立ち疲れしてしまう足の特徴 ~猿でも分かる解剖学~ | 高橋龍三オフィシャルブログ Powered by Ameba

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こんばんは。アナトミーの鬼の田中です。

駅の改札口で人を待つ。よくある光景ですが、色々な方がいますよね。
立ち疲れして座れる場所が空くのを待っている人、足にかける体重を右、左へと頻繁に変えて落ち着きのない人。
このようなの方には、足の踵(かかと)に特徴があります。それは、踵(かかと)の骨の向きや傾きです。

踵(かかと)の骨に向きや傾きなんてあるのか、不思議に思う方もいるかもしれませんが、その向きや傾きによって、筋肉などの作用が異なるのです。

これらを、分かりやすく説明していきます。


<かかとの解剖学>

〔かかとの動き〕
踵(かかと)は周りの骨と関節を作っており、踵(かかと)には、若干の動きがあります。
その動きはいくつかありますが、その内の2つをお伝えします。

・踵(かかと)の前側の挙上と下制という動き。
・踵の内側の挙上(回外)と外側の挙上(回内)

〔かかとの前側の挙上と下制〕
この踵(かかと)の前方側が挙上する場合、足のアーチは高くなり、踵の前側が下制すると、アーチは低くなります。
もしくは、踵の後ろ側が上がり過ぎて踵の前側が下がり、アーチが低くなるというケースがあります。
このケースが立ち疲れの要因の1つです。

踵(かかと)の後ろ側を上げる筋肉は、ふくらはぎにある腓腹筋とヒラメ筋です。
足関節でみると、つま先立ちをするような動きになりますが、
踵(かかと)の骨だけでみると、踵(かかと)の後ろ側が持ち上がり前側が下がります。
前側が下がるのでアーチが低くなり、立ち疲れしやすい足になります。

〔踵の内側の挙上と外側の挙上〕
踵の内側の挙上(回外)は、アーチを高くし、外側の挙上(回内)はアーチを低くします。
この動きに関わる筋肉は色々ありますが、さきほどの腓腹筋とヒラメ筋も関与しております。

この腓腹筋は内側と外側に別れており、その機能も異なります。
・ヒラメ筋と腓腹筋の内側は、踵(かかと)の内側を挙上(回外)
・腓腹筋の外側は、踵(かかと)の外側を挙上(回内)

このように関与しますので、腓腹筋の外側が短縮すると、アーチが低くなります。

ここでいったんまとめますと、

・腓腹筋とヒラメ筋が短縮すると、踵の後側が挙上し、アーチは低くなる。
・腓腹筋の外側が短縮すると、踵(かかと)の外側の挙上(回内)し、アーチが低くなる。

ということになり、腓腹筋の外側が短縮すると、これらの筋肉の中では一番アーチを低下させる踵(かかと)の傾きになってしまいます。


<かかとの向きのリセットポイント>

ふくらはぎ全体をストレッチすることも大事ですが、個別に対応すると効果的です。
そのポイントは、2か所です。

・膝裏の外側の腓腹筋
・踵(かかと)付近のアキレス腱の外側

このポイントを10秒押すだけでこの筋肉はゆるみ、踵(かかと)の傾きは十分変わります。
ですので、立ち疲れた時に押してみて下さい。また一日の終わりに足をリセットするために、押してみて下さい。
足のむくみも改善しますよ。

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