UI・字幕は日本語化が可能。ただし吹き替えは英語のみとなっている。
PS3(日本語)版では血は白く白濁した何かだったのだが、PC版はちゃんと赤色。なのでXbox360(海外版)と中身は同じ模様。
本作の醍醐味である『自由斬撃』もPC版ではさらに細かく切断できるようになっている。オプションの「ZANGEKI」をHIGHにすれば、CS版のなんと2倍近くも切り刻めるようになる。
CS版で配信されたDLCや、各種特典もすべて入っているのはうれしい。これは初回特典の「フォックスブレード」。
こちらも初回特典の「グレイ・フォックス」コスチューム。Xbox360版ではもらえなかったので何気にうれしかったり。これカッコイイ。
これらアイテム以外にも、サムやLQ-84i(わんこ)専用のストーリーDLCも入っている。
さすがにPC版だけあって1920×1080サイズでとっても綺麗。うちの環境だと全てHIGHでも常時60fps張り付きで快適。当たり前だが、720pでアンチエイリアスなしのXbox360版とは随分印象が変わる。長めだったロードもかなり短くなっており、リトライが非常に快適なのもありがたい。
Xbox360版は途中で止めてしまったのだが、PC版はサクサク進められてむしろ止め時が見つからない。ミストラル戦は演出もBGMもやっぱり最強にカッコイイ。
渾身の掌底が炸裂!
戦闘の派手さ、かっこよさ、爽快感はかなりの高水準で完成されており、慣れると操作が俄然楽しくなる。さすがはプラチナゲームス。ただ、カメラ関係が酷いのが実にもったいない。
あまり好きじゃないQTEもあるのだが、ここぞというタイミングで爽快感を高める演出を担っているため本作では気にならない。むしろ合って良かったという善いQTEだ。
斬撃レッスン専用ボス(違)もいるので、思った通りに斬撃できるよう精進するべし。
小島監督作品らしい小ネタもしっかり散りばめられている。
気がついたらラストチャプターまでプレイしてしまったが、それでも分かるように、PC版はかなり快適・綺麗でCS版より相当楽しめている。例によって悪名高いおま国状態のため、登録にややハードルはあるものの、特典やDLCが全て入ってこの値段はかなりお得だと思う。本編自体はややボリューム不足感もあるが、データ引き継ぎで高難易度がプレイできることを考えれば十分ではないだろうか。