛する妻が好きだった畑作業 母の影響なんでしょうね

抗がん剤治療の合間にも体調が良ければ畑へ連れて行きコンテナ箱に座らせて私の作業を眺めさせてました

畑に来て良かったかと聞くと由美子は連れて来てくれてアリガト慎ちゃん

元気出たぁって言ってくれてました

目に入れても痛くもない妻、元気出たなら良かったとその都度考えてました

 

今はもう畑も出来ない私達

やってあげれる事と言えば、そうだ畑を作ろうじゃないか こうなったのです

それで家で妻と二人三脚で畑作業すれば少しは由美子への供養になるんじゃないかなぁと

 

黒土と通常の培養土を混ぜ合わせ堆肥と腐葉土に苦土石灰と配合肥料を混ぜ合わせ土壌完成でした

 

芽が出るのか不安でしたけどまぁ無事に新芽は出てくれたのです

 

案外黒土もいいのかも

 

これ,何でしょうね キャベツ?

 

こちらはきっとツルなしインゲン?

 

こっちは蕪です

デカくなる蕪で間引き植え替えが必要です

 

これも不明 Picture Thisで検索すると必ず「大根」植えてませんよ

 

ほうれん草 黒土が合ってるみたいです

 

一本だけの長茄子 親子で好きでは無いのでこれで充分

 

ピーマンとソラマメ でっかくなりなさいよ

 

大玉トマトとキュウリです

真ん中下のはグングン増えるカリブラコアガーデンローズです

その脇に余った百日草が新芽を出してます

 

きっと由美子がこんな笑顔で自家製畑の前で手を広げて紹介しているでしょう

みんな出来たら食べさせてあげるからね由美子 待ってなさいね