肩甲骨を寄せたヨガポーズ | 高橋龍三オフィシャルブログ Powered by Ameba

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こんにちは、
体軸コンディショニングのマネジャー山川です。 
 

あなたはヨガをしていて、こんな経験をしたことはありませんか? 


・もも前がすぐに疲れる。
・肩の表面に筋肉がついてきた。
・痩せた?…いや、腹筋が割れてきた。。
・肋骨の前側が開いてきた。
など、、、 


これらはすべて間違った身体の使い方が原因です。ヨガをしながら引き締めつつ、すらっとした身体になるには、身体の使い方を見直す必要があります。
 

 

[肩甲骨を寄せたアーサナ]

ヨガでは、ハンドスタンドと言われる腕で身体を支えるアーサナが多いです。その中でも基本的なアーサナとしてダウンドッグというのがあります。


ダウンドッグが分からない。。という方のために、簡単にどんな形か説明すると、腕立て伏せの四つ這いからお尻を持ち上げて、手と足で支える三角形のポーズです。


この時、脊柱はニュートラルもしくは軸伸展させます。しかし、多くの方は伸ばす方向に考えが向いてしまい、肩甲骨を寄せて胸を開き、胸椎を伸展させようとします。


しかし、肩甲骨を寄せることで菱形筋が収縮し、頚・胸部の脊椎を固めます。菱形筋の筋走行も考えると、収縮した際に僧帽筋が協働して収縮し始めます。その僧帽筋は三角筋と筋連結するので、肩関節の状態にも影響を及ぼします。
また、構造的にみても、肋骨の前面が広がり、後面が縮こまった状態、いわゆる反り腰の姿勢と同じ形になっていきます。

 

このように、誤った解剖学の知識によって余計な緊張をさせ、肩首周りのアウターマッスルが発達し、肩の怪我にも繋がることもあります。
さらに、姿勢も悪くなるので、腰や股関節といったところまで不調をもたらしかねません。

 

他にも、
・「固めて動かす方法」と「固めずに動かす方法」の違いが分かっていない。
・部分的な筋肉の使い方は分かっているが、それが全身とどう関係するか繋がっていない。
・膝を伸ばす筋肉=大腿四頭筋のように、単純な解剖学の丸暗記をしている。 

 

こんな状態では、人の身体を変えることはできません。
自分自身の身体を変えることができない人は、人の身体を変えることなんてできません。 

 

私たちは、このような間違った解剖学にアンチテーゼするための活動をしています。
机上で学ぶ解剖学とアーサナ解剖学は違います。

 

・つま先立ち、かかと立ち、どちらが正しいか?
・足指で地面を掴む、掴まない。
・大腿四頭筋で膝を伸ばして立つ、ハムストリングスを使って立つ。
・腰から捻る、股関節から捻る。

 

など、細かい筋肉の解剖学だけではなく、機能的な運動のために必要な解剖学をお伝えします。
機能的な解剖運動学をヨガに応用した運動療法を効率よくおこなう方法を習得できます。
↓↓↓
http://www.metaaxis.co.jp/therapist/taikan_anatomy.php

 


PS.
ダウンドッグの時に、胸椎を伸展させる方法もあります。それには条件があります。
なぜ、その方法がアドバンスなのか?
その条件は何か?ということも講義の中でお伝えしていきます。