休暇を取っていたので妻とのんびりお寺参拝といつもにお墓詣りしました
まずは正法寺 我が家は代々曹洞宗が菩提寺になってます
釈迦如来像が見たかったのですが坊さんが居ないので無理でした
金曜と言う事で住職は人工透析で留守なのです
階段を登り妻の遺骨と写真を携えガラス越しで釈迦如来様に深く手を合わせ妻由美子が極楽浄土で楽しく暮らしてくれているかを有らん限りの気持ちで切望しました
坊様へも立派な戒名を頂け感謝してますとお伝えした

8歳で京都の寺に放り出され修行し、やがて裸一貫で金も渡されずに会津のここへ来たんだそうです
私はね、自分で言うのも何だけど人様に負けないくらい苦労はさせて頂いたんだよ
感謝してますよと常々お坊さんは言っています
今では数十億の金を動かすトレーダー擬きの株投資家でもあります
これってクソ坊主ですか 知らんけど
お墓で由美子に優しく声を掛けさぁ冬木沢に親父とお袋と4人で行こうと声掛けした
笑顔で背中に覆い被さる由美子でした
会津高野山 会津総菩提所 諸陵山成就院発八葉寺です
無人のお寺で鐘はあるが撞木すらありません
私は拳で響かせてやりました 痛かったけど

これは何を意味する地蔵様でしょう
離れてもう一体ありましたが多分あれが餓鬼道の地蔵様でしょうか
六道ですからきっとそうなんでしょう

阿弥陀如来様本堂脇にこの様な立て看板が
昔は会津では亡骸を満足に弔わなかったと古事で見た記憶がある
空也上人が南無阿弥陀仏を唱え野辺放置の御遺体を冬木沢へ埋葬したそうな

今では超貴重な茅葺
苔が生え一層重厚な気分がします

阿弥陀如来様と十王様(閻魔大王)へどうか、どうか由美子を極楽浄土で楽しく明るく過ごさせて下さいと声を出し念を送った私でした
お盆にはまた冬木沢参りで妻由美子の御霊を迎えに息子と行きます
余談ですが息子が「お父さん、お母さんとパチでもやって遊んで来たら」と言ってました
帰り際通り道にパチ屋があるので入って二人でウロウロしてからエヴァと言う台へ尻を下しました
・・・・・・・・・・・500円
派手な音がガンガン鳴って結局9時36分辺りから13時28分まで続き、その都度バッグ内の由美子を撫でながら良かったな由美子と話してました
息子に小遣いあげようと思います
