柴崎家の場合、
そもそもセブンを保育園にいつからいれるかで、
夫婦の意見は分かれていました。

まだセブンが生まれる前のことです。


僕は0歳から息子を保育園にいれたいと考えていました。
お互いの仕事を考えても
1日でも早く日中の仕事時間を確保した方がいいし、
子供にとっても家以外からの刺激を受けることは
成長のために良いと思っているからです。


一方で妻は早くとも1歳からと考えていました。
言うまでもなく、
子供と一緒にいる時間を一分でもながく取るためです。


二人の話し合いは結局平行線で

結論はでませんでしたが、

とりあえずいちど区役所に行って話を聞いてこよう

ということになりました。

 



どれくらい保育園入園が難しいのか
というのは区役所に行ってみなければ分かりません。


「何歳から保育園にいれるか問題」では、

その年齢別競争倍率も大きなポイントです。

 


ということで二人で保育課に向かったのが臨月のときでした。

前に書いたとおり、そこで職員に教えてもらった事実は、
僕らの甘ちゃんな子育て計画を
気持ちいいくらい粉砕するハードな現実でした。




このままでは保育園入園は、ほぼ無理。




その②で書いたように、
東京都にはものすごい数の待機児童があふれていて、
認定保育園の入園倍率はとんでもなく高くなっています。


僕らの家から近い保育園は、
地域の中でもとくに競争率の高い激戦区で、
0歳時でも10倍〜15倍の倍率、
なかには15倍以上の超難関保育園もありました。


1歳児、2歳からの入園にもなれば、
その倍率はさらに高くなる傾向にあります。


たしかに募集枠はあるのですが、
僕の妻と同じように
「1歳から入園させたい」「2歳から入園させたい」
と考えている親の子供たちがどっと押し寄せるので
さらに厳しい戦いとなるわけです。


4歳以降になると、
もはや募集すら行われない園もでてきます。
下の年齢から持ち上がってくる園児ですでに定員が一杯で、
転園、退園する児童がいないかぎり
あらたに募集が行われないのです。



たとえ競争倍率15倍だったとしても。


0歳からの入園応募が
もっとも保育園に入れる可能性が高い。


その現実を目の当たりにしたときに、
妻も「0歳児クラスからの入園にトライしよう」と決めました。



もしこの0歳児クラスの入園を逃したら、
年を追うごとに入園が困難になっていくからです。




じゃあ一方で、
保育園はどうやって園児を選んでいるのか?


保育園は入園してくる園児を選びません。
どの子がどこの保育園に行くかは、
区役所が決めることになっています。


そこで目安になってくるのが
親の持っている「保育点数」です。


目安というより、絶対値と言っていい。



保育点数の加点方法は、
区や市によって異なります。


でも、
点数の高い家庭から優先的に保育園に入園できることには
変わりありません。


そのため、入園を希望する親は、
すこしでも高い保育点数を獲得できないか、
考え、悩み、そして行動に移すわけです。


これが世にいう「保活」となります(ドドン、と太鼓の音)。



保活の第一歩は、

まずいまの自分たちの家庭環境が
どれくらいの保育点数を持っているかを知ることです。

 

 

え、ウチってそんな点数低いの? とね。


つづく。

 

 

【熱闘、保育園!シリーズ】

その① 保育園への道。

 

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