ある2人のサッカー選手がいました。
彼らはよく似ていました。
どちらも似たような体格をしていて、
全日本代表選手を競い合う実力がありました。
2人とも研究熱心で、優れた選手を見ては
動きを分析して真似てみたり、
トレーナーの指示もすぐにこなしてしまう、
天才肌の才能を持っていました。
そして2年後、
ある競技場で偶然にも再開をしました。
2人は今でもよく似ていました。
2人とも現役でサッカーを続けていました。
今でも天才肌は健在で、
格下の選手は歯が立たない実力がありました。
しかし、異なる点もありました。
1人は、同じレベルのディフェンスが来ると
シュートポジションに移れず、
シュートの本数・決定率が伸び悩んでいました。
もう1人は、どんなに攻められようが、
時には強く当たられても強いシュートが打て、
決定率を伸ばしていました。
何がこの2人の違いを生じさせたのでしょうか?
練習時間はほとんど同じ。
体格もほとんど同じ。
センスの同じく健在。
これは運動能力の差、ではありません。
一方が情報収集し続けて、
もう一方が情報収集しなくなった
からでもありません。
では、この2人の違いとは、、、
『シュートを打つときの軸の違い』
軸と聞くと、身体の中心に一本通っているのをイメージされると思います。この1軸(1本の軸をいいます)でシュートを打つと、体幹を捻りながら見るからにダイナミックなフォームになります。
しかし、これには欠点があります。
それは、シュートモーションが大きくなることと、
軸が崩されるとシュートが打てなくなることです。
モーションが大きければ、相手に次の行動が読まれてしまい、ブロックされる確率が上がってしまいます。
そして、密集したゴール前や当たりの強いディフェンスが来ると、シュート時の軸が保てず、打てない。もしくは無理やりシュートを打って外す。こんなシーンはサッカーの試合で多々見受けられます。
どんなに攻められようが、
時には強く当たられても強いシュートが打て、
決定率を伸ばすためには、2軸(2本の軸)を使うことです。現在のサッカー事情では、この2軸が主流になっているようです。
この2軸があると、シュートモーションが小さくできるので、ドリブルをしたままシュートを打つことができます。つまり、いつシュートが打たれるか相手に読まれる心配がありません。
さらに、相手に強く当たられていても軸を使い分けられるので、軸がブレずにシュートを打つことができます。
このように、軸の違いでパフォーマンスが大きく変わります。ただ勘違いしないでほしいのですが、2軸だけで良いのか言うとそうではありません。
どちらも必要なのです。
体軸理論では、基準となる中心軸を作ることで左右の2軸を必要なタイミングで使い分ける方法を習得できます。
今回、ビーチサッカーで元日本代表選手でもあった若林さんをお呼びして、この2軸の使い方もお伝えしていきます。
↓↓↓
http://metaaxis.co.jp/apply/160821-osa-soccer/
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