こんにちは、
体軸コンディショニングのマネージャー山川です。
本日から体幹リハビリテーションレベル2の後半を行うために大阪に来ています。
大阪も変わらず寒いですね。
東京より少しは暖かいことを期待していた自分を反省しています。。
寒いので買出しに出かけた時に小走りをしたのですが、走り方が違うだけで進み方や身体の疲労感が全然違うのを楽しみながら移動していました。
あなたは走るとき、どこに意識をおきますか?
・腕振りで使う肩甲骨
・脚の動きの中心の股関節
この答えを出した方は立派な体軸信者です。笑
しかし、さらに重要なポイントがあります。
それは、みぞおち(Th12)です。
理由1:大腰筋の付着部
歩きや走りといった移動動作で共通していることは、体幹もしくは重心の移動です。
例えば、真っ直ぐ立った状態から前に倒れてみてください。
そうすると、重心が前に移動し、自然と脚が前に出たと思います。この連続動作が歩きや走りとなります。
走るとき、脚の力で蹴り出すイメージが多いのですが、蹴り出しているのではなく、体幹が移動した際に地面を捉えているだけなのです。
むしろ着目して欲しいのが、自然と前に出た脚の方です。この脚が機能していなければ、ただ前に倒れてしまいます。
この脚は、股関節を支点にした大腰筋が働いています。大腰筋はみぞおちから脚の付け根(小転子)についています。
つまり、みぞおち(Th12)の可動性がなければ、大腰筋本来の機能は低下します。
そして、拮抗筋として働くハムストリングスの機能も必然的に低下します。
その結果、股関節を支点とした動きのバランスは崩れ、怪我もしやすくなります。
理由2:股関節と肩甲骨をつなげる
股関節と肩甲骨は、体幹と四肢(腕、脚)をつなげる重要な場所です。
筋連結でつながりを見ていくと、肩甲骨の内側から前鋸筋、腹斜筋、腹横筋、横隔膜、大腰筋といったように、複数の筋肉が関係しています。
この時に、腹横筋・横隔膜・大腰筋は直接胸椎12番(Th12)に付着し、影響を受けます。
みぞおち(Th12)が固まっていると、肩甲骨と股関節の連動は途切れてしまい、全身の筋連鎖を使って動くことができなくなります。
以上の理由から、みぞおち(Th12)が重要なポイントになります。
ですので、体幹と四肢を機能的に使えるようにしたい方は、みぞおち(Th12)も柔軟に動かせるようにしておきましょう。
[みぞおち(Th12)を柔軟に動かすワーク]
まず、へそから指4本分上を触ります。その真後ろの背中側も触ります。
*触った場所がみぞおちです。
① みぞおち(Th12)を支点に前後に動かします。
② 動かしやすかった方に3回大きく動かします。
③ 左右、捻る動きも同様に動かしやすい方に行います。
みぞおち(Th12)が動くようになると、脇や股関節のワークもやりやすくなります。
ですので、運動する際は、みぞおちの意識を覚えといてください。
スポーツとしての走る動作には、今回のみぞおち(Th12)に加えてさらに意識するポイントがあります。それらを同時に行えるようにあると、高いパフォーマンスを出せるようになります。
↓↓↓
■ご質問はこちら
メルマガに関するご質問や体軸に関するご質問はコミュニティにてお待ちしております。
初歩的な内容でも大丈夫ですので、お気軽にご質問ください。
例:体幹と体軸の違いって何ですか?
↓↓↓
**********************
【スクール情報】
▼体感アナトミー 全2日
▼体軸セラピスト養成コース
[体幹リハビリテーションレベル1] 全2日
[体幹リハビリテーションレベル2] 全4日
[体幹リハビリテーション レベル3] 全4日
5月20,21日 6月24,25日(土日) 東京
[体幹リハビリテーション レベル4] 全4日
▼体軸スポーツリハビリテーション
[WS]
[体軸ピラティス]
▼女性のライフサイクルヨガ養成講座RYT200®
[WS]
[Stage1] 全4日
[Stage2] 全4日
[Stage3] 全4日
4月22,23,29,30日 東京
*いづれも初日以外は振替受講可能です。
[アジャスト講座]
[アドバンス講座]
[体軸ストレッチ講座]
=======================
カラダの通信講座【体軸コンディショニングスクール】
発行責任者:山川 公平(スタジオマネージャー)
〒104-0061 東京都中央区銀座6-4-8曽根ビル8階
TEL: 03-6264-6875
連絡先:http://metaaxis.co.jp/info.php
=======================
配信停止はこちらから
http://1lejend.com/d.php?t=###tourokuid###&m=###mail###
(一度のクリックで配信停止になりますのでお気をつけください)