入院したときの採血の検査結果が返ってきました。
先生と相談して、三つの外注検査をお願いしました。
1,膵炎 膵特異リパーゼ値 80 220以下で、膵炎ではない。
2レプトスピラ 抗体は+がでたけれど、ワクチンを打ってる子も+ということがある。
自分の臨床経験から、まずは、その症状ではない。
3インスリン測定 これはインスリノーマであるかどうかの検査ですが、測定値が正常なら、30以下のところ、171と出ました。
たぶん、インスリノーマの疑いが濃いということでした。
インスリノーマは、人間の場合は、良性腫瘍が多いのですが、犬猫の場合、ほとんど
悪性で、症状が出たときには、もう手遅れで、余命は半年という怖い病気です。
昨年の1月、2月と月に一度の下痢、そのときは、フラジール、デアバスターですぐにおさまりました。
5月、6月も月イチの下痢があり、7月8月は、正常。9月から、薬を切ればすぐに、軟便になる傾向がありました。
さかのぼって考えれば、膵臓は、消化酵素を出すところだから、何かしら、その前兆があったのかもしれないとのこと。
実際、2ヵ月ごとに、血液検査、エコーも何度か撮りましたが、皆正常でした。
インスラノーマは、小さくて、エコーやCTに映りにくいらしいです。
入院当日のエコーでは、十二指腸は、本来ならば、スーッとしているのですが、ギザギザなアコーデオン状態、その近くに1センチくらいの嚢胞が3つみえたそうです。
1月24日に受けた血液検査では、異常なしで、crpは0でした。
短い間にどうして、このようなことになったのか、信じられません。
低血糖による痙攣発作で、命を落としましたが、もし、このときに助かったとしても、
辛い闘病生活が待っています。
葵は、心配をかけないように自分で、逝くことを決めたのかもしれません。