五郎丸選手の膝の使い方、キックの正確さの秘密 | 高橋龍三オフィシャルブログ Powered by Ameba

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今週はラグビー日本代表 五郎丸選手の身体意識と設定を鑑定します。


ラグビー日本代表はワールドカップでは大健闘でしたね。
惜しくも決勝リーグには行けませんでしたが、私たちに素晴らしいプレーをみせてくれました。


中でも注目が集まったのは、五郎丸 歩 選手でした。
キックの前に忍者のように印を組むイケメン、という印象だと思います。
ポジションはFB(フルバック) 。

フルバックはチームにとって「背骨」のような役割をするポジションだそうです。

それでは、五郎丸選手の身体意識と設定を解説してゆきます。

意識の強い順にお話ししますね。


まずは、開側芯。股関節の意識です。
これはスポーツ選手にとって最重要な意識です。


股関節がうまく使えると、インナーマッスルが自然と使え、アウターマッスルがゆるみます。
高齢者のリハでも股関節の使い方は重要です。


次に膝の意識。これは高岡英夫先生の著書『鍛錬シリーズ』に少しだけ出ています。

10年位前に某全国レベルの大学ラガーマンと話したことがあるのですが、
当時のラグビーでは重心を腰にしなさい、という指導言語があったそうです。
腰から前に出なさい、とかも同じです。


確かにスクラムの時は腰に重心があった方がよいのですが、
走っている時に重心が腰にあるとタックルを喰らった時にモロに直撃を受けてしまいます。
そうなると、体重が重くて速い方が有利ということになります。


しかし、膝に重心があると、タックルを受けた時にグニャっとかわすことができます。
これも指導言語としてあるのですが、『タックルは膝で切れ』というのがあります。
タックルを受ける瞬間、文字通り膝と膝で空間をを切るように動くと、
直撃をうけずにグニャ、もしくはスパっとかわすことができます。


ラグビーはボールを持って走っている相手にタックルします。
つまり、オフェンスもディフェンスも動いているわけです。
お互い足を止めて「いっせいのせ」で当たるわけではありません。
いっせいのせで当たる場合は重心は腰にあった方が強いです。


ラグビーは相撲ではありませんので、重心は膝にあった方がいいわけです。
おそらく、ここ10年でラグビーの指導法が変わったのでしょうね。進化したのでしょう。


その次に強いのが肩肋面クロスとL5番レーザーです。

『肩肋面クロス』は僕が発見した身体意識及び設定なのですが、この肩肋面クロスとL5レーザーのおかげで、あのキックの正確さが出ているのだと思います。


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